最終日は土曜日で姜さんは午前中にアポが入っている仕事のあと、お友達の結婚式
で、田舎に帰られるとか。
もう丸二日間お世話になりっぱなしだったので、その日は津田さんと二人で
どこか見て帰ろうという予定でした。
ところが、韓国は日本みたいに地図だけでは行けないから・・・と、李さんが
案内役を買ってくださいました。
姜さんの会社かはソウル市内から一時間くらい離れているところで
「東京で言えば八王子かな」と、言ったら
「畑はありませんよ」
と、言われました。
以前我が社に来ていただいたことがあるので、我が社の廻りの景色を思い浮かべた
のでしょう・・・・ごもっとも・・・(笑
そう言うわけで、牡蠣を食べたあと姜さんとはお別れでした。
本当にお世話になりました。
翌日、ホテルに李さんが迎えに来てくださってチェックアウト後、まずは
バスでソウル市内のバスセンターへ。
李さんは以前は運転免許を持っていたのですが、10年ほど日本に住んでから
韓国に帰ってきて、恐くて運転は出来ない・・・と言うことで、韓国のバスを
初経験。
津田さんは運転手さんのすぐ後ろに座り、私と李さんは後ろの方へ。
もう・・・バスは恐いものがないように走ります。
「ちゃんとつかまっていなさい」
という李さんの言葉を裏付けるようにバスを降りたあと津田さんは体中が突っ張って
いる感じがすると言っていました。
振り落とされまいと、必死にっつかまっていたのでしょう(笑
それから、津田さんのスーツケースのなかには前日に買い込んだ石の食器が
ずっしりと入っていたため、その重いスーツケースを支えるのにも、大変な
苦労があったようです。
バスを降りて、すこしタクシーに乗ってバスターミナルに着きました。
ここから仁川空港行きのリムジンがでます。
とっても大きなターミナルで、ここから各地方へバスが出るのだそうです。
そのターミナルで飛行機の登場手続きもすべて出来ると言うことで、登場手続きを
すべてすませ重いスーツケースも預けて身軽になりました。
リムジンの時間も調べ、タクシーで南大門市場へ・・。
ものすごいお店の数が並びます。
安い!確かに安い!
歩いていると
「ブランド品のコピー専門店ですよ」
と声をかけられ、思わず苦笑。
ここでも屋台のトッポッキを食べました。
おいしかったですが、ここでは野菜やラーメンは入っていません。
サービスで、おでんの出汁をお湯でわって飲ませてくれます。
化学的な味がなく、体も温まりおいしかったですね。
ちなみにこの日はマイナス6℃でしたが、その週の月曜日はマイナス15℃だったそうです。
多くの日本人相手のお店が並びます。
韓国海苔を買おうと思ったら、日本人とわかると
「どうぞ奥へ」と言われ、入りかけたら中には高麗人参などの高級品が
ずらっと並べてあり、「危」信号!
急いで外に出ました。
李参も初めての経験のようでしたが、「もう・・許せない」と言ってました。
やはり日本人だとみると高く売ったりするお店もあるそうです。
おかげさまで私たちは欲しいものを李さんに伝え、交渉はすべて李さんがして
くれましたので、おいしいものや間違いのないものを安く買うことができました・・
っていうか、買いすぎ。(笑
手がちぎれんばかりに買い物をして、私が食べたかったサムゲタンのおいしいお店に
連れていっていただきました。
南大門市場から歩いて15分くらいにありました。
私たちがいただいたのは烏骨鶏のサムゲタンです。
濃厚な鳥のスープととろけるような鶏肉が、本当においしかったです。
これで一人前が約1200円くらいでした。
高麗人参やナツメヤシなども入っていました。
一休みをしたあと、一番の繁華街ミョンドンを暫く歩き、タクシーに乗って
バスセンターへ。
バスが出るまで見送ってくださった李の優しさが、本当に身にしみました。
別れがたい思いをぐっと我慢して、手を振るとちょっと涙が・・・あは
あっという間の韓国2泊3日でした。
そして、またいろいろと視野を広げることが出来ました。
この成果はそう遠くないうちに、お知らせできるかと思います。
とにかく、まずは姜さんや李さん達との仕事がうまくいくように、最大限努力
する事が大切ですね。
心に国境はない・・・そんなことを思った、2泊3日の韓国出張でした。