元高校教師のブログ[since2007/06/27]

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(源氏ゆかりの)将軍沢の里から笛吹峠を経て嵐山渓谷へ

2011-02-08 05:33:02 | ハイキング

源氏ゆかりの里から嵐山渓谷へ

日時:2011-2-6
天気:曇り
同行者:女性4名
歩行:約5時間、18キロ

コースとタイム *トイレ
 武蔵嵐山駅(8:45)→(9:00)*菅谷館跡(9:20)→(9:35)学校橋→大蔵館→源義賢墓(10:10)→*本行院(10:30)→縁切橋→(10:45)明光寺→(11:00)*笛吹峠(11:20)→(11:35)赤貫通り→(12:10)鎌形八幡宮→班渓寺(12:45)→13:30嵐山渓谷・*休憩所(13:45)→(14:00)大平山山頂(14:05)→(14:25)配水池下・道路→(14:40)ガスト[遅い昼食](15:10)→(15:15)川越菓匠・くらづくり本舗(15:30)→(15:45)武蔵嵐山駅

※以下の地図作成法に関しては、前回の記事(2/2日)に書いてあります。

no.1(全体図)


no.2(鎌形八幡神社付近拡大図)


no.3(嵐山渓谷付近拡大図)

菅谷館跡・比企丘陵自然公園---

 此処は広い自然公園になっていて、城跡のような堀が随所に廻らされており、歩き回るだけでも
かなりの時間を要する。源頼朝挙兵以来、幾多の戦いで中心的役目を果たしたのが、畠山重忠だ。
 

  
畠山重忠像                   学校橋から見た菅谷館跡方面。川は都幾川。

旧鎌倉街道(学校橋から笛吹峠まで)----

 学校橋から笛吹峠への道は、旧鎌倉街道だ。坂上田村麻呂、畠山重忠、木曽義仲、新田義貞、足利尊氏などの軍勢が駆け抜けていった道だ。

 
都幾川の桜並木の土手を空手道場の生徒たちが駆けていた。県道172に出ると、右に大蔵館跡の
大蔵神社、左には源義賢(よしかた)の墓がある。

 


この辺りは源氏三代ゆかりの地で、義賢・(木曽)義仲・義高の供養塔があった。

 
大行院は縁日か祭礼のような大賑わいで、我々も道路を挟んで両方の神社にお邪魔した。
地蔵や稲荷、供養等などが、圧倒的な数で出迎えてくれた。将軍沢地域の中心地なのか。
大行院の境内は広く、以下のようなユニークな石像群もあった。


大行院の先を行くと、このような場所に着いた。現在は橋は無い。

  
                            将軍沢の里は歴史の道だ。
我々は、現在は車道になっているこの歴史の道を、そのまま笛吹峠まで歩いた。だが、国土地理院の地図を見ると、明光寺の東側に、この車道と平行して笛吹峠へ至る山道がある。そちらのほうを選ぶべきだったようだ。


峠にはハイカーが弁当を拡げるのに適したテーブルやトイレなどの施設があった。
車も数台なら停められるスペースが用意されていた。 

 
向こうの大蔵館方面から登って来たが、物見山とは逆の小道に入ると、快適な山道になる。

 
しかし、あっと言う間に、赤貫通りという車道に出てしまった。  のどかな田園風景だ。
その道路を北上する。 

木曽義仲ゆかりの地----


思ったより広い境内だ。その奥のほうに下の写真の場所があった。この湧き水は、現在ではちょろちょろ
だったが、夫婦で川越からペットボトルに汲みに来た人がいた。コーヒー用なのであろう。飲んでみると
癖の無いさっぱりした味わいだった。

神社から班渓寺へは、ちょっと分かりずらい道だ。民家の庭みたいな小道を通って到着した。

 
班渓寺を出て嵐山渓谷へ向かう。         渓谷が近づいてきた。

嵐山渓谷から大平山へ---- 


渓谷にある冠水橋を渡る。この上の林道を左に行くと、木製の見晴台のある休憩所に着く。

桜の頃なら、この渓谷を時間をかけて散策するのだが、今日は、昼食も未だなので、小休止の後、
大平山へと向かう。↓

  

 
当初は尾根道を下るつもりだったが、うっかり標識につられて、いったん春日神社方面へ下り、途中から配水池へ出る脇腹を行くような道を選んでしまった。 

下の道路に出たら、あとは国道254バイパス目がけて進み、そこのガストに入った。やれやれ、ずいぶん
遅い昼食となってしまった。店を出て道路を行くと、立派な和菓子店が女性群の目に留まり、そこへ寄る
ことになった。(川越菓匠)くらづくり本舗というしゃれた店で、一行にお茶と(試食)和菓子片を出してくれた。


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1 コメント

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畠山重忠 (元山岳部員K)
2011-02-08 18:46:08
…という名前を聞いて、少々思い当たる節がありました。
先日、出かけた高水三山の一座、高水山にある常福院は、畠山重忠も信者だったという由緒ある不動尊だと説明があったのを思い出しました。
山中の雪の中、ふと目にした武将の名前を見て、不思議な縁を感じています
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