※2007-10-17の記事;奥の寄り道(その6)平泉→鳴子温泉
「蚤虱馬の尿する枕もと」高校生の時、国語の教科書で習った芭蕉の句だ。
馬の小便・尿を「しと」と習った。だが、尿をバリと読ませる説もあるという。今朝の日曜版ではバリ説を採用している。以前から二説あることは知られていたそうだ。
今日の日曜版では、尿に「バリ」と仮名を振ってある。1996年に所在が確認された芭蕉の自筆本に「バリ」と傍訓があったことで、バリとしたと書いてある。バリは地元の方言とも出ている。
だが、「バリ」より「しと」のほうが、句としては品格がある。私個人の感想である。どだい、尿前の関を「しとまえの関」ではなく、「バリまえの
関」にしたら、滅茶苦茶になってしまう。
これ以上話を進めたくないので、あとは、上記・2007-10-17の記事の中身に譲る。
次に、堺田駅近くで仲間と撮った写真に注目。この小さな水路が、日本海と太平洋の分水嶺になっているとは驚きだ。
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