大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

本当にあった怖~い話し

2006-01-27 11:55:01 | 徒然に
仕事柄、いろいろな方とお話をさせていただくことがあります。

それは昨日の事でした・・・。
仕事の打ち合わせ中の事、注意書きを何処まで書いたら良いかという
話のなかで、驚きの話を伺いました。

「プルトップの缶詰以外の缶詰を販売したところ、どうやって開ければ
良いのですか」
というお問い合わせが殺到したと言うのです。

思わず・・うっそ~~と叫んだ私。

そしてさらに缶切りで開けてくださいと言うと
「缶切りって何ですか?」
と、聞き返されるそうです。

私は思わず耳を疑いました。

缶詰に缶切りはセットだったはずなののに、いつの間にこんな世の中に
なってしまったんでしょうか。
確かに便利なプルトップの缶詰が、スーパーの棚にも沢山並んでいますが
だからって、缶切りを知らないなんて・・・。

それから本当に最近の若いお母さんは、まな板と包丁を持たない方も増えている
そうです。
料理バサミもそれは確かに便利です。
しかし・・・それもいかがなものか・・。

笑い話に出てくるような話が、現実に・・・身近な事として話を伺うと、思わず
背筋が凍るような気がします。

そう言えば、最近いただいた健康食品には
「喉に詰まるおそれがありますので、一粒づつ注意しながらお召し上がりください」
と丁寧に書いてありました。

はぁ~~?

そこまで責任を持ちますか?
(ちなみに私は6錠一度に飲みます)

気をつけて飲むのは自己責任でしょう・・・じゃないですか?
子供の頃母親から言われた言葉が、商品のパッケージに書かれるようになったのは
いったいいつからでしょうか?

それから瓶詰めのジャムも、開封方向などが書かれるようになっているそうです。
そう言えば見たことがあります。

これってマニュアルがなければ、何も出来ない人たちが増えているって言うこと
ですよね。

自分で考え判断して生きてゆくという選択肢は、どんどん狭くなって行くように
思いますね。

先日の「食育フェア」も、食育教育を声高におっしゃる方々に少し違和感を
覚えましたが、現実に行き当たるとこれもまた無理からぬ事と、悲しくも
受け止めなければなりません。

いつからこんな時代になったのか・・・。

子供が子供でいられなくなっていると言うことは、親が親でなくなっているという
ことになるのかも知れない。

本当に、怖い話だと思いました。





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