オーストラリアからの帰国報告もないまま・・・
秋田から帰ってきたご報告になってしまいました。
昨日は冷たい雨で、秋田空港に着いたとたん肌寒くジャケットを持たないで行った
ことを後悔しましたが、本日は朝から晴れてとても清々しいお天気でした。
田植えの終わった「田圃」の緑がかわいらしく、思わず駆け寄ってしまいます。
今年、津波や地震の影響で田植えを諦めなければならなかった多くの農家の方々・・・
そして、いつ田植えが再開できるかどうかさえ先が見えない、原発の影響を受けている
地方の方々・・・
八十八回の手をかけて育てるから「米」という漢字ができたと言われるほど、大切に
育てた田圃を失う喪失感は計り知れないと思います。
勿論、米だけではありませんね・・・・。
でも、この田植えの時期・・・
小さな苗が田圃に並ぶ光景は、日本の食の未来を支える姿だと、私は感じるのです。
東北の未来を支えるためにも「新たな米の食文化」を、日本だけではなく世界にも
伝えて生きたいと、心からそう思っています。
小麦粉の代用ではなく、米が米粉としてのあり方を確立するために、多くの方々に
この技術を学んでいただきたいと願わずにいられません。
オーストラリアでも・・・・大変喜んでいただきました!
次回こそ、シドニーからのご報告をさせていただきます!!