当たり前のことですが、私の入院・自宅療養中にも
大谷選手の目覚ましい活躍は続き、能登地方にまたしても大水害・・次期首相に選ばれる自民党新総裁が決まり・・世の中は動き続けています。
入院中はひたすらうつ伏せ(&うつ向き)でしたので TVを観ることはなく
radiko(ラジコ)でニュースや InterFM を聴いたり、携帯に入れていた音楽を聴いたり。
私は普段、音楽は何かをする時のBGMとしてかけていることが多いのですが
眼帯をして目を閉じ、うつ伏せで耳から入ってくる音楽だけに集中していると
それまで表面的に主旋律だけを聴いていたような音楽の、内側や重なって刻まれていた別のリズムや旋律に気づき、元来音痴の私でも改めて繊細な音の世界に埋没する毎日でした。
そのままいつの間にか眠ってしまっていることも多く、
夢かうつつかわからないはざまで、波が海岸の足跡をきれいに消していくようなそんなイメージを描いていたような。
11年前の9月に縄文杉登山をした屋久島で、宿の横に広がる永田浜をイメージしていたように思います。
目の奥の傷痕を、打ち寄せては引いていく波がなだらかに修復してくれている感じ。
それは、引き潮。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回、9月の初めに右目の症状に気づいてから、病院にかかるまでの一連の行動は、我ながらすばやかったのですが
いくつか楽しみにしていた予定をキャンセルしなくてはなりませんでした。
①5月にも参加した、ヨガの先生主催のパークヨガ(*先週末)
②しながわ宿場まつり(*今週末)
③高校の同窓会@鹿児島(*10月第二週の連休)
③は久しぶりに2泊3日の予定で帰省(実家はもうないのですが。。)これとはまた別に、親友二人とは会う約束をしていて本当に楽しみにしていたのです。。
新幹線ならいいのですが、飛行機に乗るのは術後1ヶ月から・・と言われています。。orz..
初診の診断を以て、あちこちにキャンセルの連絡を入れながら
何より残念でたまらなかったのが、やっぱりこの二人と会えなくなったことでした。
二人は同じ高校を卒業後、鹿児島の大学に進学し、鹿児島に暮らしています。
賢く優しいこの二人はまさしく、よか薩摩おごじょ(薩摩美人)。
二人からメッセージと、お見舞いが届きました。
懐かしく変わらない美しい文字に心が和みます・・
桜島のティッシュケース、「おやっとさぁ(お疲れさま)」のメモ帳、薩摩茶 (^。^)♪
メモ帳は、折ると1枚ずつ飛び出す「だれやめ(晩酌)」のお膳。
可笑しい〜♪ 思わず笑っちゃいました。
この可笑しさと明るさこそが、薩摩おごじょの真骨頂! (^^)/
義母から届いた、夫の故郷の山田饅頭と一緒に、友人たちからのお茶で一服。
元気が出てきました。ありがとう♪(^.^)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
右目の中にはまだもう少しガスが残っていて
ぽろんと一つ小さなビー玉のような水たまりが、目の中でコロンコロンと転がっています。
縁の色はチャコールグレイで内側に向かって少しずつ薄い透明になっている水玉。
いつまで私の目の中にいるのかな?
来月初めに退院後の診察。(術後二週間)
その後も定期的に経過観察で通院することになると思いますが
日に日に回復していますのでご安心ください。^^
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜