10月のある日、公式HPにこんなお知らせが載りました。
若人よ来たれ!
君もクリスマスに芝居をやらないか?
おっと、違った…w
12/16(火) 先着30名様限定!
タイムズ スパ・レスタ10階のレストランスペースにてランチ&トークイベントを開催!
今回は畑中智行・多田直人・鍛治本大樹が皆さんをおもてなしいたします!
この3人が「お・も・て・な・し」ですぞ!(何か違う)
http://www.caramelbox.com/stage/christmas2014/caramel_resta/
仲の良い(そしてCB歴の長い)友人から「一緒に行かない?」と誘われたものの…かなり躊躇しておりました。
半日とはいえ仕事が休める時期ではなかろう、というのも理由のひとつ。加えて、私にとって舞台というのは譬えるなら「完成し目の前でサーヴされる料理」であって、それを「第六感までフルに使って味わう(=観る)」のはとても好きです。
とはいえ「どんなシェフ(=役者さん)がどんな思いでそれ(=役柄、舞台)を作っていたか?」まで踏み込むのは、結構勇気が要ることです。何せ演劇に関しては素人ですからね。しかもCB1年生。直接話すって言っても、すごく緊張するじゃないですか?(笑)
じゃあ目の前でランチ食べてトーク聞いて帰るだけ?そのためにこれだけのお金出すのもなあ…と費用対効果を考えたり。
考えたり…。
結局「猫をも殺す好奇心」とやらに負け、友人に半ば引きずられて行ってきました。
ええ、こういう場面では限りなく意志が弱い私。(^^;
5月に『鍵メソ』でもこうした企画があったらしいですが、東京のみの開催で、参加された方以外には内容が伝わる機会も無いと思いましたので、折角ですし当日の様子をまとめておくことにしました。お楽しみいただければ幸いです。
※ブログに詳細をUPしても良いですか?とちゃんとゲスト様のお一人&製作総指揮様に確認は取りました!w
13時スタートで参加者は25名。23名の女性と2名の男性、やっぱり女性ファンの方が多いです!w
この日のために遠方からわざわざ来られたという方もいらっしゃって、大阪とか神戸とかの地名もちらほら聞こえてきます。居住地も年齢もファン歴も様々でしょうが、共通しているのは「キャラメルボックス大好き!」という所でしょうか。
≪オープニング≫
まずは多田さん鍛治本さんの挨拶から。あれ?1人足りない?!そこにマライア・キャリーのクリスマスソングが聞こえてきて…会場入り口のカーテンの後ろからサンタ姿の畑中さんがプレゼントの袋を抱えて乱入!(笑)
いきなりのサプライズに「キャーッ!」という黄色い歓声を浴びつつ、笑顔で「こんにちは~、ようこそ~♪」と会場をひと回りしながらお客さんと握手、握手…多田さんと鍛治本さんは一瞬でお株を奪われた格好に。
鍛治本さん(以下K)「まさかの『キャ~!』が出ましたねえ…登場しただけでw しかもイントロ長くてタイミングが微妙w」
多田さん(以下T)「今までうちの役者でサンタ姿を演じた人は何人もいますけど、畑中さんは全然サンタの衣装似合ってないですねえ…」
畑中さん(以下H)「何だよ~。これホントに舞台で使ってる衣装なんですよ!着こんでるから暑いの!w」
T「サンタさんっていい人のはずなのに、このサンタはいい人に見えないなあ…肌黒いし目つき悪いし」
H「…って誰だよ、着せたの!自分としてはヒゲも欲しかったんだよね、ランチ食べる時ヒゲが邪魔で食べられないってオチ付きで」(爆笑)
というわけで、おもてなし役が勢揃いしました☆
3人のやり取りに会場が大笑いに包まれ、賑やかなスタートです。
ランチメニューが配膳される間、まずは畑中・多田・鍛治本のトリオでフリートーク。
≪イベント用スペシャルランチ メニュー≫
・鶏肉のグリル、クリーム&トマトソース ・ポタージュスープ ・生野菜サラダ
・五穀米ごはん ・ストロベリーアイスクリーム ・ソフトドリンク
≪おしゃべりタイム�≫
3人からはさっそく「『ブリザード』『太陽の棘』もう観ましたか?」「前回のイベントにも来られた方いますか?」など、参加者に質問がありました。今日イベント後に観ます、という方も、関西方面の方は「太陽は観てない!」という声も。
多田さんと鍛治本さんからは、先週の第1回・ガレージセールでの裏話を。
K「僕、ガレージセールで靴のコーナー担当で。それで『アルジャーノンに花束を』でチャーリー役の阿部さんが履いてたコンバースのスニーカーが出品されてて、早替え対応で踵にジッパーがついてる特注品なんだけど、すごく履きやすそうでね。開始10秒くらいで売れちゃって。もう1足(チャーリー役のWキャストだった)多田さんの同じスニーカーも出てるから、これもすぐ売れちゃうんだろうなって思って見てたら…意外にもなかなか売れなくて(笑)最後まで売れ残ってた」
T「何だよそれw」
K「見ててかわいそうだったw」 ←多田さん微妙な表情w
H「その靴、明日も出るよね。先週出したのと、今週新たに出す分と、両方あるから。今日ロビーで展示してるのもあるんで、是非見てみてください!(と宣伝)」
K「ガレージセールはお客さんものすごい真剣に品定めしてるから、こっちから話しかけたりして邪魔しちゃいけないんじゃないかって気になるのね」(笑)
T「僕は『鍵メソ』で着た衣装の青いスーツがシルエットとかすごく気に入ってて…自分で買い取ろうかと思ってたんですよね。あんな色のスーツ、実際の生活ではまず着る機会が無いけど。漫才師みたいだし(笑)…で、値札みたら上下8000円って付いてるじゃん?『うわ、ちょっと高いなあ』と。で、横見たら畑中さんが着たスーツもあって、そっちは3000円なのね」(大爆笑)
H「何で?何で??それ何でだよ?!」(笑)
T「それは(畑中さんの)着方が雑でね、擦り傷とか生地の傷みやヨゴレがあって、そういう値段なのっ!!」(会場爆笑)
H「そうなの?!だってオレ、結構芝居で激しく動くじゃん?その度にぶつけたりする所が傷むの早くってさあ…」
ここで今回『ブリザード』公演であゆみ役の林貴子さんがスカートのすそを破ってしまったエピソードが明かされる!!
H「オレ以上に舞台で激しく動く役者はそういないだろ、って思ってたんだけど、最近はね、林貴子ちゃんがすごいの。『ヤバイ、負けそう』って『ジャングル・ジャンクション』で共演したときに思ったんだよ。で、こないだその“ハヤっちゃん”…俺はいつもこう呼んでるんだけど、ハヤっちゃんが『ブリザード・ミュージック』で衣装のスカートのすそを豪快に破っちゃってたんだよね。かなり上のほうまでビリーッ!って。あれ、ちゃんと直ったのかなあ」(笑)
K「そうそう、役者の服の着方って個性が出ますよね。ガレージセールの準備してると、同じ公演の同じ衣装でも、着てた人によってぜんぜん状態が違うもん。で…僕の場合、衣装合わせではスタイリストさん泣かせというか、何を着ても決まらない…って言われちゃうことが多いです」
T「一緒に舞台衣装の服を選びに行っても、僕はすぐ決まるのに、鍛治本だけずーっと決まらないの。何着せてもパッとしない(笑)演出家も腕組んで渋~い顔してる。別にお前が悪いわけじゃないのになあ…」
K「その点(岡田)達也さんなんかは役柄からも派手で思い切った服着せられることが多いですよね。なのに何でだろう、あの人は『ええ~っ?』っていう服も似合っちゃうんですよ。あれはもうねぇ、服じゃなくて、あの『顔』なんだと思う」(爆笑)
H「顔?!」
K「そう。僕は衣装合わせの時に皆から似合わないって言われること分かってるから『いつもすいません…』『こんなんですいません…』って感じで(ちょっとナナメに、いたたまれなさ全開って感じでポチッと)立ってるんですよ。でも達也さんは違うんです!」
そこでいきなり!達也さんのモノマネを始めるかじもん。
両手をポケットに突っ込み、ちょっとモデル立ちっぽい感じで、顎を引いていわゆる「ドヤ顔」w
一歩、二歩、と前に踏み出しつつ、あちこち気取ったポーズで一言。
K「ん~、どうかな?こんな感じ?これもアリだよね?」 ←しゃべり方もそれっぽくw
畑中さんも多田さんも、もちろん会場中の参加者も大ウケ!!!
T「そうそう!演出家も『おお?!』とか身を乗り出しちゃったりね。さっきまで全然ダメって顔してたのに」(笑)
K「達也さん、芝居はハッタリだ、って言ってましたから」(爆笑)
この時点で「ランチなど食べている場合ではない!」ということをお察しくださいw
ところで、畑中さんにだって衣装の悩みはあるのですw
あの5・6月公演の『鍵泥棒のメソッド』桜井役にまつわる話。
H「鍵メソの前に半年お休みもらって、芝居をしなかった&プライベートでも何もしなかったせいで5~6キロ太っちゃって。衣装を見にお店に行ったら、どれを着ても合わないの!オレの肩幅や身長に合う服だと、太ももがパンパンで入らないという。で、合うサイズを選んでいくうちにシルエットはどんどんごつくなって行っちゃって…」(会場爆笑)
↑ 確かにあの時の畑中さんは「ぷにぷに&モフモフ」だった。(^^;
≪おしゃべりタイム�≫
いただきます、の音頭は畑中さんから。25名が5/10/10と3テーブルに分かれ、そこへ10~15分ほど一人ずつゲストが来て一緒にお食事&フリートークとなりました。参加者からは質問や舞台の感想が寄せられ、ゲストからは公演の裏話を含めた貴重な生の声が聞けます。
サンタ姿にストップウォッチを首かけ配備のはずの畑中さんが、毎度(10分の)交替時間を忘れて話に夢中になり、仕切り役が全然機能してないのもご愛敬!突然「あと30秒!」「交替!」「早く切り上げろよ!」と叫んで周囲をビックリさせたり…それすら大笑いのタネになるという。(笑)
フリートークタイム、私のいたテーブルに最初に来たのは、多田直人さんです♪
演じていない多田さんを間近で見る機会は2回目。夏の『涙を数える』の劇宣でサンシャインに来てらしたのを見て以来です。
何というか、独特の透明感のある、飄々とした、そして涼しげな雰囲気は変わりなく。前髪が伸びたせいかとても若々しい印象に。ひとことで言うと「クール!」ちょっと近寄りがたい雰囲気は、向こうも緊張されていたせいでしょうか。そして見ているこちらも当然?「うわぁ!クリスチャン降臨!!やはりメイカー様に話しかけてはいけないのではないか?!」などと脳内が一気に緊張(&ちょっと興奮しすぎておかしいw)モード。
ご本人も気を遣っておられたらしく「気を遣わないでね。せっかくのお料理なんで、美味しいうちに、話しながら聞きながら、気にしないで食べてくださいね。僕も自分のペースで食べますから」と最初に言っては下さったものの。今年様々な役で私を魅了した役者さんのひとり。実際目の前にしたら、やっぱり緊張しちゃって何も喉を通らないというw
まずは『無伴奏ソナタ』の話題。公演数が少なくて都合が付かなかった、という人もいれば、地方で公演してくれたおかげで観に行けました、という人、岐阜や津はどうでした?という質問も。
T「普段行けないところに行くことができて、すごく楽しくて印象深い公演でした♪」
同じキャストで再演をしたことが奇跡的、という声には多田さんも「二度とないことだと思います」と頷いていらっしゃいました。次やるとしたらきっと入れ替えはあると思う、それが普通だから余計に再演は奇跡的だった、とも。そして再々演を近い将来是非してほしい!という声や、もし再々演があるなら『無伴奏』で次にやる役は?という質問が。結構皆さん、twitterをチェックしていらっしゃるようです。
T「そうですね、もし次にやるとしたら、僕は『ウォッチャー』の役をやりたいです。(自分以外の役者がクリスチャンをやるとして、誰が適任でしょうか?)…観てみたい役者ですか(しばらく考え込む)…そうですねえ、いっそ僕とはぜんぜん違う(タイプの)役者でやってほしい。もし出来るなら、僕より若い人でやってほしいなあ…」
夏の『涙を数える』に続いて、冬の『太陽の棘』も東京のみの上演ということについて、関西在住の参加者から「どうしてですか?」と残念そうな質問が。
T「僕は番外公演役者というか(笑)劇団として何か新しいものにチャレンジする作品とか、地方ツアーとか、そういった試みのときに『こいつなら大丈夫』って思われてるのかな?そういう機会に呼ばれることが多くて。だから秋のツアーは劇団で僕だけが毎回出てるんですよね。ホントは僕だってもっと(公演数)出たいんですよ!(笑)」
この日『太陽の棘』を観ていない方(これから観る方)もいらしたので、ネタバレ的な質問が出来なかったのが残念。
考えたら春の公演からは全部観ているので、もっと聞きたいことあったのに…チキンハートな私。『太陽の棘』の一場面やノルデ(≠恭一兄)のコスチューム、特にシルエットは、紛れもなく『無伴奏』クリスチャンへのオマージュを感じる、それを見越して演出は舞台を作っている、観る側のデジャヴ(既視感)すら演出として利用していたのではないか…と本当はお伝えしたかった&演じる方の声を聞きたかったのです。
他の質問では『太陽の棘』で鍛治本さんとセンターを分け合ってるから、次から少し(位置を)ずれるの?なんてやり取りについての突っ込みも。(twitter参照)
T「あれ、分けられないんですよ。出演者が8人なんで、どうしても真ん中で割ると僕と鍛治本で半々になるの。しょうがないよねえ・・・――ところで(初主演の)鍛治本、どうでした?いないところで聞いちゃうけど!教えてくださいw」
(テーブル大爆笑!遠くから「聞こえてるよ!」とかじもんの声w)
参加者からの「かじもん、初日は硬かったけど2回目からぐっと良くなりましたよね」「泣けました!」という感想を聞く顔つきと眼差しは真剣そのもの。役者としての本分が否応なく匂い立つようで、思わず舞台での「何かを超越した」芝居を思い出し「紛れもない、この人は『あの役』の中のひと!」無意識に背筋が「ゾクッ」!
そして「(鍛治本さんに対しての見守り方が)いいお兄ちゃんだなあ」とホッコリv 『棘』の恭一兄にイメージがふわっと重なりました。(←多田さんのほうが数日年下ではあるのですがw)
次に「こんちわーっ!」とテーブルに元気良く来襲したのはサンタ姿の畑中さん!!!!!
テーブルがワッ!と沸いて、一気に賑やかになるのはお人柄?私にとっては初めて「目の前」にいる!でこれまたドキドキ。
参加者を大いに喜ばせたサンタのコスプレについて。
H「今朝寒かったから着込んでて、しかもこの衣裳、下にパーカーとジーンズでこの辺カイロ貼ってるし、すごい暑いんだよね」(大爆笑)
別テーブルで接客中(爆)のかじもんのTシャツ姿(ジャケットを脱いでいた)に「あいつ、あんなカッコしやがって。大学生かよw」なんてツッコミを遠くから入れたり、かじもんがそれに「なんだよー!」と言い返したり(※ちなみに冬公演では大学生の役)…もう笑い過ぎて涙出そうで、ランチを食べていられる状況ではない!というのをご理解ください。(二度目)
畑中さんは終始「折角だから何でも聞いてね!」とにこやかに話を振ってくださるので、参加者からは「太ったりやせたり」のサイクルについての質問が。畑中さん曰く「元の体重はそんなに変わらない」でも、贅肉が付いた状態から稽古をしたりして、肉が落ちない状態で脂肪→筋肉になると、固太りのようになってしまって、なかなかシェイプ的には落ちないらしいです。
H「見た目は結構痩せたのに、実際体重では1キロくらいしか変わらなかったりねえ…でも燃やすカロリーがあると疲れにくかったりするからいいよね。結構体弱いほうなんで…」 ←えええっ!健康優良児っぽいのにw
参加者からは「意外な」アクション能力や、ダンス、キレ味鋭い「身のこなし」についての質問が。
H「ウチの劇団の『小さい』役者代表で真○あずきという人がいますが(一同笑)…昔言われたことがあって、背が小さい役者は目立たない。だから動きで目立てと。たとえば三浦くんみたいに身体が大きい役者は、舞台にいるだけで目立つでしょ?小さい役者はどうしてもその陰に隠れてしまう。ハンディだから仕方ないけど、目を引きたければ動きで勝負しろ、って。だからウチの小さい役者は、皆すっごく動くんですよ」
ちなみに、間近で聞いていて思ったのが「とても良い声!」ちょっと舞台嗄れしてたものの、若々しくて、とても深い響きのある声で、ウットリ聞き惚れてしまいました。w ←声フェチ
H「ホントに遠慮しないで何でも聞いてね。今日は女子会に紛れ込んだと思うことにしてるから!」(一同大爆笑)
夏の『TRUTH』で公演が進むにつれて随分やつれていったように感じたけれど、それは役柄(=弦次郎)からの影響?それとも「演技でそう見せてただけ?」という質問には、深く考えながら、言葉を選んで話してくださっているように思いました。
H「そうですね、ウチの劇団にはぶっちゃけ『上手い役者』ってそういないように思います。もちろん同じ役者の目から見てですけど。でも、役の心情をどれだけ自分に引き寄せられるか、ということでリアルに感じて演じようとしている。役に入り込んで、自分でその感情をリアルに思い込む…たとえば(弦次郎なら)友人を殺してしまう、というような状況を自分で信じ込んで、どれだけ実感するか。いつでもその心情に自分を持っていけるか、ということで。大変な状況、苦しみを自分で理解できるように…確かに辛いことなんだけど。でも、上演時間に合わせて自分を強制的に『そういう気分』に追い込まないといけない。だから『TRUTH』のときは休演日なのにその心のルーティンの影響で身体が引きずられて、欝に近い状態になることもありました。親友が死んだことを実感しすぎている状態というか。そういうのを、演技でなんとなく見せちゃうこともできるかもしれないけど、ウチの舞台なら、演じる役者が心からそういう状態でないとダメかなあ、と思います。芝居が上手くても、心がついていかないと」
次の『クロノス』はどうですか?と聞かれ「細かいこと気にしないでやりたい、周囲を気にせず、純粋に演じたいと思います」と力強い言葉をいただきましたv
H「基本的にキャラメルボックスの役者は真面目です。たまに客演に行くと、いい加減な人や、忙しくて稽古に来ない、なんて人もいたりします。でもウチは本当に真面目。ちなみにオーディションでも一番大事にしているのは『感じのいい人』…初めてオレたちがオーディションで会って『感じのいい人』って、つまりお客様から見て感じのいい人だから。そういう第一印象ね。いいな、って一目みて思ってもらえる人を選んでます。逆に芝居の上手い人を取ろうと思ってないという。技術は後からどんだけでも付いてくるって思ってるんです」(テーブル一同深く頷く)
(…これだけ熱く語ってたらストップウォッチ見るわけないよね、サンタさんw)
ちなみに、ランチに一切手をつけていなかった畑中さん。「きっと美味しいんだろうな、って分かってるんだけど、食べられないんだよね」と鶏肉を未練がましくつついたり。本番前は「食べられない」んだそうです。←終わった後にガッツリw
H「『てんや』の天丼と小蕎麦のセットが大のお気に入りで♪脂っこいもの大好きなんですv」 ←危険すぎない?
他には(『無伴奏』の)ツナギ姿でハーモニカを吹く姿が可愛過ぎて、家に連れ帰りたいと思った!(←おい!)というコメントにはテーブル全員が「うんうんw」と同意。舞台上で見せる様々な表情やお芝居、存在感、明るさにいつも癒されてます!!!という感想には「いやいやいや~そんな~」とちょっと照れた感じに。そこがまたカワイイ…(爆)否、カッコ可愛いというか。私は『無伴奏』のメイカー管理官ポールも大好きだったので、あの役の感想を聞ければよかったなあ、なんて後から思ったりしました。
根っからの愛され役が多い畑中さんですが「最近変な役しか回ってこないw」とボヤかれるのもまたかわゆし。涙が出るほど笑わせていただきましたw
三人目のゲストは鍛治本さん☆ 来た!来た!と皆お待ちかね。
キャラメル初主演おめでとうございまーす!
感想を一言、と問われ、ものすごく長い間考え込んでしまう鍛治本さん。
K「う~~ん…余り変わんないです。実感がないです」
むしろこれからも「変わらないでやっていきたい」とのこと。
話しながらちょっと膝を触ったり、前後に無意識に身体を揺らしたり、落ち着かなげでちょっとシャイな感じです。ロビーでお見かけしたことはありましたが、こんなふうにゆっくり(?)話を聞くことが出来るのは初めて。貴重ですよね。
(『太陽の棘』で)多田さんとの絡みはどうですか?との質問には「多田さんはすっごくテキトーっぽく(笑)見える演技をしながら、実はものすごく考えてる人で、僕とはぜんぜんタイプが違うから。もうね、超剛速球投げつけてやろうと思ってるw」(爆笑)
K「大学生役はもうちょっと厳しいかな、なんて思いましたけど、スタイリストさんには『若作りしますから!』って言われて(笑・まだまだ大丈夫ですよ!と皆の声)…でも役作りのために髪を染めて、かなり明るい色入れて、多田さんが逆に髪の色を暗くしたのに、まだあっちのほうが明るいというね」(笑)
『WILCO』の時より、かなり伸びた&あれ以来髪は切ってなかったとのことですが(次のお芝居の)役の事もあり、髪型はそう自分の自由には出来ないそうです。
続いて『駆け抜ける風のように』でカツラが飛んだ事件の詳細を聞かれますw皆ネタ探してきてますねえw聞いてるだけで面白い!「絶対飛ばないトコでしょw」とツッコミが入ると「言い訳するとね!」と鍛治本さんも一生懸命当時の状況を説明してくれました。
K「普通どうしても時代劇のカツラはあちこちあたったりして違和感があるんだけど、あの時のカツラは違和感がなくてすごく付け心地がいいよ、と床山さんにも言ってたんだけど、何のことはない、ちょっとユルかっただけだったの(笑)…それで稽古で総司とピストル・対・刀で立ち合うシーンの稽古のときだっただけど、撃った後に刀で手首を打たれて『ウッ』ってなったでしょ、その時の腕の上がり具合がね、この辺で止まってるはずが何故か…カツラがついてこなかった…」
↑ 状況がイマイチ分かりにくかったのですが、要は手首の跳ね上がりがカツラを直撃して飛ばした、ってことですか?
↑ (12/21追記�) 不明確なままにしておくのも何でしたので、偶然機会を頂いて、ご本人に改めてお聞きしたところ「手首を打たれて、身体がふっと下に勢い良く動いた瞬間、普通なら(下に動く頭と一緒に)カツラもついてくるはずなのに、何故かカツラだけは元の空間に取り残されていた」ということでした。つまり、勢い良く動いた拍子にスポッと抜けた、という状況が正しいようです。謹んで訂正いたします。
まさかあそこで飛ばすとは?!共演者も唖然。演出家も唖然。
いっそ笑ってくれたほうが…としょげていた?鍛治本さんでした。
ちなみに『駆け風』ネタは人気で、毎回のアドリブはどうやって考えていたのか、という質問も。
K「あれは加治将樹のせい!(笑)楽屋ではいろいろやってるのに、本番でやらないのはなんで?とか、和田君にもカテコの挨拶で『一人だけ逃げ腰だろ?』と突っ込まれたし。でもキャラメルボックスや成井演出ではそういうのは絶対にNGなのね。やるなら稽古で確認して、演出のOKが出ないものは舞台でやっちゃダメ。でも、あの時はほぼ日替わり(毎回)ネタを考えてて、最初は時代背景とか考えて齟齬がないように…とか思ってたんだけど…正直もうやりたくないなあ、ってね」
千秋楽はあれこれ考えて試した結果らしいです…が…(以下略。
夏の『TRUTH』の虎太郎役について「とても良かったです!これまでの2公演の虎太郎とはぜんぜん違う新しいキャラ」「岡内さんとホントに良いカップル!」という声も。ちなみに「ああいう年上女房は大丈夫?」という余計なお世話的ツッコミに対しては「それって、何と答えれば良いか…(一般論で!)…でも、僕自身は年齢は気にしないです!」と健気な回答をされてましたwww岡内さんとは『太陽の棘』でも共演なさっているので、そこについてのコメント等もあったり。(これまた、観ていない方の手前ネタバレできなかったのは辛かった!)
2日目にほさかようさんが観に来て大号泣してた話と、「大阪のおばちゃん」ネタ+鍛治本さんによる「ほさかさんのモノマネ」で爆笑&大盛り上がり!!!ちなみに「イケメン担当」と呼ばれることに関しては「岡田達也さんのせいです。どんだけ影響力大きいんだか…最近は成井さんまで『お前はキャラメルのイケメン担当だから頼んだぞ』なんて言うし…」とホントに困り顔w ←これまたキュート!
(12/21追記�)twitterで「(劇場で)会ったらハグな!」と書かれていた件について、私も今日のロビーの様子を観察していて「笑顔と王子様オーラをキラキラと放っているかじもんを遠巻きにしてチラチラ見てる女子はたくさんいるけど、ハグしに行く勇者はいない。いいとこ握手だな…w」と思っていたので、お手すきのタイミングを見計らって直撃でお聞きしました。
私「お伺いしますが、twitterで書かれてた『会ったらハグな!』ですが、実際にチャレンジした勇者は今までにいましたか?」
K(微笑んで)「いや~、いませんね~」
私「絶対そんな勇気ある人はいないだろうって言ってたんですよ」(笑)
K「そうなんですか?ボクはいつでも(と、腕を広げてハグwelcomeな身振り)OKなんですけど」
咄嗟に二、三歩後ずさってしまいましたよ…(^^;
大人をからかわないでくださいw
ブレイクを挟んで、ゲスト手作りのキャラメルボックス関連クイズ9問。5人ずつ5チームに分かれて相談アリのルール。「3人のうち誰が~」問題ではマニアックなものから仕込みなしのドッキリ的企画まで、当たろうが外れようが皆キャーキャー大盛り上がり!新参者でも、同じグループのベテランサポの方が優しく受け入れてくださって、いわゆる「マニアしか楽しめない」なんてことが全然なかった!のがホントにありがたかったです。同席させていただいた皆様ありがとうございました♪
なお、クイズの性質上どうしても「多田・鍛治本」に回答が偏った序盤、畑中さんは「みんな選択肢に(自分を)選んでくれないけどこれ人気投票じゃないよね?」と心配してて、またまた大笑い!
クイズとしてだけでなく、その合間のトークやグループでの相談もホントに面白かったです。
以下、設問と答えを一通り載せておきますね。
Q1:今日のお財布の中の金額(お札のみ)が一番多いのは誰?(鍛治本さんと多田さんに回答が集中w)
A1:多田さん30,000円 鍛治本さん14,000円 畑中さん7,000円 ←やっぱりw
Q2:3人の中で一番足のサイズが大きいのは誰?(これも身長的に…以下略)
A2:畑中さん 27.0cm 多田さん 26.5cm 鍛治本さん 26.0cm ←意外w
Q3:携帯/スマホの電話番号登録件数が一番多い人
A3:鍛治本さん573件 畑中さん409件 多田さん250件(←えっ?)
畑中さんが多田さんに「この仕事やってる人とは思えないw」とツッコミ。
Q4:実家あるいは家族に今からTELして、一番先に相手が出る人は誰?
(ちなみに畑中さんは妹さん、多田さんはご実家、鍛治本さんはお母様の携帯にかけることに)
A4:1番/畑中さん 2番/多田さん 3番(出なかった)/鍛治本さん
Q5:鍛治本さんの初舞台デビュー作『水平線の歩き方』最初の台詞は次のうちどれ?
�うわー! �兄さーん! �あれ?来てたんだ。 �靴がーっ!
A5:�の「兄さーん!」ちなみに兄役は岡田達也さんでした。
この作品ではお芝居中に靴が脱げてしまって、その時のとっさの台詞が�だったそうです。仕方なく手に持って台詞を話していたら、達也さんに「履けよ」とツッコまれたこともあったとか。(鍛治本さん談)
Q6:12月16日の『ブリザード・ミュージック』は入団15年目の畑中さんにとって通算出演何公演目に当たるか?(ニアピン賞あり)
A6:1235ステージ目
Q7:12月16日の『ブリザード・ミュージック』は西川さんが初演から清吉役を演じて通算何公演目になるか?(同上)
A7:138ステージ目(91年:29ステージ、94年:35ステージ、01年:56ステージ、14年は16日時点で18ステージ)
Q8:タイムズスパ・レスタにある各種男湯、女湯の数の合計は?
Q8:11個 (男:ホワイトイオン風呂、釜風呂、白湯、マッサージ風呂、寝湯、水風呂)
(女:ジャグジー風呂、露天風呂、シェイプアップ風呂、寝湯、水風呂)
Q9:『太陽の棘』出演者のうち最年少は誰?
A9:多田さん(1983年12月17日生まれ、16日現在で30歳)
そう!明日お誕生日の多田さん♪
サプライズでケーキ&キャンドルが運び込まれ、鍛治本さんの音頭取りでHappy Birthdayを大合唱!(畑中さんは「オレ喉使いたくないから鍛治本やってよ~」と歌唱係辞退w)
なお、畑中さんから「今後の抱負と老後にしたいことは?」と問われた多田さんの挨拶は「今公演頑張ります。老後にしたいことは…TVゲーム」←今もじゃん!wと全員から有形無形の突っ込みが入ったのはいうまでもない。
ちなみにクイズの正解数が多かった順に賞品アリ☆
1位:サイン色紙&レスタ利用券
2位:サイン入りブリザードのパンフ
3位:3人が唯一共演した「銀河旋律・緑」のサイン入りポストカード
3チームが3位同着で畑中・多田・鍛治本の代理ジャンケンで争うも、真っ先に敗退して頭を抱える先輩でした(爆笑)
最後はキャラメルボックスのスタッフ小森さんがカメラマンになり、参加者全員1人ずつ、3人と記念撮影!
「お前らなあ…オレ先輩やぞ!?」と叫ぶもこんなポーズが最高に似合っちゃう畑中さん。
会場では「キャーッ!( 〃▽〃)」「可愛い~っ❤」「その写真欲しい~!」と黄色い歓声が飛び交っておりました。
そして30人近い参加者と最後まで笑顔で丁寧に撮影に応じてくれた、畑中さん、多田さん、鍛治本さんに改めて感謝を。
ありがとうございましたー!
とても楽しかったです(^-^)/
次もこんな機会があったらぜひ参加したいと思います!v
というか、こんなにも楽しい2時間だと最初から分かってたらガッツリ予定組んだのに…!という思いもw
参加を迷っておられるファンの皆様には是非是非是非!お勧めしたいと思います。
≪次回への提案≫
今回は「誘われたから」いってみて、結果とてもステキな時間を過ごしたわけですが…。
今後もしもこういうイベントを企画されるのであれば、以下のような視点で告知が必要かと。
�ゲスト3人のトリオパワー凄い(キャラ的に)→この3人とガチで話せる機会あります、を前面に出すべき。←釣られた人w
�内容を具体的に宣伝すべき(費用対効果はハンパない)→トークショーというと、ゲストが参加者とは遠く離れたひな壇に座ってて、おしゃべりする機会なんてあるまい、と普通は思いますよね。そうじゃないよー、と。
�当日のチケ既に持ってる人にも購入権を与えるべき→私はこの日別のお芝居を観に行く予定が既に入っていました。結局友人にチケ引き換え権を売りましたが、当日チケ持っている方にプラス費用幾らかで参加エントリーを募集するのはいかがでしょうか。
以上です。 ^^
若人よ来たれ!
君もクリスマスに芝居をやらないか?
おっと、違った…w
12/16(火) 先着30名様限定!
タイムズ スパ・レスタ10階のレストランスペースにてランチ&トークイベントを開催!
今回は畑中智行・多田直人・鍛治本大樹が皆さんをおもてなしいたします!
この3人が「お・も・て・な・し」ですぞ!(何か違う)
http://www.caramelbox.com/stage/christmas2014/caramel_resta/
仲の良い(そしてCB歴の長い)友人から「一緒に行かない?」と誘われたものの…かなり躊躇しておりました。
半日とはいえ仕事が休める時期ではなかろう、というのも理由のひとつ。加えて、私にとって舞台というのは譬えるなら「完成し目の前でサーヴされる料理」であって、それを「第六感までフルに使って味わう(=観る)」のはとても好きです。
とはいえ「どんなシェフ(=役者さん)がどんな思いでそれ(=役柄、舞台)を作っていたか?」まで踏み込むのは、結構勇気が要ることです。何せ演劇に関しては素人ですからね。しかもCB1年生。直接話すって言っても、すごく緊張するじゃないですか?(笑)
じゃあ目の前でランチ食べてトーク聞いて帰るだけ?そのためにこれだけのお金出すのもなあ…と費用対効果を考えたり。
考えたり…。
結局「猫をも殺す好奇心」とやらに負け、友人に半ば引きずられて行ってきました。
ええ、こういう場面では限りなく意志が弱い私。(^^;
5月に『鍵メソ』でもこうした企画があったらしいですが、東京のみの開催で、参加された方以外には内容が伝わる機会も無いと思いましたので、折角ですし当日の様子をまとめておくことにしました。お楽しみいただければ幸いです。
※ブログに詳細をUPしても良いですか?とちゃんとゲスト様のお一人&製作総指揮様に確認は取りました!w
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キャラメルボックス
「ランチ&トークイベント@タイムズスパ・レスタ」レポ
「ランチ&トークイベント@タイムズスパ・レスタ」レポ
13時スタートで参加者は25名。23名の女性と2名の男性、やっぱり女性ファンの方が多いです!w
この日のために遠方からわざわざ来られたという方もいらっしゃって、大阪とか神戸とかの地名もちらほら聞こえてきます。居住地も年齢もファン歴も様々でしょうが、共通しているのは「キャラメルボックス大好き!」という所でしょうか。
≪オープニング≫
まずは多田さん鍛治本さんの挨拶から。あれ?1人足りない?!そこにマライア・キャリーのクリスマスソングが聞こえてきて…会場入り口のカーテンの後ろからサンタ姿の畑中さんがプレゼントの袋を抱えて乱入!(笑)
いきなりのサプライズに「キャーッ!」という黄色い歓声を浴びつつ、笑顔で「こんにちは~、ようこそ~♪」と会場をひと回りしながらお客さんと握手、握手…多田さんと鍛治本さんは一瞬でお株を奪われた格好に。
鍛治本さん(以下K)「まさかの『キャ~!』が出ましたねえ…登場しただけでw しかもイントロ長くてタイミングが微妙w」
多田さん(以下T)「今までうちの役者でサンタ姿を演じた人は何人もいますけど、畑中さんは全然サンタの衣装似合ってないですねえ…」
畑中さん(以下H)「何だよ~。これホントに舞台で使ってる衣装なんですよ!着こんでるから暑いの!w」
T「サンタさんっていい人のはずなのに、このサンタはいい人に見えないなあ…肌黒いし目つき悪いし」
H「…って誰だよ、着せたの!自分としてはヒゲも欲しかったんだよね、ランチ食べる時ヒゲが邪魔で食べられないってオチ付きで」(爆笑)
というわけで、おもてなし役が勢揃いしました☆
3人のやり取りに会場が大笑いに包まれ、賑やかなスタートです。
ランチメニューが配膳される間、まずは畑中・多田・鍛治本のトリオでフリートーク。
≪イベント用スペシャルランチ メニュー≫
・鶏肉のグリル、クリーム&トマトソース ・ポタージュスープ ・生野菜サラダ
・五穀米ごはん ・ストロベリーアイスクリーム ・ソフトドリンク
≪おしゃべりタイム�≫
3人からはさっそく「『ブリザード』『太陽の棘』もう観ましたか?」「前回のイベントにも来られた方いますか?」など、参加者に質問がありました。今日イベント後に観ます、という方も、関西方面の方は「太陽は観てない!」という声も。
多田さんと鍛治本さんからは、先週の第1回・ガレージセールでの裏話を。
K「僕、ガレージセールで靴のコーナー担当で。それで『アルジャーノンに花束を』でチャーリー役の阿部さんが履いてたコンバースのスニーカーが出品されてて、早替え対応で踵にジッパーがついてる特注品なんだけど、すごく履きやすそうでね。開始10秒くらいで売れちゃって。もう1足(チャーリー役のWキャストだった)多田さんの同じスニーカーも出てるから、これもすぐ売れちゃうんだろうなって思って見てたら…意外にもなかなか売れなくて(笑)最後まで売れ残ってた」
T「何だよそれw」
K「見ててかわいそうだったw」 ←多田さん微妙な表情w
H「その靴、明日も出るよね。先週出したのと、今週新たに出す分と、両方あるから。今日ロビーで展示してるのもあるんで、是非見てみてください!(と宣伝)」
K「ガレージセールはお客さんものすごい真剣に品定めしてるから、こっちから話しかけたりして邪魔しちゃいけないんじゃないかって気になるのね」(笑)
T「僕は『鍵メソ』で着た衣装の青いスーツがシルエットとかすごく気に入ってて…自分で買い取ろうかと思ってたんですよね。あんな色のスーツ、実際の生活ではまず着る機会が無いけど。漫才師みたいだし(笑)…で、値札みたら上下8000円って付いてるじゃん?『うわ、ちょっと高いなあ』と。で、横見たら畑中さんが着たスーツもあって、そっちは3000円なのね」(大爆笑)
H「何で?何で??それ何でだよ?!」(笑)
T「それは(畑中さんの)着方が雑でね、擦り傷とか生地の傷みやヨゴレがあって、そういう値段なのっ!!」(会場爆笑)
H「そうなの?!だってオレ、結構芝居で激しく動くじゃん?その度にぶつけたりする所が傷むの早くってさあ…」
ここで今回『ブリザード』公演であゆみ役の林貴子さんがスカートのすそを破ってしまったエピソードが明かされる!!
H「オレ以上に舞台で激しく動く役者はそういないだろ、って思ってたんだけど、最近はね、林貴子ちゃんがすごいの。『ヤバイ、負けそう』って『ジャングル・ジャンクション』で共演したときに思ったんだよ。で、こないだその“ハヤっちゃん”…俺はいつもこう呼んでるんだけど、ハヤっちゃんが『ブリザード・ミュージック』で衣装のスカートのすそを豪快に破っちゃってたんだよね。かなり上のほうまでビリーッ!って。あれ、ちゃんと直ったのかなあ」(笑)
K「そうそう、役者の服の着方って個性が出ますよね。ガレージセールの準備してると、同じ公演の同じ衣装でも、着てた人によってぜんぜん状態が違うもん。で…僕の場合、衣装合わせではスタイリストさん泣かせというか、何を着ても決まらない…って言われちゃうことが多いです」
T「一緒に舞台衣装の服を選びに行っても、僕はすぐ決まるのに、鍛治本だけずーっと決まらないの。何着せてもパッとしない(笑)演出家も腕組んで渋~い顔してる。別にお前が悪いわけじゃないのになあ…」
K「その点(岡田)達也さんなんかは役柄からも派手で思い切った服着せられることが多いですよね。なのに何でだろう、あの人は『ええ~っ?』っていう服も似合っちゃうんですよ。あれはもうねぇ、服じゃなくて、あの『顔』なんだと思う」(爆笑)
H「顔?!」
K「そう。僕は衣装合わせの時に皆から似合わないって言われること分かってるから『いつもすいません…』『こんなんですいません…』って感じで(ちょっとナナメに、いたたまれなさ全開って感じでポチッと)立ってるんですよ。でも達也さんは違うんです!」
そこでいきなり!達也さんのモノマネを始めるかじもん。
両手をポケットに突っ込み、ちょっとモデル立ちっぽい感じで、顎を引いていわゆる「ドヤ顔」w
一歩、二歩、と前に踏み出しつつ、あちこち気取ったポーズで一言。
K「ん~、どうかな?こんな感じ?これもアリだよね?」 ←しゃべり方もそれっぽくw
畑中さんも多田さんも、もちろん会場中の参加者も大ウケ!!!
T「そうそう!演出家も『おお?!』とか身を乗り出しちゃったりね。さっきまで全然ダメって顔してたのに」(笑)
K「達也さん、芝居はハッタリだ、って言ってましたから」(爆笑)
この時点で「ランチなど食べている場合ではない!」ということをお察しくださいw
ところで、畑中さんにだって衣装の悩みはあるのですw
あの5・6月公演の『鍵泥棒のメソッド』桜井役にまつわる話。
H「鍵メソの前に半年お休みもらって、芝居をしなかった&プライベートでも何もしなかったせいで5~6キロ太っちゃって。衣装を見にお店に行ったら、どれを着ても合わないの!オレの肩幅や身長に合う服だと、太ももがパンパンで入らないという。で、合うサイズを選んでいくうちにシルエットはどんどんごつくなって行っちゃって…」(会場爆笑)
↑ 確かにあの時の畑中さんは「ぷにぷに&モフモフ」だった。(^^;
☆
≪おしゃべりタイム�≫
いただきます、の音頭は畑中さんから。25名が5/10/10と3テーブルに分かれ、そこへ10~15分ほど一人ずつゲストが来て一緒にお食事&フリートークとなりました。参加者からは質問や舞台の感想が寄せられ、ゲストからは公演の裏話を含めた貴重な生の声が聞けます。
サンタ姿にストップウォッチを首かけ配備のはずの畑中さんが、毎度(10分の)交替時間を忘れて話に夢中になり、仕切り役が全然機能してないのもご愛敬!突然「あと30秒!」「交替!」「早く切り上げろよ!」と叫んで周囲をビックリさせたり…それすら大笑いのタネになるという。(笑)
フリートークタイム、私のいたテーブルに最初に来たのは、多田直人さんです♪
演じていない多田さんを間近で見る機会は2回目。夏の『涙を数える』の劇宣でサンシャインに来てらしたのを見て以来です。
何というか、独特の透明感のある、飄々とした、そして涼しげな雰囲気は変わりなく。前髪が伸びたせいかとても若々しい印象に。ひとことで言うと「クール!」ちょっと近寄りがたい雰囲気は、向こうも緊張されていたせいでしょうか。そして見ているこちらも当然?「うわぁ!クリスチャン降臨!!やはりメイカー様に話しかけてはいけないのではないか?!」などと脳内が一気に緊張(&ちょっと興奮しすぎておかしいw)モード。
ご本人も気を遣っておられたらしく「気を遣わないでね。せっかくのお料理なんで、美味しいうちに、話しながら聞きながら、気にしないで食べてくださいね。僕も自分のペースで食べますから」と最初に言っては下さったものの。今年様々な役で私を魅了した役者さんのひとり。実際目の前にしたら、やっぱり緊張しちゃって何も喉を通らないというw
まずは『無伴奏ソナタ』の話題。公演数が少なくて都合が付かなかった、という人もいれば、地方で公演してくれたおかげで観に行けました、という人、岐阜や津はどうでした?という質問も。
T「普段行けないところに行くことができて、すごく楽しくて印象深い公演でした♪」
同じキャストで再演をしたことが奇跡的、という声には多田さんも「二度とないことだと思います」と頷いていらっしゃいました。次やるとしたらきっと入れ替えはあると思う、それが普通だから余計に再演は奇跡的だった、とも。そして再々演を近い将来是非してほしい!という声や、もし再々演があるなら『無伴奏』で次にやる役は?という質問が。結構皆さん、twitterをチェックしていらっしゃるようです。
T「そうですね、もし次にやるとしたら、僕は『ウォッチャー』の役をやりたいです。(自分以外の役者がクリスチャンをやるとして、誰が適任でしょうか?)…観てみたい役者ですか(しばらく考え込む)…そうですねえ、いっそ僕とはぜんぜん違う(タイプの)役者でやってほしい。もし出来るなら、僕より若い人でやってほしいなあ…」
夏の『涙を数える』に続いて、冬の『太陽の棘』も東京のみの上演ということについて、関西在住の参加者から「どうしてですか?」と残念そうな質問が。
T「僕は番外公演役者というか(笑)劇団として何か新しいものにチャレンジする作品とか、地方ツアーとか、そういった試みのときに『こいつなら大丈夫』って思われてるのかな?そういう機会に呼ばれることが多くて。だから秋のツアーは劇団で僕だけが毎回出てるんですよね。ホントは僕だってもっと(公演数)出たいんですよ!(笑)」
この日『太陽の棘』を観ていない方(これから観る方)もいらしたので、ネタバレ的な質問が出来なかったのが残念。
考えたら春の公演からは全部観ているので、もっと聞きたいことあったのに…チキンハートな私。『太陽の棘』の一場面やノルデ(≠恭一兄)のコスチューム、特にシルエットは、紛れもなく『無伴奏』クリスチャンへのオマージュを感じる、それを見越して演出は舞台を作っている、観る側のデジャヴ(既視感)すら演出として利用していたのではないか…と本当はお伝えしたかった&演じる方の声を聞きたかったのです。
他の質問では『太陽の棘』で鍛治本さんとセンターを分け合ってるから、次から少し(位置を)ずれるの?なんてやり取りについての突っ込みも。(twitter参照)
T「あれ、分けられないんですよ。出演者が8人なんで、どうしても真ん中で割ると僕と鍛治本で半々になるの。しょうがないよねえ・・・――ところで(初主演の)鍛治本、どうでした?いないところで聞いちゃうけど!教えてくださいw」
(テーブル大爆笑!遠くから「聞こえてるよ!」とかじもんの声w)
参加者からの「かじもん、初日は硬かったけど2回目からぐっと良くなりましたよね」「泣けました!」という感想を聞く顔つきと眼差しは真剣そのもの。役者としての本分が否応なく匂い立つようで、思わず舞台での「何かを超越した」芝居を思い出し「紛れもない、この人は『あの役』の中のひと!」無意識に背筋が「ゾクッ」!
そして「(鍛治本さんに対しての見守り方が)いいお兄ちゃんだなあ」とホッコリv 『棘』の恭一兄にイメージがふわっと重なりました。(←多田さんのほうが数日年下ではあるのですがw)
☆
次に「こんちわーっ!」とテーブルに元気良く来襲したのはサンタ姿の畑中さん!!!!!
テーブルがワッ!と沸いて、一気に賑やかになるのはお人柄?私にとっては初めて「目の前」にいる!でこれまたドキドキ。
参加者を大いに喜ばせたサンタのコスプレについて。
H「今朝寒かったから着込んでて、しかもこの衣裳、下にパーカーとジーンズでこの辺カイロ貼ってるし、すごい暑いんだよね」(大爆笑)
別テーブルで接客中(爆)のかじもんのTシャツ姿(ジャケットを脱いでいた)に「あいつ、あんなカッコしやがって。大学生かよw」なんてツッコミを遠くから入れたり、かじもんがそれに「なんだよー!」と言い返したり(※ちなみに冬公演では大学生の役)…もう笑い過ぎて涙出そうで、ランチを食べていられる状況ではない!というのをご理解ください。(二度目)
畑中さんは終始「折角だから何でも聞いてね!」とにこやかに話を振ってくださるので、参加者からは「太ったりやせたり」のサイクルについての質問が。畑中さん曰く「元の体重はそんなに変わらない」でも、贅肉が付いた状態から稽古をしたりして、肉が落ちない状態で脂肪→筋肉になると、固太りのようになってしまって、なかなかシェイプ的には落ちないらしいです。
H「見た目は結構痩せたのに、実際体重では1キロくらいしか変わらなかったりねえ…でも燃やすカロリーがあると疲れにくかったりするからいいよね。結構体弱いほうなんで…」 ←えええっ!健康優良児っぽいのにw
参加者からは「意外な」アクション能力や、ダンス、キレ味鋭い「身のこなし」についての質問が。
H「ウチの劇団の『小さい』役者代表で真○あずきという人がいますが(一同笑)…昔言われたことがあって、背が小さい役者は目立たない。だから動きで目立てと。たとえば三浦くんみたいに身体が大きい役者は、舞台にいるだけで目立つでしょ?小さい役者はどうしてもその陰に隠れてしまう。ハンディだから仕方ないけど、目を引きたければ動きで勝負しろ、って。だからウチの小さい役者は、皆すっごく動くんですよ」
ちなみに、間近で聞いていて思ったのが「とても良い声!」ちょっと舞台嗄れしてたものの、若々しくて、とても深い響きのある声で、ウットリ聞き惚れてしまいました。w ←声フェチ
H「ホントに遠慮しないで何でも聞いてね。今日は女子会に紛れ込んだと思うことにしてるから!」(一同大爆笑)
夏の『TRUTH』で公演が進むにつれて随分やつれていったように感じたけれど、それは役柄(=弦次郎)からの影響?それとも「演技でそう見せてただけ?」という質問には、深く考えながら、言葉を選んで話してくださっているように思いました。
H「そうですね、ウチの劇団にはぶっちゃけ『上手い役者』ってそういないように思います。もちろん同じ役者の目から見てですけど。でも、役の心情をどれだけ自分に引き寄せられるか、ということでリアルに感じて演じようとしている。役に入り込んで、自分でその感情をリアルに思い込む…たとえば(弦次郎なら)友人を殺してしまう、というような状況を自分で信じ込んで、どれだけ実感するか。いつでもその心情に自分を持っていけるか、ということで。大変な状況、苦しみを自分で理解できるように…確かに辛いことなんだけど。でも、上演時間に合わせて自分を強制的に『そういう気分』に追い込まないといけない。だから『TRUTH』のときは休演日なのにその心のルーティンの影響で身体が引きずられて、欝に近い状態になることもありました。親友が死んだことを実感しすぎている状態というか。そういうのを、演技でなんとなく見せちゃうこともできるかもしれないけど、ウチの舞台なら、演じる役者が心からそういう状態でないとダメかなあ、と思います。芝居が上手くても、心がついていかないと」
次の『クロノス』はどうですか?と聞かれ「細かいこと気にしないでやりたい、周囲を気にせず、純粋に演じたいと思います」と力強い言葉をいただきましたv
H「基本的にキャラメルボックスの役者は真面目です。たまに客演に行くと、いい加減な人や、忙しくて稽古に来ない、なんて人もいたりします。でもウチは本当に真面目。ちなみにオーディションでも一番大事にしているのは『感じのいい人』…初めてオレたちがオーディションで会って『感じのいい人』って、つまりお客様から見て感じのいい人だから。そういう第一印象ね。いいな、って一目みて思ってもらえる人を選んでます。逆に芝居の上手い人を取ろうと思ってないという。技術は後からどんだけでも付いてくるって思ってるんです」(テーブル一同深く頷く)
(…これだけ熱く語ってたらストップウォッチ見るわけないよね、サンタさんw)
ちなみに、ランチに一切手をつけていなかった畑中さん。「きっと美味しいんだろうな、って分かってるんだけど、食べられないんだよね」と鶏肉を未練がましくつついたり。本番前は「食べられない」んだそうです。←終わった後にガッツリw
H「『てんや』の天丼と小蕎麦のセットが大のお気に入りで♪脂っこいもの大好きなんですv」 ←危険すぎない?
他には(『無伴奏』の)ツナギ姿でハーモニカを吹く姿が可愛過ぎて、家に連れ帰りたいと思った!(←おい!)というコメントにはテーブル全員が「うんうんw」と同意。舞台上で見せる様々な表情やお芝居、存在感、明るさにいつも癒されてます!!!という感想には「いやいやいや~そんな~」とちょっと照れた感じに。そこがまたカワイイ…(爆)否、カッコ可愛いというか。私は『無伴奏』のメイカー管理官ポールも大好きだったので、あの役の感想を聞ければよかったなあ、なんて後から思ったりしました。
根っからの愛され役が多い畑中さんですが「最近変な役しか回ってこないw」とボヤかれるのもまたかわゆし。涙が出るほど笑わせていただきましたw
☆
三人目のゲストは鍛治本さん☆ 来た!来た!と皆お待ちかね。
キャラメル初主演おめでとうございまーす!
感想を一言、と問われ、ものすごく長い間考え込んでしまう鍛治本さん。
K「う~~ん…余り変わんないです。実感がないです」
むしろこれからも「変わらないでやっていきたい」とのこと。
話しながらちょっと膝を触ったり、前後に無意識に身体を揺らしたり、落ち着かなげでちょっとシャイな感じです。ロビーでお見かけしたことはありましたが、こんなふうにゆっくり(?)話を聞くことが出来るのは初めて。貴重ですよね。
(『太陽の棘』で)多田さんとの絡みはどうですか?との質問には「多田さんはすっごくテキトーっぽく(笑)見える演技をしながら、実はものすごく考えてる人で、僕とはぜんぜんタイプが違うから。もうね、超剛速球投げつけてやろうと思ってるw」(爆笑)
K「大学生役はもうちょっと厳しいかな、なんて思いましたけど、スタイリストさんには『若作りしますから!』って言われて(笑・まだまだ大丈夫ですよ!と皆の声)…でも役作りのために髪を染めて、かなり明るい色入れて、多田さんが逆に髪の色を暗くしたのに、まだあっちのほうが明るいというね」(笑)
『WILCO』の時より、かなり伸びた&あれ以来髪は切ってなかったとのことですが(次のお芝居の)役の事もあり、髪型はそう自分の自由には出来ないそうです。
続いて『駆け抜ける風のように』でカツラが飛んだ事件の詳細を聞かれますw皆ネタ探してきてますねえw聞いてるだけで面白い!「絶対飛ばないトコでしょw」とツッコミが入ると「言い訳するとね!」と鍛治本さんも一生懸命当時の状況を説明してくれました。
K「普通どうしても時代劇のカツラはあちこちあたったりして違和感があるんだけど、あの時のカツラは違和感がなくてすごく付け心地がいいよ、と床山さんにも言ってたんだけど、何のことはない、ちょっとユルかっただけだったの(笑)…それで稽古で総司とピストル・対・刀で立ち合うシーンの稽古のときだっただけど、撃った後に刀で手首を打たれて『ウッ』ってなったでしょ、その時の腕の上がり具合がね、この辺で止まってるはずが何故か…カツラがついてこなかった…」
↑ 状況がイマイチ分かりにくかったのですが、要は手首の跳ね上がりがカツラを直撃して飛ばした、ってことですか?
↑ (12/21追記�) 不明確なままにしておくのも何でしたので、偶然機会を頂いて、ご本人に改めてお聞きしたところ「手首を打たれて、身体がふっと下に勢い良く動いた瞬間、普通なら(下に動く頭と一緒に)カツラもついてくるはずなのに、何故かカツラだけは元の空間に取り残されていた」ということでした。つまり、勢い良く動いた拍子にスポッと抜けた、という状況が正しいようです。謹んで訂正いたします。
まさかあそこで飛ばすとは?!共演者も唖然。演出家も唖然。
いっそ笑ってくれたほうが…としょげていた?鍛治本さんでした。
ちなみに『駆け風』ネタは人気で、毎回のアドリブはどうやって考えていたのか、という質問も。
K「あれは加治将樹のせい!(笑)楽屋ではいろいろやってるのに、本番でやらないのはなんで?とか、和田君にもカテコの挨拶で『一人だけ逃げ腰だろ?』と突っ込まれたし。でもキャラメルボックスや成井演出ではそういうのは絶対にNGなのね。やるなら稽古で確認して、演出のOKが出ないものは舞台でやっちゃダメ。でも、あの時はほぼ日替わり(毎回)ネタを考えてて、最初は時代背景とか考えて齟齬がないように…とか思ってたんだけど…正直もうやりたくないなあ、ってね」
千秋楽はあれこれ考えて試した結果らしいです…が…(以下略。
夏の『TRUTH』の虎太郎役について「とても良かったです!これまでの2公演の虎太郎とはぜんぜん違う新しいキャラ」「岡内さんとホントに良いカップル!」という声も。ちなみに「ああいう年上女房は大丈夫?」という余計なお世話的ツッコミに対しては「それって、何と答えれば良いか…(一般論で!)…でも、僕自身は年齢は気にしないです!」と健気な回答をされてましたwww岡内さんとは『太陽の棘』でも共演なさっているので、そこについてのコメント等もあったり。(これまた、観ていない方の手前ネタバレできなかったのは辛かった!)
2日目にほさかようさんが観に来て大号泣してた話と、「大阪のおばちゃん」ネタ+鍛治本さんによる「ほさかさんのモノマネ」で爆笑&大盛り上がり!!!ちなみに「イケメン担当」と呼ばれることに関しては「岡田達也さんのせいです。どんだけ影響力大きいんだか…最近は成井さんまで『お前はキャラメルのイケメン担当だから頼んだぞ』なんて言うし…」とホントに困り顔w ←これまたキュート!
(12/21追記�)twitterで「(劇場で)会ったらハグな!」と書かれていた件について、私も今日のロビーの様子を観察していて「笑顔と王子様オーラをキラキラと放っているかじもんを遠巻きにしてチラチラ見てる女子はたくさんいるけど、ハグしに行く勇者はいない。いいとこ握手だな…w」と思っていたので、お手すきのタイミングを見計らって直撃でお聞きしました。
私「お伺いしますが、twitterで書かれてた『会ったらハグな!』ですが、実際にチャレンジした勇者は今までにいましたか?」
K(微笑んで)「いや~、いませんね~」
私「絶対そんな勇気ある人はいないだろうって言ってたんですよ」(笑)
K「そうなんですか?ボクはいつでも(と、腕を広げてハグwelcomeな身振り)OKなんですけど」
咄嗟に二、三歩後ずさってしまいましたよ…(^^;
大人をからかわないでくださいw
☆
ブレイクを挟んで、ゲスト手作りのキャラメルボックス関連クイズ9問。5人ずつ5チームに分かれて相談アリのルール。「3人のうち誰が~」問題ではマニアックなものから仕込みなしのドッキリ的企画まで、当たろうが外れようが皆キャーキャー大盛り上がり!新参者でも、同じグループのベテランサポの方が優しく受け入れてくださって、いわゆる「マニアしか楽しめない」なんてことが全然なかった!のがホントにありがたかったです。同席させていただいた皆様ありがとうございました♪
なお、クイズの性質上どうしても「多田・鍛治本」に回答が偏った序盤、畑中さんは「みんな選択肢に(自分を)選んでくれないけどこれ人気投票じゃないよね?」と心配してて、またまた大笑い!
クイズとしてだけでなく、その合間のトークやグループでの相談もホントに面白かったです。
以下、設問と答えを一通り載せておきますね。
Q1:今日のお財布の中の金額(お札のみ)が一番多いのは誰?(鍛治本さんと多田さんに回答が集中w)
A1:多田さん30,000円 鍛治本さん14,000円 畑中さん7,000円 ←やっぱりw
Q2:3人の中で一番足のサイズが大きいのは誰?(これも身長的に…以下略)
A2:畑中さん 27.0cm 多田さん 26.5cm 鍛治本さん 26.0cm ←意外w
Q3:携帯/スマホの電話番号登録件数が一番多い人
A3:鍛治本さん573件 畑中さん409件 多田さん250件(←えっ?)
畑中さんが多田さんに「この仕事やってる人とは思えないw」とツッコミ。
Q4:実家あるいは家族に今からTELして、一番先に相手が出る人は誰?
(ちなみに畑中さんは妹さん、多田さんはご実家、鍛治本さんはお母様の携帯にかけることに)
A4:1番/畑中さん 2番/多田さん 3番(出なかった)/鍛治本さん
Q5:鍛治本さんの初舞台デビュー作『水平線の歩き方』最初の台詞は次のうちどれ?
�うわー! �兄さーん! �あれ?来てたんだ。 �靴がーっ!
A5:�の「兄さーん!」ちなみに兄役は岡田達也さんでした。
この作品ではお芝居中に靴が脱げてしまって、その時のとっさの台詞が�だったそうです。仕方なく手に持って台詞を話していたら、達也さんに「履けよ」とツッコまれたこともあったとか。(鍛治本さん談)
Q6:12月16日の『ブリザード・ミュージック』は入団15年目の畑中さんにとって通算出演何公演目に当たるか?(ニアピン賞あり)
A6:1235ステージ目
Q7:12月16日の『ブリザード・ミュージック』は西川さんが初演から清吉役を演じて通算何公演目になるか?(同上)
A7:138ステージ目(91年:29ステージ、94年:35ステージ、01年:56ステージ、14年は16日時点で18ステージ)
Q8:タイムズスパ・レスタにある各種男湯、女湯の数の合計は?
Q8:11個 (男:ホワイトイオン風呂、釜風呂、白湯、マッサージ風呂、寝湯、水風呂)
(女:ジャグジー風呂、露天風呂、シェイプアップ風呂、寝湯、水風呂)
Q9:『太陽の棘』出演者のうち最年少は誰?
A9:多田さん(1983年12月17日生まれ、16日現在で30歳)
そう!明日お誕生日の多田さん♪
サプライズでケーキ&キャンドルが運び込まれ、鍛治本さんの音頭取りでHappy Birthdayを大合唱!(畑中さんは「オレ喉使いたくないから鍛治本やってよ~」と歌唱係辞退w)
なお、畑中さんから「今後の抱負と老後にしたいことは?」と問われた多田さんの挨拶は「今公演頑張ります。老後にしたいことは…TVゲーム」←今もじゃん!wと全員から有形無形の突っ込みが入ったのはいうまでもない。
ちなみにクイズの正解数が多かった順に賞品アリ☆
1位:サイン色紙&レスタ利用券
2位:サイン入りブリザードのパンフ
3位:3人が唯一共演した「銀河旋律・緑」のサイン入りポストカード
3チームが3位同着で畑中・多田・鍛治本の代理ジャンケンで争うも、真っ先に敗退して頭を抱える先輩でした(爆笑)
☆
最後はキャラメルボックスのスタッフ小森さんがカメラマンになり、参加者全員1人ずつ、3人と記念撮影!
「お前らなあ…オレ先輩やぞ!?」と叫ぶもこんなポーズが最高に似合っちゃう畑中さん。
会場では「キャーッ!( 〃▽〃)」「可愛い~っ❤」「その写真欲しい~!」と黄色い歓声が飛び交っておりました。
そして30人近い参加者と最後まで笑顔で丁寧に撮影に応じてくれた、畑中さん、多田さん、鍛治本さんに改めて感謝を。
ありがとうございましたー!
とても楽しかったです(^-^)/
次もこんな機会があったらぜひ参加したいと思います!v
というか、こんなにも楽しい2時間だと最初から分かってたらガッツリ予定組んだのに…!という思いもw
参加を迷っておられるファンの皆様には是非是非是非!お勧めしたいと思います。
☆
≪次回への提案≫
今回は「誘われたから」いってみて、結果とてもステキな時間を過ごしたわけですが…。
今後もしもこういうイベントを企画されるのであれば、以下のような視点で告知が必要かと。
�ゲスト3人のトリオパワー凄い(キャラ的に)→この3人とガチで話せる機会あります、を前面に出すべき。←釣られた人w
�内容を具体的に宣伝すべき(費用対効果はハンパない)→トークショーというと、ゲストが参加者とは遠く離れたひな壇に座ってて、おしゃべりする機会なんてあるまい、と普通は思いますよね。そうじゃないよー、と。
�当日のチケ既に持ってる人にも購入権を与えるべき→私はこの日別のお芝居を観に行く予定が既に入っていました。結局友人にチケ引き換え権を売りましたが、当日チケ持っている方にプラス費用幾らかで参加エントリーを募集するのはいかがでしょうか。
☆
以上です。 ^^