今日は女声合唱団「和奏」定演で豊洲シビックセンター。夏祭クラシックの歌ともが参加してる。
昨日の投稿に書いたように、プレトーク「色を奏でる一染織家・志村ふくみと音楽」から聞きました。
志村昌司氏(志村ふくみさんの孫)と佐藤岳晶氏の対談は実に興味深い内容でした。
工房では機織りをしながらマタイを聞いている。機織り機と一体になった時にいいものができる。何か設計図のようなものに基づいてではなく、心象風景を表現する、創る、などなど。
含蓄ある話をきいたあと、いよいよ佐藤岳晶作曲「志村ふくみの詩による新作合唱組曲」の演奏が始まったのですが。
志村ふくみさんの素晴らしい詩に先ず驚き。その詩に佐藤岳晶氏がつけた4つの合唱曲がまた素晴らしくてグッときて。
その詩にも曲にも負けないみなさんのハーモニー、すごい。とってもよかった。
後半は童謡、エストニアやアフリカの珍しい作品、日本の歌、得意な18番のアンコール2曲。
ぜんぶよかった。それはそれは楽しいステージで。
レベルの高い方が集まってるんだなぁ。素晴らしい女声合唱団。
そしてみなさん着物も見事に着こなしてらした。美しかった。歌いながらの仕草も身のこなしも品がありました。
志村ふくみさんが、日本人にはもっと着物を着て欲しいと言われたのも、わかるような気がしました。みなさんそれを実践されてるんですね。
前半の芸術的な作品、後半の楽しい多彩なプログラム。本当に素晴らしい、楽しいコンサートでした。こんな定演なら毎回聴きにきます。
ありがとう。
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