昨日CB『鍵泥棒のメソッド』サウンドトラックが届きました!
Talk & Photo Bookに関連して Sound Book と名前がついてます。全14曲収録、2800円。
≪曲目リスト≫ 公式HPより
http://www.caramelbox.com/stage/keyoflife/music.html
でも、大人の事情で入っていない曲があるとのこと。
そこで「鍵メソ症候群」患者としての正しい選択肢はひとつ!
もう一手間かけて・・・
toe「1/21」
OLDE WORLDE「Your Bird」「Wishing You Well」「Number City」
この4曲をiTunesでDLして『鍵メソ Sound Book 完全版』にしました♪
これでパーフェクト!(´▽`*)
特に石田ショーキチさんの「Moonbase」と「蒼天航路」はこの舞台を語る上で外せない2曲なので、フルで聴けて嬉しいです!♪
そして、歌詞を「読んだ時」に初めて味わう感動もあります。千秋楽の時に感じた「蒼天航路」がエンディングであるべき理由、まさにここにありました。胸の中に、あの時の青空と初夏の風が鮮やかに蘇る気がしました!
あとはDVDを首を長~くして待つのみ。(笑)
他に見なくてはいけない作品がいっぱいあるので、そっちも消化しなくては!(^^;
☆★ ☆★
≪余談≫
ところで、劇中で話題になっていたのがリー・ストラスバーグ「メソードへの道」。邦訳が1989年に出ています。桜井の部屋に置いてあったのは「メソード演技」というエドワード.D.イースティが書いた本でした。(白い表紙に緑色の文字が印象的だったので、記憶に残っています)※両方ともアマゾンでは中古しか手に入らない模様。
もちろん私は役者ではありませんし、ここで演技理論を書くつもりもないので、これはあくまでも自分の為の覚え書きです。印象に残った台詞がいくつかあって、それを掘り下げる時にどうしても「調べなくてはいけない」「知っておいたほうが良い」知識というのはあるもので、多少の脱線を含みつつもそういったリサーチが苦にならない性分なもので…つい、メモしておくわけです(^^;
■リー・ストラスバーグ(Lee Strasberg, 1901~1982)略歴
オーストリア=ハンガリー帝国ガリツィア地方(現在のウクライナ南西部)出身のアメリカの俳優、演出家、演技指導者。メソッド演技法を確立。9歳で渡米。アメリカン・ラボラトリー・シアターで演技を学び、25歳の時シアター・ギルドで本格的に舞台活動を始める。1930年にニューヨークでグループ・シアターの設立に参加し、演出家として多くの作品を手がけた。1949年にニューヨークのアクターズ・スタジオの芸術監督に就任。数年後彼は演技指導者として評判になり、たちまちスタジオは有名になった。彼の下で学んだ俳優は錚々たるメンバーで、マーロン・ブランドをはじめジェラルディン・ペイジ、ポール・ニューマン、アル・パチーノ、マリリン・モンロー、ジェーン・フォンダ、ジェームズ・ディーン、ダスティン・ホフマン、ロバート・デ・ニーロ、ジャック・ニコルソン、スティーブ・マックイーンなどがいる。(以上wikiより抜粋)
■メソッド演技法とは
コンスタンチン・スタニスラフスキーの影響を受けたリー・ストラスバーグらアメリカの演劇陣によって、1940年代にニューヨークの演劇で確立・体系化された演技法・演劇理論である。役柄の内面に注目し、感情を追体験することなどによって、より自然でリアリステックな演技・表現を行うことに特徴がある。(以上wikiより抜粋)
「演技とは、別人に変身することではない。
そうなっていたかもしれない、もうひとりの自分になることだ」
「演技の材料は、自分の経験から探せ」
印象的なフレーズと、演技の素人であるはずのコンドウが必死で本を読み考えをめぐらし、文字通り手探りで「演じていく」姿が相まって、何とも愛おしいな、と思う場面です。←舞台を観る側が、寄り添う香苗の心境ともシンクロしているのだと思います。
役者でなくとも、人間が社会的動物である限りどこかで必ず「演じる」ことを要求されている――むしろ人生ひっくるめて一幕の舞台なら、決して他人事にも思えなかったりして。フィクションとはいえ、舞台上に存在する物語がリアリティを帯びれば帯びるほど、つい「自分の側に物語を引き寄せて」観てしまいますね。
週末、最後のタイムシフトをゆっくり楽しもうと思います♪