いろいろな方々のレジュメを日々拝見しておりますと、「空白の時間」に目が行きます。卒業後から時系列的に読んで行きますので、すっぽり抜け落ちている期間があると気になります(笑)。
先日うちへ来てくれた華人系シンガポール人のCさんのレジュメには3ヶ月の「空白の時間」がありました。本人にそれについて尋ねると、「いやー実はある会社に入社したのですが、入ったら当初聞いていた話と全く異なるものですから直ぐに辞めてしまったのです。それがほんの3ヶ月間だったので、レジュメにはそこまで詳しく書かなくとも良いのではと判断して書きませんでした。」とのこと。
確かに、書く、書かないはその方のご判断ですし、自分なりのレジュメの「見せ方」があって、戦略上特定の経験を省くというのは有りだと思いますが、きちんとレジュメを見てくれる面接官であれば、「空白の時間」は必ず突っ込むと思いますので、聞かれたらちゃんと答えられるようにしておきたいものです。
やはり人それぞれの色々な経験があって現在ここにいる訳ですから、例えば全く異なった業界や職種で有っても、「自分がそこで何を学んで、そして次にどのような行動を取ったか」の履歴ですから、レジュメはできれば一本線の通ったものが、その人の「人となり」を垣間見ることができて、個人的には好きです(笑)。自分の存在がこの世から消えることは一瞬たりともありませんから、レジュメも「空白の時間」がないものが良いかと思います。
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今日も有り難うございます!