どうでもいいこと書いてます

食べることと、ややマニアックなこと

嗤う伊右衛門

2005-11-16 10:56:42 | 
ようやく読み終えました。
四谷怪談・京極夏彦版です。
お侍さんコトバが大変読みにくかったです・・・

お互いを思い合っているのに出てくる言葉はうらはらで、良かれと
思ってしたことが、相手の感情を逆撫でしたり傷つけたり
幽霊とかが出てくる話ではなく、人間の怖さが書かれていたと思います。
そりゃあもうドロドロです。保身の為ならなんでもします
そしてすごい悪いおっさんも登場します(笑)

ずっと笑わなかった伊右衛門が最後に岩と笑うシーンが気味悪かった

独特の文章で、ずっと薄暗い道を歩いているような、なんとも言えない
怖さがありました。
ちょっと映画の方も観てみようかなーなんて思っています
唐沢寿明と小雪のやつです

正気と狂気は紙一重 ですね。





コメント (2)
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