テレビで「根津神社」のつつじが満開見ごろとのこと。
さっそく、行ってみる。
学生のころ、近くの「六義園(りくぎえん)」に行った記憶がよみがえり、二ヶ所の「つつじ」を見比べることにした。
まずは、六義園から。
東京メトロ「南北線」の「駒込」で下車。この時期、通常開門していない「染井門」から入れるので、便利だ。
4/30、秩父の羊山公園行き、そこで見た人工的な模様を描く芝桜には少々残念な気分になった。
しかし、同じ「人工的」であっっても、こちらの日本庭園は、池を掘り、山を築き、まさに名勝といえる後世に残すべき文化財。
しかも、四季を感じることのできる空間。岩崎弥太郎が目をつけるだけのことはある。
園内は平日であるためかガラガラで本当に落ち着く。
中でも、標高35mの築山にある「藤代峠」からの景色はすばらしい。時間を忘れてしまう。
また、ここで感じるのは「つつじ」以外の樹木が一本一本無駄なく配置されている日本庭園のすばらしさだ。
紅葉のころはもっといい感じかも。。。
こちらは通常の入り口。染井門ではありません。
藤代峠からの景色。最高です。
この時期、新緑もきれいです。
続いて「根津神社」。
二つ先の駅「東大前」までは「本郷通り」をまっすぐ進めばよい。
歩いていると、お寺が多いのに気づく。風情があっていい町だ。
東大の手前を左に入り、すばらく進むと「根津神社」がある。
こちらは、普通の神社で確かに「つつじ」はすばらしい。「六義園」のつつじはもう、終わろうとしており、「つつじ」だけならこちらのほうがよいかもしれない。
しかし、全体のスケールは、はるかに六義園が勝っている。
東京にも、見所はたくさんあるな、と実感させられた一日であった。