歯周病予防の為 この何年か定期的に
歯石を取ってもらいに歯科医院へ行っていた
本当は行きたくないのだけれど、、、
ずっと口を開き続けなければならないし
ツバは溜まるし 呼吸し辛いし
一本一本をホジホジ 磨き残しの歯石をこそぎ落とす時の
痛さを想像すると つい先延ばし
更にコロナ禍を言い訳に 暫く行っていなかった
だが11月末 意を決して予約を入れ歯科医院へ
「あらら~」と先生
銀のかぶせ物をしてあった奥歯の根元が
虫歯になっていたらしい
痛みは無かったんだけど
被せ物を取り外して治療することになってしまった
「痛かったら教えて下さい」と言われ うなづいた
ガジガジ ゴリゴリ
突然 痛い
反射的にビクッと両肩に力が入り
ハンカチを握っていた指がモゾモゾ
「痛かった?」一瞬先生の手の動きが止まる
そして又 ジージー ガーガー
どこか削っているのか 時々ウッと痛みが
その度 発する事の出来ない言葉の代わりに
肩や指のオーバーリアクションで痛さを表現していた
「麻酔をしよう」
ふぅ~
歯茎がチクッとしたが 少ししたら痛みを感じなくなり
ホッとした
だが今度は ガンガンガン
ハンマーで歯を打ち付けるような激しい衝撃が
脳天まで響く
目を閉じていたから解らないが
どんな器具を使ってたのだろう?
やっと終わった頃には あごが疲れ果てグッタリ
麻酔の影響だろうが 唇がタラコのようにプクプクしていて
上下の唇がズレて合わなくなっているような変な感覚が
暫くの間していた
歯石を取りに行った筈だったんだけどなぁ
治療はまだ続く