Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

ビエンチャン観光案内(3)ラオス

2021年02月01日 | 旅の情報
ワット・シーサケート (Wat Sisaket)






 ビエンチャンでたった一つだけしか、お寺を拝観できないなら、ワット・シーサケートを拝観することを薦める。
ビエンチャンの目抜き通りである、セーターティラート通りに面しており、寺院は塀で囲まれていて、お寺と言うよ
りも僧院の様であり、他の寺院とは趣が異なっている。
 1818年、「セヌウオン王」によって建立され、1828年のタイ(シャム)の侵攻でビエンチャンのほとんど
の寺院が破壊されるなか、バンコク様式を本堂の建築の一部に取り入れていた、この寺院は破壊を免れた。
現在も建立当時の原形をとどめ、当時のままの姿を残している。
 本堂を中心に回廊が巡らされ、本堂の内部には装飾のすばらしさを感じさせる仏陀の生涯を描いた美しい壁画が描
かれていて、2052体におよぶ仏像が安置されている。
 回廊に彫られた3420の小さな穴(壁龕)には2体ずつ仏像が安置されている。
タイ(シャム)の影響を受けているとはいえ、内壁に多くの壁龕が彫られているなど、ベトナムの影響を受けたラオ
ス様式の作りである。ルアンパバーン様式の仏像があったり、クメール様式の仏像もある。
境内左隅にビルマ様式の屋根を持った建物があるが、かっての書庫であり、経文が収められていた。













データ: 8:00-12:00 13:00‐17:00、無休
     拝観料 10,000キープ(約133円)、(現地要確認)
     本堂内部は写真撮影禁止