Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

合唱や旅行、オペラ・コンサートの感想等を書いています。

小山陽二郎コンサート

2019-04-26 05:34:01 | 町田イタリア歌劇団

今日の町田イタリア歌劇団のコンサートは小山陽二郎さんでした。
ぼくは初めてでしたが、新国立、二期会、藤原に出ていて、ミラノ留学、ハンガリー国立オペラ出演もあるなど相当なキャリア。

柴田GMも若手歌手から、小山さんまで呼ぶんですか、と言われたそうですが、コンサートの最後で、小山さん自ら、実はピアニストの小森美穂さんから誘われてだと明かされました。
先週の柏原菜穂さんや小川栞奈さんは志摩大喜さんが連れてきて。こんな風に、出演される音楽家の方々から、どんどんトモダチの輪が広がっていって、ぼくらが市民フォーラムで素晴らしい歌手の方々とで会えるのも、町イタの大きな魅力です。

今日の小山さんのコンサート、良かった。プロフェッショナルって感じでした。
イタリア古典歌曲、オペラ、日本歌曲というか抒情歌、トスティ、オペラと15曲。
さらにはアンコール3曲もとは、なんというサービス精神。

ステージに出てくるや、何か若手にはないオーラのようなものが発散されて。歌は、情感豊かで、歌心が満載でグッときました、心に染みました。
素晴らしい日本の抒情歌も3曲あったのですが、敢えて言えば、今日はイタリアをたっぷりと、そして小山陽二郎の世界を、満喫したって感じでした。

で、こんなキャリアなのに、ステージでの語りには柴田さんやぼくら町イタの観客への敬意があって、それで逆に小山さんの人間性、人格を感じました。素晴らしいコンサートだと思えたのには、そういうことも関係してたかな。

あと、たぶん3ヶ月ぶりぐらいに見る、蝶が舞うように美しく鍵盤をたたく小森さんの、ダイナミックで情感豊かな演奏にも聴き惚れ、見とれてました。















コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。