しかし爺様は酒飲みではなく、「酒に飲まれ」である。
大好きな酒をの飲むなどという大それたことは考えない。ただただ酒に身をゆだねることにしている。
そのうちに酒が酒を飲み・・・・・・・・という事になるのだが。
事あるごとに話をしているのであるが、独り飲みが多いもので、知っているのはよく行くお店の人だけかもしれない。
そんな爺様に会社の同僚からこんな話が来た。
同僚:日本酒は飲むのか?
爺様:なんにでも飲まれますよ。
同僚:銘柄にこだわるのか?
爺様:別に名前にはこだわりませんよ。
同僚:だったら買ってくれ!
爺様:????
実は同僚が家を新築中で建前(上棟式)を行ったときに、近所、親戚から日本酒をたくさんもらったらしい。
田舎である、一升瓶にして70本以上とか。
名前にはこだわらないが、できれば純米が・・・・、とか思ったが。全部一級だぞとの言葉。
確かにお祝いの酒に昔の等級でいう二級酒はないだろうが、新築中の家は県南部。世嬉の一はあった?と聞いてみたが無かったとの話。
まあ、安く譲ってくれるというし燗酒にもいいかとP箱一つ譲ってもらった。
飲まれるんなら何でもいいんじゃないのという意見があるかもしれないが、
身をゆだねるなら いい女 旨い酒がいいのだが。
懐具合にはそれなりのもので。
これは小左衛門特別純米
中島醸造株式会社(岐阜県)
身をゆだねたい(笑)