『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

今日の一つは明日の二つにまさる

2010年09月19日 | 心に響くことば


           『今日の一つは明日の二つにまさる』
                  ベンジャミン・フランクリン

 
ラ・フォンテーヌの寓話の中に「ペレットのミルク壺」という話があるようです。

 ペレットという乳搾りの娘が牛乳壺を頭の上にのせて町へ売りに行く途中、「この牛乳を売ったお金で卵を買って、その卵を雛にかえして今度はそれを売ろう。そのツギはそのお金で・・・」と考えるうちに嬉しくなって飛び上がった時に頭から壺が落ちて割れてしまい、すべての計画がだめになってしまった、という話のようです。まさに“捕らぬ狸の皮算用”と言ったところでしょうか。

 世の中には上記の寓話のように、よく分からない未来の空想的な希望の果かなさや、それを信じる者の愚かさをあらわす言葉は多々あります。

 『今日の一つは明日の二つにまさる』。ベンジャミン・フランクリンの言葉です。今日すべきことを明日に引き伸ばしたら、明日は明日で別のことが飛び込んできて結局その“すべきこと”は出来なかった、という苦い経験は一度や二度ではありません(笑)。

 『今日の一つは明日の二つにまさる』。今週はこの言葉を胸に一週間精進したいと思います。

 

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何たる偶然!

2010年08月29日 | 心に響くことば

   『演劇で使うメソッド(方法論)に「何たる偶然」というゲームがある。
    このゲームは人間の相性を考えるのにとても役立つ。(中略)劇作家が
    「相性のいい二人」を作る時、先ず二つの条件を考える。一つは「類似
    性」。もう一つは「相補性」である。(中略)さて、「何たる偶然」と
    はどんなゲームか。二人の役者に対座してもらい、片方が相手に質問し、
    お互いの共通点を十個探すのである。で、共通点が見つかると、二人
    同時に「何たる偶然!」と叫ぶ。十個見つける頃には、二人の心理的
    距離は相当縮まっている。』

                                竹内一郎


 劇作家、演出家の竹内一郎さんがその著作「人は見た目が9割」の中で、「相性の作り方」として初対面の役者さん同士の、心理的距離を埋めるメソッドとして紹介していたのが上記の「何たる偶然」ゲームです。

 とてもユニークで心に響いたので書き留めた次第ですが、よく考えて見れば自分も初めて訪問するお客さんに対して、これとほぼ同じ方法論と言いますか、アプローチを取っていると思われます。

 必要最低限の事しか話さず、雑談一切なしの営業手法がダメだと言っている訳ではなく、お客さんのみならず、自分以外の相手がいて、その人との心理的距離を縮めようと思考したら、人は皆自然とお互いの共通点を探そうとするのかも知れません。

 さて今週は8月が終わりいよいよ9月が始まります。新規のお客さん、または初めてお会いする人と接するときは、上記のメソッドを、ちょっと意識して使ってみたいと思います(笑)。皆さんも良い一週間を!

 

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人生は自分がどんな言葉を発してきたかで決まる

2010年08月22日 | 心に響くことば


      『ひょっとしたら、自分の人生は、自分がどんな言葉を
       発してきたかで決まるのかもしれない。』

                           五十棲剛史


 船井総研の五十棲さんが毎日更新する「ISOZUMI NOTE」に以前、「肯定言葉を使おう」を題して以下のノートが載っていました。


 “言葉は言霊と言われる。
  言霊とは、言葉に宿ると信じられた霊的な力のこととされ、言魂ともいう。
  ある30代半ばの社員と話をしていると、「僕も30代も半ば過ぎると疲れます」といった話がでた。
  彼は、20代の頃活躍していたが、最近調子が乗らない。
  何気なく発した言葉に原因があると感じた。
  僕は彼より10歳ほど、年上だが、「疲れた」なんて言葉を発したことはない。
  なぜなら、言霊を信じているからだ。
  長生きしている人、70代になってもまだまだ元気で自分の得意分野で活躍している人を見ると、超肯定人間である。
  ひょっとしたら、自分の人生は、自分がどんな言葉を発してきたかで決まるのかもしれない。
  また、組織は、肯定語と否定語どちらがよく使われる組織かをみれば、その組織の活性度が見えてくる。
  言葉は大切だ。”

 
 「人生は自分がどんな言葉を発してきたかで決まる」。今週は自分の言葉に注意を払い、仕事にも家庭にも“肯定言葉”を使うように努力したいと思います。しかし、“疲れた”と言ったことが無い、とは、凄いです。私などはふとした拍子に口から漏れます(笑)。

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諦めない限り失敗じゃない

2010年08月15日 | 心に響くことば


 『試すことは失敗じゃない。そして諦めない限り失敗じゃない』
                       ある会社の社長


 8月も丁度半分来ました。昨日は初の「ユースオリンピック(Youth Olympic Games)」がここシンガポールで開催されました。本物のオリンピック(と言うとユースオリンピックに失礼か、)と比べると、確かに盛り上がりに欠けるかも知れませんが、こういったイベントをしっかり誘致してくるあたりこの国は戦略的です。「初」の開催国になりますから。9月にはF1も待っています。こちらも2年前は「初」の夜のF1でした。

 何かにチャレンジする時は当然リスクが伴います。人は何もしなければネガティブな方に自然と考えがいくと言われています。成功したらこうなる、と言うことよりも、失敗したらどうなるかが頭をよぎります。常に最悪の状況を想定しながら事に当たる、のが良いと教わった時代もありましたが、その中で気持ちだけは常にポジティブに保つ、と言うのは結構至難の業です。

 何かにチャレンジする時は当然リスクが伴います。が同時にチャレンジしないリスクもあります。

 「諦めない限り失敗はない」。何百回もの実験を繰り返したトーマス・エジソン。フライドチキンのレシピをもって出資者訪問を繰り返したカーネル・サンダース。日本でも彼らと同様の成功話は多いです。皆諦めなかった。

 「諦めない」というのもまたひとつの才能なのかも知れません。「諦めない限り失敗はない」、は、洋の東西を問わず、何かを志す者にとっては不変の「法則」であり、「行動」なのだと思います。

 さて今週も「諦めずに」精進して生きたいと思います(笑)。


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病んで医を知る

2010年08月08日 | 心に響くことば

        「病んで医を知る」
             ことわざ



 まさに読んで字の如くです。

 普段健康で五体満足の時は、人は医療や健康についてさして注意を払おうとしません。

 今日の自分はまさにそうです。

 明日はナショナル・デー(独立記念日)で祝日です。開いているかどうか分かりませんが、朝一で病院に行って来ようと思っています。こんなときこそ猫の手を借りたい気持ちです(笑)。


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功名富貴もし長しえにあらば

2010年08月01日 | 心に響くことば


    「功名富貴もし長しえにあらば、漢水もまたまさに西北に流るべし。」

                             李白 江上吟



 今日のシンガポールは朝から雨で、止むかと思うとまた降り出すといった雨模様の一日でした。今しがたちょっと外に出かけたのですが、肌寒かったです。

 昨日は遅くまで出かけていたので、今日は家の中で猫らと時間を過ごしました。

 書で今「金文」の練習をしていますが、書く題材として取り上げているのは李白の「江上吟」という漢詩です。今日はその最後の二行、「功名富貴若長在 漢水亦應西北流」を書きました。読みは、

 「功名富貴若(も)し長(とこし)え在(あ)らば 漢水も亦(ま)た應(さま)に西北に流るべし」。

 万物は流転します。過ぎ去った過去のことを思い出しては後悔したり、またはまだ起こりもしない将来のことを考えて心配になったりしがちですが、すべては変化し流れてしまうことを思えば、「今」、この瞬間がいかに大切かということに気付かされます。

 さて、今週から8月が始まります。例年8月は、独立記念日のお休みやお客さんがお盆休みで日本へ一時帰国されることなどがあり、仕事の流れや気持ちがスローになり勝ちなのですが、瞬間瞬間を大事に生きて行きたいと思っています。

 

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2010年07月25日 | 心に響くことば


     『人々は風土のなかに生まれ、その風気を受け、風俗に従い、
      その中に生きた。それらはすべて、「与えられたもの」であった。
      風気・風貌・風格のように、人格に関し、個人的と考えられるもの
      さえ、みな風の字をそえてよばれるのは、風がそのすべてを規定
      するものと考えられたからである。』

                                 白川静

 

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 白川静著「漢字」の26ページの一節です。

 「風貌」「風格」などは普段何気なく使っている言葉に「風」とう漢字が使われていることについて、これまで特段気になり考えたことなどありませんでした(笑)。

 しかし今日の言葉に接して、なるほどな、と納得することしきりです。そして上記の言葉は次のように続きます。

 「自然の生命力が、最も普遍的な形でその存在を人々に意識させるもの、それが風であった。人々は風を自然のいぶきであり、神のおとずれであると考えたのである。」

 んーん、深いですね(笑)。外を歩いていて頬に風を感じたとき、それを「自然の息吹」だと考えることはまずありません。あまりにも当たり前すぎて、自然の偉大さを忘れてしまっていることは他にもありそうです。

 今週はこのシンガポールの風土のなかで、その「息吹」を感じながら、そしてそれに感謝しながら一週間を過ごしてみたいと思っています。


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10年後を見る力を養う

2010年07月18日 | 心に響くことば


         『私は、多くの人が、あまり変わらないと思っている業界ほど、
          チャンスだと見ています。変わらないと思っている業界は、
          その業界特有の商慣習が強いのです。私は、ここにチャンスが
          あると見ています。』


                                  五十棲剛史


 
 船井総研の五十棲さんはセミナー等でよく、「あなたの業界の10年後は、どう変わりますか?」という話をされるそうですが、それに対して「あまり変わらないのでは?」という人達が多いそうです。

 自分が今いる業界の10年後はどうなるか?今までそれを、しかも10年のスパンで考えて仕事をして来た事があったかと自問すると、恥ずかしながら答えは「否」です(笑)。世の中によく出回っている、いわゆる「成功本」の類を開けば、「10年後の(成功している)自分をイメージして」、なんていう言葉に出会う頻度は高いですが、「自分がいる業界の10年後」という、見るべき視点、そして発想の基点がが自分ではなく自分のいる業界となれば、見る力や構想力をより客観的なものにするための良い訓練になりそうな気がします。

 ではどのようにその(自分の今いる業界の)「10年後を見る力」を養うことができるのでしょうか。その手始めについて五十棲さんはこう言っています。

 「まず、10年後を見る力を養いたいなら、一つ目として業界固有の商慣習を疑ってかかるところからがスタートです。」

 んーん、なるほど。「業界固有の商習慣を疑ってかかることからスタート」か。疑うことは非常に得意なので、これなら私にもできそうです(笑)。

 と、いうことで7月も後半戦。今週は自分が今いる業界の固有、特有、みんなが当たり前と思っている商習慣を疑って行きたいと思い、、、いやいや、今日のテーマは「10年後を見る力を養う」です。既存の商習慣を疑うのは手段であって目的とは違います。目的はあくまでも「10年後を見る力を養う」です(笑)。

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情報は時間順に収納する

2010年07月11日 | 心に響くことば


    『情報の重要度や位置付けは、それが入ってきたときには分からない
     ことが多い。処理している間にだんだん分かってくる。だから、
     とりあえずまとまる範囲で時間順に収納し、時間があるときに必要に
     応じて分類するしか対応の方法がない。』

                             野口悠紀雄

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)
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中央公論社


 行きつけの古本屋で「この棚すべて1ドル50セント」から今回選んだ本は1995年の1月に出版された「野口悠紀雄著、続「超」整理法・時間編」です。この本は、その前編と合わせて当時かなり読まれた本と記憶しています。

 FAXの効果的な使い方などが記されているあたりは隔世の感がありますが、時間の使い方の基本的な部分においては、現在においても参考になるところまだまだ多く、またしてもその「1ドル50セントの棚」に感謝せざるを得ません(笑)。

 現在の求人活動においてはレジュメをEメールでお送り頂くことがほとんどですが、それでもなお、人材屋の机の上にはプリントアウトされたたくさんのレジュメが積み重ねられていて、その他の書類等もあわせますと、まさに書類の山に囲まれて仕事をしているような感じです(笑)。

 それらレジュメや請求書などの書類などは、これまで「カテゴリー別」に分類して管理、保管しておりましたが、これだとどうしても時間が掛かってしようが無いです。それで今回から「とりあえず時間順でひとくくり」してみますと、なんとこれが結構いい感じです(笑)。脳内での管理はカテゴリー別よりも時間別が優位と言われて見れば、なるほど名刺に関してはこれまでずっと時間順に管理していたが頷けます。本書から15年も遅れておりますが、今後は書類に関してもまずは「時間順」で行きたいと思います(笑)。


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時にはレンガを横に積まねばならないときもある

2010年07月04日 | 心に響くことば


     『歴史はいつも急には変わらない。先人の積み重ねがあってこそ。
      レンガを積み上げるだけでは倒れてしまうので、横に積まねば
      ならないときもある。だから目の前の一勝・一敗ですべてを決めて
      しまうのは、私は好きではない。』



 先週「Twitter」のタイムラインに流れてきたツイートの中に、サッカーの岡田剛史監督のインタビューとして上記の言葉を見つけました。

 その言葉を今週の「心に響く言葉」として引用させて頂くのに、岡田監督がいつどのインタビューで話されたことなのか確認しようと何度か検索してみたのですが、残念ながら未だ確認できていません。

 もし本当に岡田監督の言葉であるならば、今回のワールドカップに至るまでの道のりを思い、その重さを改めて感じる訳ですが、たとえそうでなくとも、この言葉はサッカーだけでなく読み手それぞれの経験と照らし合わせて合点が行くところ多々あるのではと思います。

 さて今週から本格的に7月が始まります。心気体を健康に保ち日々コツコツと精進した生きたいと思っています。


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鞠躬盡瘁(きっきゅうじんすい)

2010年06月27日 | 心に響くことば


      『鞠躬盡瘁(きっきゅうじんすい)』

                     諸葛亮


 今日の午前中は書の先生を訪ね、最近書き溜めたものを持ち込んでアドバイスを頂いて来ました。指摘されるポイントは的確で、なぜ自分の書が退屈でつまらなく見えるか気付かされ、とてもスッキリしました(笑)。

 お昼は画廊をやっている知人のところへ行き、昼食を共にしながら書道談義。その後彼の画廊に戻って筆や硯など文宝四宝の話で盛り上がりました(笑)。特に今日は書画作品に押す「印」にいつて私は彼から多くのことを教えて頂きました。感謝です(笑)。

 さて今日の言葉ですが、これは上記、中国書画の画廊をやっている知人が「最近」のだと見せてくれた彼の作品に書かれていた四字成語です。出典は三国志で有名な諸葛亮とのこと。早速調べていると「後出帥表」と「馬前課」にこの言葉が出てくるようです。

 「鞠躬盡瘁」、(きっきゅうじんすい)と読むようですが、その意味は「努力を惜しまず、職務を尽くす」、とのことです。

 さて今週は6月が早くも終わりを告げ新たな月、7月に突入します。2010年も残り半分となりました。やるべきことを淡々と「鞠躬盡瘁」こなして生きたいと思います(笑)。

諸葛孔明の兵法 (現代人の古典シリーズ 22)
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諸葛孔明 人間力を伸ばす7つの教え (中国ビジネス思想の源流を知る)
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天才とは、複雑なものを単純なものに変える能力

2010年06月20日 | 心に響くことば


     『天才とは、複雑なものを単純なものに変える能力である。』

                            C.W.セラー


 以前ある保険会社で、業績不振の原因を解明するため外部の経営コンサルタント会社に調査を依頼したそうです。依頼を受けたコンサルタントがその会社の状況をつぶさに調べ、そして出した結果は「一番の問題は営業マンの訪問件数が少な過ぎる」ということ。営業不振の原因がこんな単純な点にある、そのことは当初会社側は受け入れ難かったそうです。

 「セールスの要点はいたって簡単だ。見込み客と対面したら、余計なことは言わずに、“あたなは生命保険を必要としていませんか”と尋ねるだけでいい。ただし肝心なのは、一日いったい何人の相手にこの質問ができるかという点だ。そのところだけは心得ていてほしい。」(P105)

 コンサルタントは自分の結論を実証するため会社側に営業マンを20人集めて欲しいとお願し、そしてその選ばれた20人に向かって上記のように言ったそうです。

 この後の話はご想像の通り、会社の業績は上向き、そして倒産の危機から救われたと言う話に帰結します。

 営業マンたちは会う人ごとに「あなたは生命保険を必要としていませんか」という質問を繰り返しましたが、そのほとんどから「拒絶」が返ってきます。しかし60人に1人は「やあ、そう尋ねられるのを待っていましたよ。喜んで契約しましょう」と答えてくれます。営業マンたちは、この一日になんとかこなせる対面件数の限度である「60人」という数字を毎日こなして行ったそうです。(A.L.ウィリアムズ著、「人生、熱く生きなければ価値がない」三笠書房)

 

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 さて今日の言葉、「天才とは、複雑なものを単純なものに変える能力である。」ですが、これは20世紀の前半に活躍したスコットランド出身のユーモア作家であるC.W.セラー(W. C. Sellar)の言葉です。

 6月も後半に差し掛かり、早くも今年2010年も半分終わります。いろいろな問題が多極的に存在して、考えれば考えるほど複雑になりますが、視点を変えて見ながらシンプルに取り組んで行こうと思っています(笑)。


 

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常に今日のためにのみ働く習慣をつくる

2010年06月13日 | 心に響くことば


      『常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。
       明日はひとりでにやってくる。そしてそれとともに、
       新しい明日の力もまた来るのである。』

                          カール・ヒルティ

幸福論 (第1部) (岩波文庫)
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 「幸福論」の著者として知られているカール・ヒルティの言葉です。

 これは明日以降のことは考えなくとも良い、と言っているのでは無論ありません。目の前の「すべき仕事」に集中して一所懸命淡々とこなしていれば、明日は自動的に、しかも新たな力を伴ってやってくる、と教えてくれています。

 人生の大目標を立て、それを年代ごとに到達すべき点を振り分け、年に落とし込み、更には月、週、そして日々やるべきことを書き出したら、それ自体に満足してしまい、後ろを振り返ると「行動に移さなかったTODOリストの山」がうず高く積み重なっている、という経験をしたのは私だけではないと思います(笑)。

 「目の前の一打」に集中する。そして“まだ起こっていない未来に悩まない”。今週もこれで行こうと思います(笑)。



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自心の外に浄土なし

2010年06月06日 | 心に響くことば


     『自心、すなわち、仏であることを悟るなら、
      阿弥陀に願うに及ばず、自心の外に浄土なし。』


                          一休禅師

ヘタな人生論より一休のことば---逆境の日々をくじけずに生きてゆく知恵とは (河出文庫)
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河出書房新社


 何度か書かせて頂いておりますが、シンガポールでは土曜日と日曜日に「ジャパン・アワー」といって日本の番組を放送する時間があります。

 日本で一年前くらいに放送されたものを音声は日本語のままで、画面下に英語のサブタイトルを入れて放送しています。日本に興味のあるシンガポール人にとっては人気の番組だと思います。

 今回の放送で一休禅師のお寺で知られる酬恩寺がちらっと紹介されていました。それをご縁として今日は一休禅師の言葉を記録させて頂きます。

 日本語とは本当に不思議なもので、「自身」「自信」「自心」、すべて「じしん」です。私たちは得てして、大事なものはどこか遠くに行かないと手に入れられないものでは、と心のどこかで考えてしまいます。でもその答えは「自身=自心」の中にあるのだと思います。遠くへ出かけていかなくとも、自分以外の誰か他の人に頼らなくとも、初めから全部自分の中にあるのかも知れません。

 一休禅師は「自分の心(自心)を仏と悟るなら、」と言っていますが、自分自身で自分の心をそのように見つめるなら、何も仏様だけでなく神様だっていようというものだと思います。自心と書いて「自神」とも読めます。みんな自分の心の中に初めから持っているものだと思います。日本語は本当に不思議です(笑)。

 さて6月も本格的に始まりました。今週も「阿弥陀に願わず」生きたいと思います(笑)。


 (一休禅師の書  


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自ら知る者は明なり

2010年05月30日 | 心に響くことば


 『知人者智、自知者明。(人を知る者は智(ち)、自(みずか)ら知る者は明(めい)なり。)』

                            老子(第三十三章)

 

老子 (岩波文庫)
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 三連休最終日の今日は朝早く起きて書の練習をし、その後一年くらい会っていなかった友人と連絡を取りランチを一緒し、午後は家に戻りお茶を入れながら書の練習に勤しむといった一日でした。

 昨日購入した金文の字典を使って早速字引をしてみました。まず書きたい字句を選び、活字体をベースに金文を引くといった作業です。これが結構楽しい(笑)。

 そうやって金文で書いてみた字句が上の言葉です。老子第三十三章の中の言葉で、「人を知る者は智(ち)、自(みずか)ら知る者は明(めい)なり。人に勝つ者は力あり、自(みずか)ら勝つ者は強(つよ)し。足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志あり。その所を失わざる者は久し。死して亡びざる者は寿(いのちなが)し。 」と続きます。

 面白いなと思うところは「智」と「明」の対比において老子は「智」よりも「明」を上位に置いているところです。

 「他人を知る、理解できる者は智が有り、偉いが智者に止まる。それと較べると、己を知る者は比較にならないほど偉く、明と称せられる。他人と競争し勝つ者は力が有るからで、偉いと言えるがそれに止まる。これに対して私心に打ち勝つ者は本当に偉い。己に足ることを知る者は、財宝を貯めた財産家よりも富者になる。道ー自然に帰依ーする者は、真の向上心に燃えている。だから何時までも立場が揺るがない。このように、死しても朽ち果てない命を永遠と言う。」

 さて今週は6月に突入です。「智」よりも「明」であることを目標に今週も精進した生きたいと思います。


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