おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

初めての棄権

2012年10月27日 | 大会
今日は、大阪府室内選手権水泳競技大会。
魔女っ子の出場種目は、50メートル、ブレ。
今回の試合は、決勝戦のある試合。

コーチからもらった要綱には、魔女っ子の種目は、タイム決勝と書いてあり、決勝に出ることは、最初から決まっている。
試合は、4時からなので、たっぷりと寝て、テンションを上げ、近所のプールで、アップする作戦に。

試合用に、スパゲティも、たっぷりと食べ、近所のプールへ。
タイムを計ったのだが、結構、調子も良さそう・・・。

機嫌良く、着替えに行くと、携帯に不在着信やらメールやらが、どっさり・・・。
「50ブレ、始まったよ!」
と。
「えっ?」

タイム決勝やのに・・・。
と、思っていると、魔女っ子の携帯にコーチから電話。
ただならぬムード・・・。

「試合、終わったって・・・」
「はっ?」

要綱のミスプリント?
「そんなはずはない。見間違えたのかも!」

いそいで、家に帰って、何度も確かめたが、やっぱりミスプリント。
コーチからも、謝罪の電話。

初めての棄権。

落ち込む魔女っ子に、
「時間できたから、どっか行こか?」

それで、少し、気持ちの切り替えができたみたい。
「あっ、部活に行ってくる!」

いそいで、部活の用意。
ぎりぎり、間に合う時間。

母、途中まで、送って、買い物をして帰ってきた。

ほんとうなら、今頃、会場にいる時間・・・。

過ぎたことを悔やんでも、しかたない・・・、か。