●小豆の収穫と脱穀方法がわからないので調べてみた。
元禄10年(1697年)刊行された、出版されたものとしては日本最古の農書である「農業全書」には次のように書いてあった。
『小豆ハ三青四黄と云て、さやの三つハいまだ青く、四つ黄なる時ぬき取といへども、小豆ハ霜にあふまで置ても落る事なし。
本より末まで粃なくよく実る物なれバ、勝手にまかせて取収むべし。』
莢が黄色くなったものが半数を超えたら抜き取り、霜に合うまで老いても落ちないとも書いてあるので、黄色くなるまでじっくりと待てと言うことか。
●一方、つやま農協のサイトには次のように書いてあった。
『小豆の開花期間は、35~40日と長いため、一斉に成熟しない。品質のよい物を収穫するためには、成熟した莢から順次摘みとることが望ましく、3回程度に分けて収穫する。
一斉に収穫する場合には、莢の70%程度が成熟したころに株ごと収穫する。
なお、収穫が遅くなると裂莢してしまうので注意する。
収穫した小豆は、島立て、架干しなどで乾燥する。』
収穫が遅すぎてはいけないようだ。
●また、Tigreというブログには次のように書いてあった。
『・小豆の花は一斉には咲かず、ぽつぽつと咲いていくので小豆の収穫期は鞘ごとに違う。
・「手ぼり」といって、収穫期に合わせて鞘ごとに丁寧に収穫する農家もある。
・最初の鞘が茶色くなった時点で、株ごと刈って、畑で2・3日風に当てる。
その後ビニールハウスの中に逆さに立てかけて追熟させる。
ビニールハウスが無ければ風通しのよい場所で吊るしておく。
・どちらの方法でも、収穫してすぐに鞘から種を出してしまうと真っ黒な乾燥の仕上がりになってしまい、鞘のまま乾燥させると綺麗な小豆色になる。』
●さらに、財)豆類基金というサイトには次のように書いてあった。
『莢が硬く乾いた状態になれば収穫できますが、莢は同一株内でも一斉に成熟するわけではありません。温暖な地域では、この時期に雨に当たると豆が腐りやすいので、屋外で育てている場合は、熟した莢から逐次手摘みで収穫した方が良いでしょう。手摘みした莢は、新聞紙などの上に広げて乾燥させます。
莢の7~8割が褐色になったら、一斉収穫ができます。株を地際から切り取り、結束して軒下に吊るすなど雨が当たらないようにして、莢を振るとカラカラと音がする程度まで乾燥させます。
乾燥させた莢・株は、新聞紙やビニールシートの上に積み重ね、上から棒で叩いて脱粒(莢から豆粒を出させること)します。1つの莢に入っている豆粒の平均的な数は、普通あずきで7粒程度、大納言で4粒程度です。』
成熟期を迎えたあずき(写真は上記サイトより引用)
●これらの情報から今年は次のように収穫することにした。
1)成熟した莢から順次摘みとる
2)天日で干す
3)竹などで叩いて莢から取り出す
スナックエンドウなどと違い結構面倒そうだ。
元禄10年(1697年)刊行された、出版されたものとしては日本最古の農書である「農業全書」には次のように書いてあった。
『小豆ハ三青四黄と云て、さやの三つハいまだ青く、四つ黄なる時ぬき取といへども、小豆ハ霜にあふまで置ても落る事なし。
本より末まで粃なくよく実る物なれバ、勝手にまかせて取収むべし。』
莢が黄色くなったものが半数を超えたら抜き取り、霜に合うまで老いても落ちないとも書いてあるので、黄色くなるまでじっくりと待てと言うことか。
●一方、つやま農協のサイトには次のように書いてあった。
『小豆の開花期間は、35~40日と長いため、一斉に成熟しない。品質のよい物を収穫するためには、成熟した莢から順次摘みとることが望ましく、3回程度に分けて収穫する。
一斉に収穫する場合には、莢の70%程度が成熟したころに株ごと収穫する。
なお、収穫が遅くなると裂莢してしまうので注意する。
収穫した小豆は、島立て、架干しなどで乾燥する。』
収穫が遅すぎてはいけないようだ。
●また、Tigreというブログには次のように書いてあった。
『・小豆の花は一斉には咲かず、ぽつぽつと咲いていくので小豆の収穫期は鞘ごとに違う。
・「手ぼり」といって、収穫期に合わせて鞘ごとに丁寧に収穫する農家もある。
・最初の鞘が茶色くなった時点で、株ごと刈って、畑で2・3日風に当てる。
その後ビニールハウスの中に逆さに立てかけて追熟させる。
ビニールハウスが無ければ風通しのよい場所で吊るしておく。
・どちらの方法でも、収穫してすぐに鞘から種を出してしまうと真っ黒な乾燥の仕上がりになってしまい、鞘のまま乾燥させると綺麗な小豆色になる。』
●さらに、財)豆類基金というサイトには次のように書いてあった。
『莢が硬く乾いた状態になれば収穫できますが、莢は同一株内でも一斉に成熟するわけではありません。温暖な地域では、この時期に雨に当たると豆が腐りやすいので、屋外で育てている場合は、熟した莢から逐次手摘みで収穫した方が良いでしょう。手摘みした莢は、新聞紙などの上に広げて乾燥させます。
莢の7~8割が褐色になったら、一斉収穫ができます。株を地際から切り取り、結束して軒下に吊るすなど雨が当たらないようにして、莢を振るとカラカラと音がする程度まで乾燥させます。
乾燥させた莢・株は、新聞紙やビニールシートの上に積み重ね、上から棒で叩いて脱粒(莢から豆粒を出させること)します。1つの莢に入っている豆粒の平均的な数は、普通あずきで7粒程度、大納言で4粒程度です。』
成熟期を迎えたあずき(写真は上記サイトより引用)
●これらの情報から今年は次のように収穫することにした。
1)成熟した莢から順次摘みとる
2)天日で干す
3)竹などで叩いて莢から取り出す
スナックエンドウなどと違い結構面倒そうだ。