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2022年度卒業レポート「日本の海上空港」

2023-02-06 21:17:00 | 卒業レポート

こんばんは!

テストが終わったと思いきや4月からの準備🌸に追われている竹下です!


本日は私が卒業レポートで取り組んだ海上空港についてご紹介します!


私は日本の海上空港について調べました。


1年次に世界のさまざまな空港について学び、空港の立地について興味を持ちました。世界には空港の中に踏切があるスペインのジブラルタ空港など日本では想像できないような空港もあります。


日本には海に浮かぶ空港があります。

私が利用している長崎空港も世界初の海上空港として作られています。

どのような経緯で海上空港がつくられるようになったのか。空港建設のときに住民との問題はなかったのか。

主にこの2つについて調べました。




海上空港は2つの造成方法があります。

①島などの従来からの地形を活かして開発

②海に人工島を造成する開発

①の例は長崎空港、②の例は関西国際空港です。



日本には海上空港がいくつあるか知っていますか?🧐



正解は5つです!



造られた順番にすると、長崎空港、関西国際空港、中部国際空港・セントレア、神戸空港、北九州空港です。

この中では、長崎空港だけが従来の島を活かして造られています🏝️









そのような長崎空港の歴史についてご説明します。

建設計画は1960年代後半に始まりました。

当時、日本の国際地位は高まり航空運送が発展し、1975年までに旅客数の急増が予測されており、同時に、空の過疎化も著しい状態になってきていました。

地方に大型空港を整備し、大型ジェット機の乗り入れ可能な計器飛行対応空港を整備する必要がでてきました。

こうした背景のもと、空港の候補地探しが始まります。当時の長崎には、内陸の海岸沿いに大村海軍航空隊の飛行場として設置され、1959年以降は民間空港として整備されている大村空港がありました。はじめは、この大村空港の滑走路を延伸、または隣接する海岸を埋め立てて空港を拡張する方向で検討が進められましたが、計器着陸の障害を与える山岳が空港周辺に散在するため、この検討は見送られました。

内陸にも候補地を求められていましたが、山岳地が多い長崎県には条件が合う空港はなかなか見つかりませんでした。


建設地探しに難航していたとき、大村湾に浮かぶ箕島を利用するという案が浮上します。

当時箕島には、66人が暮らしていました。

住民は建設に反対していましたが、当時の久保勘一県知事が地元出身の代議士らと島に出向き、島民と酒を飲み交わすなどして親交を深めながら説得したことで円満に話は進みました。

成田空港建設のときは成田空港問題が発生するほど住民との問題がありましたが、長崎空港建設のときは説得の一部としてお酒を飲み交わしているところに、とても私はとてもほっこりしました。




私は日本の海上空港について調べ、日本には海上空港を造成する技術があるのにもったいないなと考えます。費用や時間、条件もたくさんありますが、メリットもたくさんあります。

現在、移動手段が船しかない小さい島にもジェット機という手段ができることで、観光客や移住者も増えると思います。

島は不便というイメージがありますが、それを越える自然の豊かさ、人の温かさなど素敵なところがたくさんあります!是非、みなさんにも知っていただければと思います!


普段みなさんが利用している空港にはさまざまな歴史があります🛫

空港を利用する際に是非調べてみてください!



これから社会で働いていくときには今現在のことだけではなく、歴史について知ることでもっと理解できると思うので、探究心も忘れずに頑張ります!




ここまで読んでいただきありがとうございました💞
















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