おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

だいすきっていいたくて

2011年07月15日 | LOVE
魔女っ子が、今日、懐かしい絵本を借りてきた。

「だいすきっていいたくて」
カール・ノラック ぶん
クロード・K・デュボワ え

魔女っ子が、退院して、間がない頃。
魔女っ子は、車イスと装具の生活を送っていた。

小学校の職員室の前に、校長先生が選んだ絵本が置かれていて、魔女っ子が気に入って、覚えるまで読んだのが、「だいすきっていいたくて」

退院してから、動けない魔女っ子のために、そこでだけ自由になれるプールに、毎日、通っていた。
まだ、魔女っ子、泳いだりしていない頃で、歩く母の背中に抱きついて、
「だいすきっていいたくて・・・」
と、暗唱してくれた。
毎日・・・。

幼かったころの魔女っ子。
「かわいかったなぁ・・・」
と、思い出す。