何種類かのミニトマトを頂いた
今日はクリスマスイブ
義母は4年前 97歳で亡くなった
夫を早くに亡くした後 女手一つで3人の子供を立派に育て上げた
その間 色々な職に就き 畑仕事も頑張ってきた
87歳の時 大腿部骨折をするまで
家の周りの草取りやスコップを使って ちょっとした力仕事もしていた
怪我で歩行が大変となり 主にベットでの生活となったが
週に3回デイサービスに通うことにした
一日のスケジュールの中に それぞれが選択して行う時間が有る日
義母が選んだのが塗り絵だった
一枚の塗り絵を何回か掛けて完成させ
我が家に持ち帰って来ていた
「凄い綺麗に塗れているね」と褒めたら
「小学生の頃 絵は上手だったんだよ」と嬉しそうだった
私は義母が持ち帰ってきた塗り絵を見るのが楽しみだった
これは 95歳の頃の作品
色使いをしっかり考えてある色彩感覚
これは色鉛筆で塗ってあるのだ
まるでクレヨンで塗ったかのような 力強い塗り方
そして 背景や肌の色は薄く塗り分けている
丁寧で力強い塗り方に 義母のたくましく頑張り抜いた
人生そのものが表れている気がする
用事の帰り 近くの足湯に寄って行こうか迷っていたが
沢山の柚子がプカプカしているのが見えた
今日は一年で最も昼が短い冬至だった
と思い 迷わずズボンの裾をまくり 靴下を脱いて腰掛けた
いい湯加減だった
他の人が足を動かす度 柚子が大勢でプカプカ移動する
私の足の周りも柚子に取り囲まれた
旬である柚子は香りが強く邪気を払うと考えられていたらしい
足湯から出ようとする人たちの足は皆ピンク色になっていた
私も20分位入れていただけで その後暫く足やふくらはぎ辺りまで
ホカホカして気持ち良かった
冬至と言えば「ゆず湯」 あと「カボチャ」だ
ひょうたんカボチャを貰ってあったのを思い出した
朝のウォーキングタイムは日によって違う
先日は小学生の登校時間と重なった
途中 向こうから低学年らしき数人が歩いて来た
近付いて来た時 その中の一人の男の子が一瞬立ち止まり
ペコリとお辞儀をして
「おはようございます
」と元気な声で挨拶してくれた
慌てて「おはよう
」と返した
純粋で元気で可愛い挨拶
その余韻でウォーキング中 心が和んでいた