今日はパシフィックフィルハーモニア東京の定演で東京芸術劇場。
My favorite な森谷真理さんと大西宇宙さんがソリストを務めるとあってチケットは発売開始時に買ったけど。
飯森範親マエストロもパシフィックフィルも初だったし、ツェムリンスキーのこんな素晴らしい抒情交響曲のことも知らなかった。
それだけに大感激だったよ。
まずはトリスタンとイゾルデ。
前奏曲が静かに始まり、胸に秘めた苦しい思いが次第に燃え上がるように、ヒートアップしてクライマックスに向かった演奏で、このオーケストラの皆さんの技術とパッションを感じた。
そして登場した森谷さんの愛の死を聴きながら思った。これが彼女のワーグナーなのか。彼女のワーグナーを聴ける機会はそうはないだろう。琵琶湖で聴けるなら行くべきかも......。
後半の抒情交響曲はすごい。大地の歌と並び称されてるようだが、バリトンとソプラノが交互に激しい愛を歌いあうこの作品の方が、よりオペラ的でドラマ的で楽しめる。
ましてや声も技術も表現力も素晴らしく、ビジュアル的にもとても映える2人だからもう最高だ。
こんな演奏は二度と聴けない、こんなステージは二度と観れない。ホントに素晴らしい、忘れられないコンサートになった。
そしてもうひとつ忘れられられないサプライズが。
休憩時、森谷さんのお母様に声をかけていただき、海外公演など貴重なお話をうかがえ。
また後援会の中心メンバー平野哲也さんに紹介され、しばし3人での楽しい談笑となり。
そんなこんなで今日はとびっきりスペシャルな日になったよ❗️
