四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

東北旅行1(秋田篇)

2014-11-06 | 旅行(*国内)

11/1~11/3 の連休を利用して、二泊三日で夫と秋田青森を旅行してきました! 東北を旅するのもこれが初めてです beginner
長男が来年の3ヶ月間、東北地方での勤務が決まっているので行ってみたくなったということもありますが、正直に申しますと・・
「そぞろ神の物につきて心を狂わせ、道祖神の招きにあひて取るもの手につかず・・『奥の細道』」という芭蕉の心境と全く同じで... (^_^;)
ぶ厚い毛糸の股ひき(スパッツ)をはきこんで東北の旅に出ましたrunrun

ここ1年半ばかり、行きたいところに行ける時に行っておきたい気持ちが高ぶり(←道祖神 niko の招き?)旅に出たいその気持ちを押さえきれません<(_ _)>(←そぞろ神 be に取り憑かれている?)

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■秋田

《抱返り渓谷》
「抱返り神社」から「神の岩橋」を渡って「回顧(みかえり)の滝」までを往復ゆっくり1時間半、日に日に色を変える表情に思いを馳せながら歩きました
落葉も始まっていましたが、錦と深い翡翠色の対比が胸に迫ります...

 

 

 


 


 

 

 

 



《なまはげ@田沢湖駅》番外編です(^-^;)

 


《鶴の湯@乳頭温泉》
田沢湖駅前から羽後交通の路線バス(乳頭線)に乗って35分、田沢湖高原にある「アルパこまくさ」のバス停まで鶴の湯の方が送迎バスで迎えに来て下さいましたbusそこから10分位?で到着!
以前から泊まりたかった「鶴の湯」に運良く予約できて嬉しかったです
山の上にあるこの温泉郷では、季節はもう晩秋に移っていました




私たちが泊まる部屋は左側に並ぶ本陣ではなく右に並ぶ三号館
宿の方たちは皆とても温かく、ここにいると時間がとまったよう...
余分なものを削ぎ落とした六畳一間は、何ともしっくりと落ち着いて居心地がいいのです


温泉に浸かる前に、宿の裏手に続く「ツアールの森」を散歩してみることにしました
厚く積もったブナの落ち葉を踏みしめながら歩く道はふかふかしていて、森の薫りに満ちています(✿◡‿◡ฺ)
森の音だけに耳を澄ましながら、この静けさを愛している自分につくづく気づくのです






鶴の湯には混浴露天風呂の他にも、女性専用露天風呂が二つ、男女別の白湯・黒湯・中の湯・滝の湯、と七つの湯が涌いています
どのお風呂に浸かっていてもそれぞれに鄙びた秘湯の風情に包まれます
丁寧に手を入れながら使い込まれ、大切に守られているお湯なのがよくわかります
私は、夕に夜に早朝に... 混浴露天以外の6つの湯を何度も廻りました
写真はdown宿の中の小径から誰でも覗ける大らかな混浴露天風呂yu

 


晩秋の一日がとっぷりと暮れ、静寂の中にはお湯の匂いが立ちこめて川のせせらぎだけが聞こえます


夕食は本陣にある広間で食べることになっていましたが、たまたま部屋順がそうだったみたいで、私たちは囲炉裏端の席でした
囲炉裏には山の芋鍋の大鍋がかけられ、イワナの串が焼かれています
この匂いだけで・・食もお酒もすすんでしまう・・ sakesakesakesakesake
地ビールもイワナの骨酒もいきます!ぐびぐびっっ...






鶴の湯温泉の夜はこんな感じに静かに更けていきました(^-^

《田沢湖》
翌朝7時前にはまた、早朝にも関わらず鶴の湯の方が送迎バスで田沢湖高原にあるバス停まで送って下さいました
路線バスを待つ間に見た朝もやに包まれた田沢湖の風景は幻想的です

 


bus 路線バスにしばらく乗ると、さっき高原の上から臨んだ田沢湖が車窓右手に見えます


田沢湖駅では角館行きの新幹線「こまち」の時間まで間があったので、鶴の湯さんが作って下さったおにぎりのお弁当を駅の構内で頂きました
宿の朝食は7時からだったのですが、その少し前に発つ私たちの為にお弁当を持たせて下さったのです
思ってもみなかったお心遣いに、有難さが胸に沁みました・・


《秋田内陸縦貫鉄道 metro
本来田沢湖駅から青森の十和田湖方面に向かうには、角館方面ではなく盛岡へ出て八戸、そこから十和田湖へ向かうのが順当だと思います
ところが私が.. 何としてでも秋田内陸縦貫鉄道に乗りたく.. (^-^;
田沢湖駅から角館駅に向かい、鷹巣駅までの2時間半を一両編成各駅停車のこの列車に乗れるようプランし、それを叶えた次第です(^^)/



角館を出て次の駅、羽後太田を過ぎるとすぐに左車窓に「田んぼの中にお見送りの人たち・・?」と思いきや「案山子さんたち」でした♪

 


車窓の風景を楽しむ長閑な列車旅のはじまりはじまり(^。^)



 



 



《奥羽本線 metro
秋田内陸鉄道を鷹巣駅で下りて、駅前のラーメン屋で腹ごしらえ♪


奥羽本線、鷹ノ巣駅から途中弘前駅で乗り換えて青森駅へと北上します







弘前を出てからはずっと、左手に岩木山が見え続けていました fuji
青森駅には、この日の宿「蔦温泉旅館」の方が迎えに来て下さることになっています(*^-^*)

今回の旅行記は、この後に続く「東北旅行2(青森篇)」で締めくくりたいと思います
着物の話題から外れてしまいますが、ご興味のある方はどうぞお付き合い下さいませ<(_ _)>

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