林被告、死刑確定へ 最高裁が上告棄却 カレー事件(朝日新聞)
林被告と犯行を結びつける直接証拠と自供がないにもかかわらず、
今日ついに死刑が確定となった林被告。
司法のことはあまり詳しくないのだけど・・・。
検察側の立証した状況証拠は
(1)殺人未遂事件を含め、林被告がヒ素などを使って夫や知人らの殺害をはかった「類似事実」が存在する
(2)カレーに混入されたヒ素は林被告の自宅にあったものと同一
(3)カレーへのヒ素混入の機会は林被告にしかなかった
などなど・・・
本人が強く否定しているのにも関わらず、こういう結果になってしまったのは、「疑わしきは罰せず」の原則からも見放されたということだろうか?
少し前に女子高生に痴漢をはたらいたとかで、罪を問われていた某医大教授が最高裁で無罪を勝ち得た。この時はまさに「疑わしきは罰せず」の原則が最高裁で実現した異例中の異例として、取り上げられたが、最高裁の裁判官に訴えたのは、被告の人格や日頃の振舞い、周りの評判などもあったかも知れない。
*その点で、林被告は信用を欠いた・・・ってことか。
陪審員制度がまもなく始まるけど、始まっても結果は同じかもしれ
ないな・・・。
*ちょっと眠くなってきました。記事内でヘンな箇所はご容赦を!