皆様こんにちは☀️
森川ゼミ2年の馬込です!
2月3日、明日は節分の日です。
皆さんはどのようにお過ごしですか?👹
さて、今回は私が卒業レポートで取り組んだ機内食についてお伝えしたいと思います。
このテーマに決めた理由は、1年生時に受講していた授業で、機内食の提供、サービスの仕方や陸と空での味覚の違いがあることを学んだことがきっかけです。
機内食についてより深く知り、どのように現在の機内食に至っているのか、機内食の歴史的背景を調べてみました。
まず初めに私は、機内食とはどういったものなのか、どのような種類があるのかという部分に焦点を置いて調べてみました。
すると、機内食は航空機内で航空会社が提供する食事であり、航空会社会社のサービスとして無料で(航空運賃の一部として)機内で乗客に提供される食事であることが分かりました。機内食は、パイロットや客室乗務員が機内で仕事中にとる食事でもあります🍽
また、機内食の種類はエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス、エグゼクティブクラスなどによっても分類されます。
エコノミークラスの場合は、主菜は肉と魚、鶏と牛などの2種類の料理の中から選択できます。ファーストクラス、ビジネスクラスの場合は、コースメニューとなっており、3〜4種類から選択できます。また、その国の郷土料理を提供する航空会社もあります。
その他にも特別食といい、医学的・宗教的理由によって通常の機内食を食べることができない乗客のために用意している食事もあります。
マニュアル通りに食事を提供するだけでなく、1人1人のお客様に合った接客サービスをしており、異文化のお客様、赤ちゃんからご高齢、持病を持った方でも安心して旅ができるように配慮されていることは素敵なことですね!✨
次に私は、機内食の歴史について調べてみました。日本初の機内食は東京航空輸送社という航空会社が初めて提供を行いました。日本の機内食の歴史の始まりとして、東京の鈴ヶ森海岸から静岡県下田を経て清水までを結ぶ4人乗りの水上輸送機の機上で、エアガールと呼ばれる現代のキャビンアテンダントが乗客に軽食や紅茶を出したことが初めとなっています。☕️
また、新型コロナウイルスの影響で国際線での機内食がなかなか食べることができない中、ANAは2020年12月に初めてエコノミークラスの機内食セットを販売しました。減便で行き場を失った機内食のフードロス削減という側面もありましたが、1ヶ月で約5万食が完売しました。👏🏻
機内でしか食べることができなかった機内食が飛行機に搭乗しなくても体験できるのは普段飛行機に乗る機会がない方でも嬉しいことです😌💭
最後に私は、飛行中における味覚の変化について調べてみました。地上と食べ物の高高度な機内では味が変わってしまうということが分かりました。上空では気圧が下がり人間の舌にある「味蕾」の動きが鈍ってしまいます。
その原因の1つに、人間の嗅覚が関係していると言われています。味にとって香りは重要な部分を占めているのですが、極度の低湿度の環境では、地上の基準で味付けされた食品は、高高度で食べるとほとんど味が感じられないものとなってしまいます。
その他にも、振動や、低めの室温と灰色調の照明も味覚を鈍らせる効果があるということも明らかになりました💡
私は今回の卒業レポートを通して、機内食が進化し続ける背景には、さまざまな人たちの努力があり、それがなければ現代の空の上でも美味しい機内食は販売できていなかったということが分かりました。お客様に最大限に満足してもらえるような機内食、機内サービスを提供する為には、食材にこだわりを持ち、お客様一人一人のニーズに合った接客をすることが大切であることを知りました。
機内食を通して航空会社のホスピタリティは赤ちゃんからご高齢の方、日本人だけでなく他国のお客様にも感じられていると思いました。
皆さんも機会があれば是非機内食を食べに飛行機へ足を運んでみてください!✈️☁
長くなりましたが、ご精読ありがとうございました!🤍