溶かしたチョコレートに一歳の孫が
楽しそうに手型を押している写真がLINEで送られて来た
バレンタインデーにパパにあげる為に作ったようだ 
手型で思い出した光景が、、、、
以前 陶芸工房で一心不乱に作品を作っていた時
「あ～」とか「ダメだ～」と溜息まじりの声が、、、 
手びねりをする私と同じ長テーブルの斜め前の
ワンちゃん同伴のご夫婦らしき二人
どうしたのか？と見ると 
女の人がワンちゃん用のプレート作りで
足型を付けようとしているようだった
人が台紙にペタッと押すのと違い
ワンちゃんの足を粘土に押し付けて へこみを付けるのは
難しいだろうと思った
そのうち男の人も足首をつかんで手伝った
「えいッ
」「あ～」
なかなかイメージ通りに行かないようで
その度に粘土を平らに直し
「ごめんね」と言いながらも ギューッ
気になって覗き込んだら 浅く肉球の跡がへこんでいた
一生懸命トライする二人
ワンちゃんは あの状況を何と思っていたのだろう
ワンちゃんは怒りもせず されるがままだったが
どう見ても楽しそうでは無かった 
そして 「これでいいか」と半ば諦めムードで終了！
ワンちゃんにとって苦行だったに違いない 
「外のほうが暖かいよ」
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