富岡町の震災日記 「桜里園(オリオン)」

福島県富岡町は原発事故により町民は避難中。一部地域は解除、故郷に戻る町民も。桜の町の復興が叶うまでの日々をお伝えします。

母の転院…

2022-04-25 19:37:46 | 家族の健康ダイアリー
2月15日は私の誕生日。今年還暦です。
60年前、福島県の標高400メートルの山奥で、
実家へ里帰りもせずに、自宅出産をした母…
母の実家はいわき市の小名浜で、帰るには、
自宅から4㎞の山道を下り県道に出て、
バス停留所から富岡町方面へ約20分。
夜ノ森駅から常磐線に乗って約50分で当時の平駅に到着。
そこからまた、バスに乗り、小名浜へ。
当時は車も持っていなかったので、実家に帰るのは大変でした。

そんな母に、
「おかげさまで還暦をむかえました。ありがとうございます」
と御礼の美味しいお煎餅を買ってお礼に行ってから数日後、
呼吸が苦しくなり、母は入院しました。
心不全で以前入院したことに加え、糖尿病、高血圧等の持病、
さらには腎臓機能が低下してむくみが取れず体調不良。
ちょうどコロナ感染者が増えてきてて、
約1ヶ月の入院生活は家族の面会も出来ず、
どうなるかと思いましたが、3月末に退院。

も、つかの間…10日後に再入院。
4月6日のことでした。
先日アップした、夜の森の桜の写真は、故郷の桜を見にいけない
母の為に撮影しに行ってきたのです。
映像もたくさん撮影してきました。退院したら見せてあげたいので。
でも、本日、人工透析が出来る病院へ転院しました。

転院の為の移動の間、顔を見て、会話も出来ました。
1ヶ月ぶりに見た母の顔は、思ったよりも元気そうで安心しました。
お正月から4月の桜開花までの間に撮影した、曾孫の成長なども含め
ミニ写真集を作ったので渡してきました。
面会が出来ないので寂しくならないように。
子供の活躍、孫や曾孫達の笑顔、綺麗な故郷の桜風景を見て
少しでも元気になって欲しいです。

富岡町桜まつり2022

2022-04-10 11:25:46 | 桜まつり
令和4年4月9日(土)
富岡町第二中学校跡地にて、富岡町桜まつり2022が開催されました。
ステージイベントには、富岡町夜の森出身のミュージシャンで
猪苗代湖ズとしても活躍中の渡辺俊美さんのライブもありました。

雲一つない快晴、青空に映えた蕾の多いピンク色の桜並木トンネル。

帰還困難区域のバリケードが一部撤去され、
日中の立ち入りが可能となった通称「桜通り」といわれる
夜の森公園脇の桜並木も鑑賞できます。
東日本大震災より丸11年。
やっと桜並木全長約2.2㎞が通り抜け可能となったのです。

宝泉寺のベニシダレザクラもほぼ満開です。
別名「花の寺」境内には水仙・藪椿・白木蓮・ソメイヨシノ桜などが咲き乱れてます。

午後6時から8時までのライトアップは幻想的な美しさですよ。
今日、10日(日)は気温も上昇しほぼ満開でしょう。
週末土日で快晴、桜も満開…近年まれに見る好条件がそろった
最高の「夜の森桜並木トンネル」でした!!
日没後の約20分間を「ルールブルー」と言うそうです。
空が青く撮影できる貴重な時間帯の
ライトアップをご堪能ください…

PCR検査の結果は…

2022-04-06 23:06:15 | 四季の花々
本日、2022年4月6日(水)午前中、
病院より電話にて連絡があった。
私が昨日受けたPCR検査の結果報告…
「陰性です。」との事。
一瞬ですがホッとして気が抜けました。
持病を持っているので、良かったです。

夫は、薬を貰って2日目。
2階の自室で過ごしてもらっていますが、
幸いにして重症化せずにすみそうです。
一年前にレジオネラ肺炎で3週間入院していた夫。一安心。
このまま気を抜かず、油断せず何日かを過ごせたらいいですね。

外出は出来ないので、裏庭に咲いているクリスマスローズを見て
時間をつぶしています。
去年の春は6種類が咲きましたが、秋頃に小さい苗を3種類植えました。
そのうちの2株が咲きました。
縁有りタイプ
オレンジ系の花
今年の春は8種類、嬉しいです。



とうとう…コロナがやって来た…

2022-04-05 10:47:19 | 家族の健康ダイアリー
2022年4月2日(土)午前8:30頃
毎月、糖尿病や高脂血症の薬を貰うために
かかりつけのクリニックに夫が行ってくると出かけました。

ところが待てども待てども帰ってこなくて、
お昼の用意も出来ずにいるとLINEが…
「今、PCRの検査しているので遅くなります」との事。
え~!?
「熱があるって事?いつから?」
「昨日37.1度、今日37.7度、喉が痛い」
「もしかして、リビングのこたつに置いてた喉スプレー使ってる?」
「うん、喉が痛くて…」

結局、午後3時前くらいに陽性が判明とLINEで連絡が来た。
ホテル療養にはならず、自宅療養に…
4日月曜日の午後3時に診療予約して夕方6時半頃に帰宅。
貰ってきたのは基礎疾患の薬のみ。
夕飯はおにぎりとポカリスエットと水。
2階のトイレを使用してもらい、1階には降りないようして貰った。
使用した紙皿や紙コップ、ペットボトルは小袋に密閉し
2階の階段の踊り場に専用のゴミ袋を設置。
手に触れた物はすべてゴミ箱に捨てて貰うよう指示。
マスクも不織布。1階に降りて来るときは、使い捨ての薄い手袋。

1月から始まった新型コロナの第6派…
その頃から、家庭内での別行動を実施していた。
食事は一緒に取らず、寝室も別々。
朝夕の駅までの車の送迎も、お互いマスクして無言。
家の中でもお互いにマスク着用。会話ほぼ無し。
予定やスケジュールはカレンダーに記入。
帰宅後は一番先にお風呂、そして食事。
その後就寝まで、私は1階、夫は2階で過ごす生活をしていた。

夫のコロナ陽性発覚から今日で4日目。
今のところ私に目立った不調はない。私においては
3月12日にすでに3回目のワクチン接種はすんでいた。
感染のリスクはあるが、少しの安心材料ではある。
4日(月)は私の他の病気の診察予約日であったのでキャンセル。
本日5日午後にPCR検査をしてもらえる事になった。
でないと、キャンセルした分の次回診療予約が出来ない。
結果は翌日との事だが、仕方がない。

夫は、昨日4日診療して貰うことができて
持病があるため点滴と治療薬なるものを5日分貰って帰ってきた。
熱はないが、かなり喉が痛いようで、声のガラガラが酷い。
時々、生存確認のLINEを送っている。
「2階の部屋で体調が急変し倒れていたら大変よ」と、
娘から言われたので、生存確認はとっている。
このまま私も陰性の判定になり、夫の体調も回復に向かうよう祈るばかり。