昨夜見た「竹内まりや Music&Life ~人生の扉~」は10月上旬に放送されていた。
見ていなかったし、録画もしていなかった。
なぜかな?
昭和30年生まれだから同時代だし、まあまあ聴いていたし、好きだったよ。
でもおれが途方にくれていた10代後半、何度も何度も聴いたのは拓郎、ユーミン、矢沢らで竹内まりあではなかった。
拓郎らには、何か救いとか、ヒントなんかを求めたのだが。
竹内まりあの音楽を、たくさん聴くようになったのは30代以降だった。
そして昨夜の特集番組で、竹内まりあは故郷・出雲に里帰りし、人生を振り返り、自分の原点を見つめていた。
そういう竹内まりあを見てグッときたのは、ちょっと泣きたくもなったのは、竹内まりあが何かヒントをくれた、生きざまを見せてくれた気がしたから。
拓郎やユーミンやサザンはもう聴かない。
彼らの歌には、今のおれにしっくりくるヒントみたいなものはないだろう。
でも竹内まりあはこれからも聴くな。
そう思った。