富岡町の震災日記 「桜里園(オリオン)」

福島県富岡町は原発事故により町民は避難中。一部地域は解除、故郷に戻る町民も。桜の町の復興が叶うまでの日々をお伝えします。

解体立ち会い

2017-02-08 21:42:19 | 一時帰宅
2月3日(金)から始まっていた実家の解体…
月曜日火曜日は強風だったので、今日、行って来ました。

富岡町の西側の山々が白っぽく見えていて、
やっぱり福島は寒いのだと実感!
(会津や中通りで雪が降っていると、
 雪が西風に乗って、東側の浜通りの山々を
 白くけむるように包む様子を
 地元では、「雪がふっかけている」といいます。)

家の解体作業は、
妹親子が住んでいた実家の隣の家から進んでました。

ほぼ半分以上が解体されてましたね。
実家の家は、ベランダとサッシが外されて
家の中の荒れている様子がわかりました。

分別しながら少しづつ進めていくそうです。

たくさんの想い出が詰まった家の最後…
1時間くらいじっと眺めてきました。
何ともいえない、せつない時間でした。
でも、行って良かったです。
本当の意味でのお別れが出来ました…
庭の紅梅が満開でした。