センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

東野圭吾のエッセイを読んでます

2010-12-13 | 日記
テレビドラマでこの人原作の作品をたびたび見ることがあるので、このところ読んでみようと思って本を買ってきました。
「ガリレオ」というドラマの原作を二冊ほど読み、今回はエッセイです。

今読んでいるのは「あの頃ぼくらはアホでした」という、著者が子供の頃の話です。

私が感じるところですが、この人の話は理路整然としており、まるで理系の人の話を聞いているような感じなのですが、なるほど、そういった小説をかけるというバックボーンがよくわかるような気がします。
ただ意外だったのは、学校の成績(あくまで「成績」です)が優等生といわれるほどではなかったり、読書が好きではないといった少年時代であったことです。

小説家=優等生であった=本が好き
というような構図を頭に置いている時点で、私は凡庸な人間であるのですが、書かれているちょっとした心理描写の表現や、その内容、「あぁ、こんなこと子供の時やっていたし、思うこともあった。またあんなものも見たなぁ……」といったことがたくさんあり、好感が持てます。

ちょっとばかりオタチックであり、マニアックであり、理系を文系でまとめるようなところになんとなく親近感を持ちました。
怪獣ブームの話題のところは、「よくそこまで覚えているなぁ」と思ってしまいました。
もちろん、原稿を書く上でそれなりに資料をそろえ、調査もして書いているでしょうから、あとから加えられたり、出てこない記憶をそれで補ったりしているでしょう。
それでも、その膨大な資料から何を選び、何を書いたら面白いかということを考えるためには、必要以上の記憶や興味がなければならないですから、やっぱりマニアック?

その辺が実は私の弱点で、「コレ」といって深く深く掘り下げた、スペシャリストの部分が少ないのです。
どちらかといえばオール4タイプ(4は言いすぎか、3.5くらいかもしれない……が、4ってことにしてください)なので、羨ましいですね。

そんな私の生きる道はどいういうものか………。
いつもいつも考え中です。




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