今から約2ヶ月前、7月23日の夜、実家の父が発熱。
歩行も困難になり、救急車で病院へ。
検査の結果、新型コロナ陽性。肺炎はないようですが、
もともと嚥下に問題があり、誤嚥性肺炎を起こしやすく
薬も食事も難しかったので、新型コロナが陰性になるまで、
点滴治療となりました。
少し新型コロナの肺炎も起こしましたが、なんとか回復。
呼吸も弱く、しばらくの間は酸素も補給していました。
容態が安定してからは、歩行のリハビリも始まり、
車いすからベッドへの移動や、階段の上り下りなど、
少しずつ体調は良くなってきても、食べ物だけは口から取ることが出来ず、
鼻からチューブを入れて栄養補給してました。
そして、自宅に帰る為…生きる為に選択をしなければなりませんでした。
胃瘻の処置です。
昨日、仲秋の名月だった9月17日、無事に退院してきました。
「お帰り~!」と、声をかけると、病院では無表情だった父の目が、
少し嬉しそうに笑っているように見えました。
とりあえず、良かったです。
ただ、介護をしている、両親と同居の妹の負担は、大変になりました。
胃瘻の処置、痰の除去、おむつ交換、着替え、口腔ケアなど…
思っていたより、かなりの負担みたいです。
彼女の負担が少しでも軽くなるよう、何かしたいです。