かわさき市民第九、終演しました。
9時40分に集合してから14時開演までの怒涛のできごと。すごかったけど今は書かないことにします。
そんなことよりレセプションでの梅田俊明マエストロの話、強く印象に残ったことを書いておきたいから。
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今日の演奏はどうでしたかと何人の方にきかれましたが。
わたしはあなたたちの言わば監督でプレイヤーの側だから、今日の演奏についての評価を語る立場ではないんですよ。
評価はお客様や外部の方がすることで。
コロナで日本中のアマチュア合唱団の第九がだめになったと思ってましたが、今日の演奏会で、いやまだまだいける、と思いました。
ベストを尽くすために、今朝になって、配置を変えることにしました。たいへんだったでしょうが、見事にそれに応えてくださったスタッフの方々に感謝します。
正直にいえば、みなさんのレベルは高くなかった。それを今日のレベルに引き上げた谷郁先生の指導は素晴らしい。
評価についていえば。
わたしの関わる演奏は批評家らから厳しく評価されます。
でもみなさんはそういうレベルでは評価されないし、それでいい。
こんなに楽しい音楽をやれて、満場のお客さんによろこんでもらえて、とてもよかった。
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この梅田マエストロの第九に参加できたことは素晴らしい体験でした。
第九は6度目でした。歌ともたちのように毎年歌いたいと思うほど好きではなかったけど。
こんな優れた指揮者の第九なら是非ともまた参加したいと思いました。
平野千尋さんほか実行委員の皆さん、すごい演奏を聴かせて下さったオーケストラの皆さん、ありがとうございました。