こんにちは☺️森川ゼミ2年の吉田(柊)です!
冬も終わりに近づき少しずつ暖かくなって来ましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、私が取り組んだ卒業レポートについてご紹介したいと思います。
私はLCCとFSCの経営戦略についてレポートを書きました。
LCCとはローコストキャリアの略で、格安航空会社のことです。FSCとはフルサービスキャリアの略で一般的な旅客サービスを提供している航空会社のことを指します。
私がこれをテーマに選んだ理由は、コロナ禍で苦しい状況に置かれた航空会社が色々なアイディアを出し合い、工夫を重ねて営業し続ける姿勢がとても素晴らしいものだと感じ、歴史を振り返ったときにコロナ禍で無い時期にはそれぞれの会社がどのように他との差をつけて経営をしていったのかが気になったからです。
そこで、LCCは世間からどのような認識をされているのかについてアンケートを取ってみました。
Q.LCCに対するあなたのイメージを教えてください
・安いのでよく利用する
・座席が狭い
・若い層が利用するイメージ
・荷物を預けるのにお金がかかる
・海外は安いが国内線は高い
・飛行機が時間通り飛ばない
等のネガティブな意見も多く挙げられました。
LCCはとにかく値段が安いというメリットがありますが、それ以外の面では比較的あまり良いイメージはないと言えます。
LCCの機内ではFSCで行われているようなサービスがかなり簡易化されます。
例えば
・機内食や飲み物サービスの廃止、簡素化や有料化く
・雑誌や新聞提供の廃止
・機内オーディオやエンターテインメントシステムの廃止、簡素化
など、他にも沢山の簡易化されるサービスが挙げられます。
これを踏まえてそれぞれのメリット、デメリットを考えてみました。
FSC
くメリット>
・信頼、安心感がある
・サービスの質が高い
・手荷物が無料で預けられる
・予定通りの時間に出発する
・利便性が高い
<デメリット>
・LCC に比べて値段が高い
・大型の機体は乗り降りに時間がかかる
LCC
<メリット>
・値段が安い
・時限的なセールがある
・滞在日数の制限がない
<デメリット>
・サービスが最低限
・機内食が出ない
・座席が狭い。
・荷物を預けるのに別料金がかかる
・時間通りに飛行機が飛ばない
・欠便、遅延の可能性
・椅子が硬い
・客層が悪い
・本数が少ない
・安い分安心感が無い
このようなことが挙げられます。
それぞれにメリットデメリットが多数あげられることから、LCCとFSCはそれぞれ需要に見合った経営戦略を行っていると考察できます。
また、LCCを子会社として運営するFSCの航空会社も存在するためLCCとFSCは非常に複雑な関係と言えます。
そのため、FSC と LCC を両方運営していくにはFSC のサービスの質をより良くするかLCCの値段設定をより低くするのが対策として挙げられますが、どちらかだけを大幅に変えてしまうと、もう片方に影響が出てしまうのでバランスを考えながら経営するのも経営戦路だと考えました。
このようにLCCとFSCの経営戦略について述べてきましたが、そのどちらにもメリットがありデメリットがあります。
需要に合わせてどちらかを選択出来るのは、利用側としてはとても嬉しいことだと感じました☺️
皆さんは旅に出る時、LCCとFSCどちらを利用したいですか?
私はどちらを利用しようかな〜と考えながら、しばらく行けてない海外旅行に思いを馳せました✈️💭
新型コロナウィルスも落ち着いて来ている今日ですが、皆さんも快適な空の旅を過ごすために様々な計画を練ってみてはいかがでしょうか!
以上が卒業レポートの紹介でした。
まだまだ寒い日は続きますが、春に向かって明るい気持ちで日々頑張って行きましょう!🌸