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埼玉女子短期大学 エアライン・ホスピタリティコースの活動を紹介していきます。

卒業レポート2021 3

2022-01-13 09:00:00 | 卒業論文
皆様
こんにちは!

2年の上原です!


今回は卒業レポートについてお話させていただきます。



私は「飛行機」と「音」というテーマで、
飛行機の騒音問題について詳しく調べました✈️💨



国土交通省は首都圏の国際競争力強化や、訪日外国人旅行客をさらに受け入れるため、羽田空港では2020年3月29日から新飛行ルートでの運用を開始しました。

羽田空港において新飛行ルートでの運用は国際線を年間3.9万回増便することとなりました。


羽田空港の新たな飛行ルートの運用開始から1年が経ちましたが、東京都を低空で飛ぶことによる騒音への不安や苦情などの国民の訴えが殺到しているのです。


運用開始以降、東京や神奈川、埼玉両県などで20以上の反対団体が発足し、国土交通省への苦情や問い合わせは開始5ヶ月で4600件に登ってしまっています。



国土交通省は、滑走路の近くまではカーブしながら降下し、都心を飛ぶ距離を短くするなどの案を提案しました。


しかし、着陸後は最後まっすぐ滑走路に進入しなければならないため、騒音の大きい空港近くほどルート変更は難しいとされています。


それを受け、羽田空港では環境への影響をできるだけ小さくするべく、さまざまな取り組みを実施しています。


例えば、着陸前の飛行高度を上げるために着陸地点を移設するという取り組みです。


この取り組みは南風時の新到着経路について、着陸地点を南側に移設することによって、着陸前の最終直線部の高度を引き上げることにより、航空機の音の影響を小さくします。3000フィートから4000フィートに引き上がることで約2〜3デシベル、3000フィートから5000フィートに引き上がることで約4〜7デシベルに聞こえる音の大きさが軽減されます。






(羽田空港のこれからー国土交通省より)

このように少し変化をするだけでも音の大きさは変わってくるので、羽田空港にとっても、国民にとってもどちらにしても良い対策となっています。



最後までお読みいただきありがとうございました✈️💨
皆様、良い2022年をお過ごしください⭐️







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