おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

大阪府ジュニア春季大会

2012年03月10日 | 大会
今日は、大阪府ジュニア春季大会。
会場は、東大阪アリーナプール。

一昨年の大会では、2位で予選通過。
決勝2位と、くやしい思いをした。
今回は、そのリベンジ。
と思っていたのに、左足首の故障。

棄権も考えたが、本人の希望とコーチの考えとで、とにかく、今日の50メートルに出てみることになった。

魔女っ子は、朝から、チームと集合して参加。
母が、会場に着いたときは、ちょうど、昼のアップの時間。
午後一番の試合に出る魔女っ子は、足にシップを貼って、安静にしていた。

ちょうど、ファンキーモンキーベイビーズの「ちっぽけな勇気」が流れていて、胸がいっぱいになった。
 ♪でも諦めないから でも諦めたくないから・・・

魔女っ子が、泳ぐ。
いつものようなわけにはいかない。
それでも、50メートル、ブレ(平泳ぎ)。
38秒07
8位に入り、決勝に出られることになった。

梅干しのグミや、ゼリーを買って来ては、魔女っ子に手渡す。
奇跡なんて、起こらないよな・・・、と、思いつつ。

そんなとき、携帯でパパに電話をしたら、
「事故にあった」
と。
車の運転中、後ろから追突されたのだとか・・・。
ケガもなく、たいしたことにはならなかったが、きのうの今日。
「くれぐれも気をつけた方がいい」

そんな話に、とにかく、魔女っ子が、靭帯断裂なんてことにならなければいい。
もう、これ以上、順位を落とすことはないんだから・・・。
でも・・・。
複雑な思いの中、魔女っ子の決勝。

後半、スピードがすごく落ちた。
あとで訊くと、少し足も痛かったのだとか。
それでも、なんとか無事だった。
結果は、7位。

魔女っ子とコーチとで相談した結果、明日の100メートルは、棄権することになった。
とにかく足を治して、春休みの強化練習に万全で臨めるようにして、次の大会で結果を出す、と。

帰り道、魔女っ子、少々、不機嫌だったけど、母は、いつもどおり。
疲れた顔をしていたのか、母に、
「怒ってるん?」
と訊く魔女っ子。
小さな声で、こそこそっと、
「ごめんね」
と。

今回の事を通じて、コーチとの絆が深まったように思う。
このことをきっかけに、もっともっと、真剣に水泳に取り組んでくれたらいい、と、母、思う。