徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

オーシャンズ11(ネタバレなし)

2014年06月15日 | 舞台
急な海外出張が入り、何とか日程を繰り合わせ、空港からスーツケース持ったままシアターオーブに行ってきました。(^^;『オーシャンズ11』です。

実のところ大して期待しておりませんでした(^^;「あー、なるほどこういう風に見せるのか」と宝塚風の(笑)歌や演出、群舞を客観的に見ることができまして、面白かったです。観客を楽しませよう、ビックリさせ?う、という演出やキャストの心意気が伝わるシーンも♪あれは絶対にネタバレすべきではないでしょうw

そして、同行した友人との共通の感想&総括w

「橋本さとしさんのベネディクトがカッコ良過ぎる!」

何度溜息をついたことか!圧倒的な存在感、朗々たる歌声、男の野望と色気が素晴らしい♪ギラギラしてて、映画版のアンディ・ガルシア好きにも納得の配役かと♪とにかく一見の、いや、あの歌を聴くだけでも価値ありです。

特筆するならクィーン・ダイアナ(霧矢大夢さん)と、イェン(坂元健児さん)も良かったなあ~!お二人の見せ場、さすがというか、圧巻でした。11人もいるとモブ化しそうなものですが、仲間たちもそれぞれ個性的で面白かったですwww

で、もうひとつは「見せてもらおうか、山本耕史のラスティ・ライアンとやらを!」だったわけで。映画版ブラピとの比較はともかく、映画がそもそも大好きだから怖いもの見たさでしかないのですけどね・・・(^^;

結論。山本耕史のラスティは器用で楽しくて面白かった♪やはりあの人はいつもどんな作品でも(爆)私たちの期待を裏切らない!中のヒトの歌とダンスの上手さはよーく知っておりますので、ジャニ従えて踊る山本耕史の図、を一度観てみたかったけど願いが叶いました♪ダンスで指の先まで神経行き届いてたり、足さばきの軽やかさや、ちょっとした台詞の遊び心、久しぶりに「コメディな山本さん」を堪能。

誰よりも嬉々としてる彼を見るのは(芝居全体的にはいろいろ言いたい部分もあったけど!)、いち観客として楽しかったです。←ああいう男子校みたいなノリ、好きそうですよねー…しかも二番手で美味しいトコ!


―――が。


あれであのチケット価格?! ←もともとオーブの公演は高い。
舞台セットや衣装の豪華さ、絢爛さもあるものの、それが目的で行ったわけじゃないですし。

それから、これは事実として…「上手いの」と「下手なの」の差がはっきりしすぎてて、途中で「わー、この調子で3時間やられたら勘弁w」と、正直思いました。いろいろ大人の事情の絡んでるものなので、仕方ないですがね…お金取ってるんだからさ…(^^;


 ★


それはさておき。
庵主は明日からしばらくの間、再び日本を離れます。(ブログはお休みします)一応、帰国後7月のチケットもあるので、もうちょっと進化していることを(そこそこに)期待しておりますが、半分くらいは行かない方に心が傾いています。私個人の価値観では、あんな大金払うくらいなら別の舞台をいくつか観に行きたいと思いますので!