徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

access 25th Anniversary double decades + half Special SYNC LIVE 1125

2017年11月28日 | ライブ・コンサート
access 25th Anniversary
double decades + half
Special SYNC LIVE 1125
舞浜アンフィシアター

(11/28 さらに追記)

MCあれこれ。←1日目と2日目混じってます。

★クラシカルパートにて。
大ちゃん「25年経って、オリジナルだけじゃなくてクラシックのアレンジとか、こういうのも二人で出来るようになったよね。また新しい挑戦で。そのうち何かお知らせできるかも?」
ヒロ「(クラシカロイド)次あたり出番が…(笑)他の人が歌えないくらいめちゃ高い音入れてくださいって。で、歌えませんゴメンナサイ!みたいな(笑)」
大ちゃん「この(リストのカンパネラ)アレンジは、ヒロのこの音域があるからできるの!」
ヒロ「いやいやいや、大ちゃんのこのメロディーがあるからできるの!」
観客(ラブラブだなあ…v)

1日目、『Stay My Love』を歌い切ったヒロが世界に入り込みすぎて?(多分次の曲にいくと思ってた?)大ちゃんがMCのマイクを手にしても気づかずに、歌い終えた姿勢のまましばらく身じろぎもせずに立ち尽くしていたのが印象的でした。あれは本当に「気持ちが宇宙の彼方に行ってた」(byヒロ)だと思いました♪


★バラードについて。
大ちゃん「このREGRETって曲も切なくてすごく好きなんだけど…作った当時に、この歌詞の世界観がホントにわかってたのかなって。こういうの、半分妄想でしょ?!(笑)」
ヒロ「あはは、そうだね、今になって歌うとね、うーん、じわじわ実感するというか…」
大ちゃん「するの?!」(笑)
ヒロ「いやいやいや、歌詞が心に沁みるな、って」
大ちゃん「沁みるって…!それは30周年くらいに取っておこうよ。ジワる、ジワジワくる」
ヒロ「そう、ジワる」(笑)


★三部作について。
大ちゃん「この三部作、こだわったところみんな気がついた?これは元々シングル3枚の三部作と『SEQUENCE MEDITATION』でひとつのストーリーを作っていたんだけど、今回はDelicate Planetアリーナツアーでのアレンジを、サイズ感そのままに!再現しました。(どよめき&拍手)当時はデジタルシンセで作った音だったけど、今回それをこういうアナログシンセでできたって言うのが、時代の流れを感じるというか、もう感無量で・・・」
観客(我々の場合、違う意味で感無量だったりする…感涙)


★PANDRAについて。
大ちゃん「先輩と新しいプロジェクト始めて…」
ヒロ「でもさ、パンドラって『パンドラの箱』のあれでしょ?開けちゃいけないものじゃないの?開けたら貴水博之が出てくるみたいな!(爆笑)」
大ちゃん(吹き出す)「先生と箱開けたらヒロが出てきて『絶版だーっ!』って叫ぶとか?それであわててまた箱閉めちゃうの(爆笑)」
ヒロ「(笑)」


★檀正宗に会いにきた男の子の話。
大ちゃん「25年やってきたけど、相方が変身できるようになっちゃった(仮面ライダークロノス)のは、ホント驚いたね!」(笑)
ヒロ「今回アルバムのマスタリングを担当してくれたスタッフの息子さんが、エグゼイドの大ファンで、檀正宗にどうしても会いたいって、スタジオに来たんだよね」
大ちゃん「そうそう。もう佳境、っていうかすごい忙しいときだったけど」
ヒロ「でね、その子の中ではボクは檀正宗だからさ。(キャラのイメージから)あんまり優しく接しちゃいけないわけ」
大ちゃん「え~檀正宗ってこんなにおチャラけてる人なの?って、イメージ壊しちゃいけないもんね」(笑)
ヒロ「それで、いつもと全然違う、ちょっと怖い目なんだけど、そういう顔で(頭に手をのせる仕草)『お前は…絶版には、しない!』とか言って」
大ちゃん「それをボクは少し離れたところで見てたんだけどね、その子がギューってヒロに抱きついてる姿を見て、なんだか感動しちゃって。子どもに夢を与えることができるんだもんね…」


★水を飲むヒロと、客席に食ってかかる大ちゃん。
高音を駆使した曲の直後。
MCの合間にヒロが「ちょっと、水飲まないとね」と言い訳しながら?水を口にする姿に、会場からクスクス笑いが漏れたところ…
キレ気味の大ちゃん「何で笑うんだよぉっ!ヒロが水飲んじゃ悪いのかよ!」(そういう意味じゃないんだけどね、と会場ウケる)
ヒロ「まあまあまあ、そういうね、客席にケンカ売る大ちゃんのスタイルがね、好きだなあって」(会場「ヒュ~♪」)
大ちゃん「え~、ケンカ売ってないよ!」
ヒロ「はいはいはい」
大ちゃん「ヒロね、どんだけでも水飲んでよ!何だったらステージのここに水道引いちゃうよ!水道屋さんだから配管できるもん!」(会場爆笑)
ヒロ「それでステージ上を水浸しにしたりしてね…って、それは怒られるか」(笑)

その後も水を飲むヒロの姿に(「お疲れさま」とか「微笑ましいなあ」という意味での)笑いが起き、そのたびに大ちゃんが「何だよ!笑うなよっ!」(キッ!)というお約束的な反応をするので、さらに笑いが起きるというw。かわいいかわいい。

ヒロ(大ちゃんに笑いかけながら)「笑うのっていいんだよ。笑う門には福来るって言うじゃん」
大ちゃん「それ、お正月に言う話じゃないの?」(不服そうに)
ヒロ(優しく身を乗り出して)「いつ言ってもいいんだよ!」

もうね…ヒロの対応が大人すぎて惚れるw


★新アルバム『Heart Mining』について。
大ちゃん「ツアーのラストで『アルバム出します!』って言っちゃったから、各方面から『それはちょっと(無理っぽい)…』って心配されて」
ヒロ「みんな無理だと思ってた」
大ちゃん「スケジュール的にもね。でも、周りは心配してたけど、ボクたち二人だけは全然心配してなかった(笑)」
ヒロ「もっとすごいこといっぱい乗り越えてきたもんね(笑)」
大ちゃん「誰もが(年内に出すの)無理でしょ、って思ったけど、ボクは、今この25年のaccessのこの瞬間を、音にしておきたい、って思ったんだよね」(拍手)
大ちゃん「25周年を迎えて、こんなの来るか?って言うようなアルバムに仕上がったから。あと、25年の節目の日に、これまでの振り返りだけじゃなくて、次の楽しみのこともみんなに言えるのが、ボクは超うれしい!!」(拍手)


★ヒロの「真面目な話していい?」
ヒロ「昨日から思ってたんだけどさ、ちょっと真面目な話していい?…生きてて良かった、って言ったけど、生きるって何なんだろうね、って。生きるって一見すごく普通なことに思えるけど…食べたり、寝たり、いろいろあるけど、喜びや悲しみや怒り、そういうのを全部受け入れて、前に向かって…明日に向かうということなのかなって。今日のこの瞬間から1mmでも、1歩でも、前に進んでいこうとする気持ち、その姿勢が生きるって言うことなんだと思うんだよね。それをボクの場合は音楽を通して伝えていくっていうことなのかな。そう考えたときに、『生きてて良かった』って思ったんだよね。ホント言うと、今ボクが生きてるのは、みんなのおかげです!!!」(大拍手)



★アンコール
 1992年11月25日 原宿ルイードのライブドキュメンタリー映像を見て。

☆大ちゃんの赤いジャケットの巻。
ヒロ「大ちゃん、肩幅広いねえ~」(爆笑)
大ちゃん「これは…小室先生のお下がりで貰ったやつ(笑)この頃アルマーニとかルナ・マティーノとか(バブルで肩パッドばりばり入ったデザインが)流行ってて」
ヒロ「あったあった、懐かしい!!!」

☆大ちゃん喫煙する、の巻。
ヒロ「あれ?大ちゃん、トイレも行かないし煙草も吸わないんじゃなかったっけ。煙草吸ってないことになってたよね?」(笑)
大ちゃん「……それはCGで合成されちゃったんだよ!!!」(爆)

☆ヒロ緊張するの巻。
大ちゃん「目がウツロじゃん」(爆)
ヒロ「あ、腰振ってるw…っていうか声出てないし!」(爆)
大ちゃん「うっわ(ジャケット)脱いだwwwww」(爆笑)
ヒロ「もうやめて…!」(爆笑)

☆大ちゃん、演奏する自分を撮影するカメラに文句を言うの巻。
会場「かわいいいーーーーーー!!!」(歓声)
大ちゃん「うわあああああ、寄るなああああ!!!」(爆)
ヒロ「なんでなんでw」
大ちゃん「寄るなあああああ!!!」
観客(かわいいいいいいいwwwww)

☆お互い変わりましたか?の巻。
大ちゃん「ヒロは…この頃と比べて変わった?」
ヒロ「うーん、髪型に試行錯誤してた時期かな…おでこ出してるし…これはダメだな~…」(爆笑)
大ちゃん「ボクはそんなに変わってないよね?」
会場「ええええええええええええ!!!!!」
大ちゃん「えええええ!!!!!(不本意そうに)えーっと、ライブリハの時の感じとか、ライブ中のテンション(上がってる感じ)とか…」
ヒロ「でも、大ちゃんは今の方がいいよね~、だよね?(会場に向かって)」→会場悲鳴&大歓声!
大ちゃん(ちょっとビックリして)「そういうのさ…そういうヒロの、サラッといっちゃう(前向きな)精神が好きだな」
ヒロ「ボクはいつも本心しか言わないから!」(ドヤァ!) ←会場再び悲鳴&大歓声

☆変わったものと変わらないものの巻。
大ちゃん「でも(1992年の)映像見てると髪型とか時代を感じるよね~」
ヒロ「ボクたちも変わったしみんなも変わったよね(会場笑)、ボクは今のみんなが好きだよ♪」
大ちゃん「(笑)今のみんなが好きだよー(棒読み)」
ヒロ「それってwww」
大ちゃん「こんなことくらいで(ファンとaccessは)今更ケンカする仲じゃないよ!」←古女房状態w
ヒロ「わかんないよ?後からすっごく気悪くされたりしてて」(笑)
大ちゃん「えー、知らないだけで!!ウソ、そんなことないよ!!」(爆笑)
ヒロ「(笑)」
大ちゃん「でもね、変わってないことは、あの頃(デビュー当時)も、今も、ボクたちの音楽を聴いてくれた人が、少しでも元気に明るく、前向きになってくれたらいいなって…そう思ってること、その心は、ずっと変わってない」


★アンコールにて。大ちゃん、泣く。
大ちゃん「わ、やっべ…どうしよう、目が…やばい」(目もとを袖でゴシゴシ)
ヒロ「…ほらね、生きてて良かったって思ったでしょ?」(歩み寄って大ちゃんの肩をそっと抱く)
大ちゃん「うん…みんな愛してる」(涙声)
観客(もらい泣き)

大ちゃん「25年で一番嬉しいのは、今ここでオマエらが一緒に歌ってくれてることだよ!ホントに嬉しい…」(涙目+涙声)
大ちゃん「accessがデビューして25年、ここに来てようやく『accessをやってきたことを、少しは誇りに思っていいのかな…』って思える自分がいる。今日この場所で、これまで25年積み重ねてきた1分1秒は、無駄じゃなかった。みんなのおかげです。ありがとう…」(感極まる)


(ひとりごと)
第一期から見ている身としては、あの頃は「ティーンズラブコミックに出てくる王子様(あるいは薄い本的なリアル2.5次元)」イメージだった彼らが、今はかけがえのない「戦友」「半身」「家族」であり、私たちファンとの距離感も「天使でクールなアンドロイド」から「同じあたたかな体温を感じるヒト」になったことを心から嬉しく思うのと、大ちゃんが素顔で笑ったり泣いたりしてくれるようになったことと、ヒロがホントに「イイ(大人の)男になったなあ♪」という喜びと、さまざまな想いが交錯した2日間でした。アンフィシアターに満ちる雰囲気は、まさしく「家族愛」♪ハグしても、キスしても、家族ならそれが普通(という文化もある)だから、大ちゃんの素晴らしい才能と可愛い俺様的ワガママ?、ヒロの歌唱力や表現力に、大きな包容力と愛情とポジティブさ、そこに私たちファンが加わって「あの世界観」を作り上げているんだな、と。それを心から感謝して、誇らしく感じた25周年でした。

2日目ラスト、アンコールのおなじみ『LOOK-A-HEAD』が終わった後、名残惜しそうに言葉をつなげる大ちゃんとヒロの姿からは「終わりたくない」「この時間がこのまま続けばよいのに」という気持ちが溢れていました。ダダ漏れだったその感情こそ、彼らの「愛」なんだろうなあ、と思った次第です。

あの素晴らしい時間を共有できた、あの場に居合わせることができた幸運に感謝を♪





11/25(土) セットリスト
例によって両日ともメモ取りながらでしたので、聞き飛ばしや間違いはスルーをお願いします。m(_ _)m



Look-A-Head (オープニング映像BGM)

Virgin Emotion
Catch the Rainbow
Beyond the Second-D
Let Me Go
Silver Heart
新曲?


ーー映像タイムーー


①1992.11.25. 原宿ルイードライブ映像
Virgin Emotion
Hot Cruising Night
Toy Bix in the Morning Time
Be Nude
Jewelry Angel

②2016.10.8. DA METAVERSE @ 東京国際フォーラム
w/ヒロ Virgin Emotion

③2017.9.1. HIRO Love&Victoryツアー @ZEPP TOKYO


ーーストリングス構成ーー


Lovin' You
grand muse

MC

La Campanella(フランツ リスト作曲、浅倉大介編曲、貴水博之作詞)
Stay My Love

MC

千年の誓い


ーー15分休憩ーー


DAソロ SEQUENCE MEDITATION 〜超電導思考回路〜
(第一楽章)
DRASTIC MERMAID
SCANDALOUS BLUE
(第二楽章)
TEAR'S LIBERATION
(第三楽章)→ ラストに銀テープが飛ぶ
※この構成は「デリプラツアー・アリーナスタイル」のものを再現

MOONSHINE DANCE
Tragedy
We'll
Knock Beautiful Smile → ラストでカラフルな紙吹雪が飛ぶ


ーーアンコールーー


MC

1992.11.25 ルイードライブのドキュメンタリービデオ上映

MC

Look-A-Head

accessからの感謝の挨拶