今年は秋の深まりが早いように感じていましたが、台風が過ぎてまた・・ぐんと深まったような気がします
今日のお稽古は「着物講座」で、生徒さんのご希望に合わせて「和の文様」の内容で進めました
その中では私の私物をお見せしてご参考になさって頂くこともあるのですが、他の生徒さんからメールでご質問頂いていたこともありまして「菊」の文様についてだけ、簡単に記事にしておきたいと思います
「菊」は季節についてのご質問を頂くことが多い文様です
秋に限定される方もいらっしゃいますが、そうではなく通年使っていい文様です
菊には色々な品種があり、一年を通して活け花にも使われていますね
日本や中国では格式を表すことも多いですが、華やかで豪華な大輪の菊から楚々とした野菊まで、その風情の楽しみ方も様々です
帯の素材や色、織りか?染めか?、一緒に描かれている(織られている)文様、などで季節やTPOを選んでいくといいでしょう
私の帯の中から「菊」の文様が使われている3本をご紹介しながらご説明したいと思います(^-^
菊は葉の形も美しいので調和を楽しみたいですね
































【西陣織の袋帯】
金糸銀糸も用いられている織帯なので、格のある江戸小紋・色無地・付け下げ・訪問着に合わせて締めています
必ずしも・・というわけではないのですが、帯地が茶色なので秋~冬に合わせた方がしっくりくる気がして、この帯はそうしています

【縮緬の染め名古屋帯(一部刺繍)】
縮緬地なのでその素材感を暑苦しく感じる初夏の時期には締めていませんが、初夏・夏を除く時期には締めています
金駒刺繍が施されているので少しドレッシーな雰囲気もあり、色無地・小紋・お召しに締めることが多いです
たまに無地の結城紬にも締めることもあります

【絽塩瀬の染め名古屋帯】
絽塩瀬なので、初夏の単衣(ひとえ)の時期から夏中・・天候によって9月前半位まで締めています
万寿菊が丸く可愛らしいので、雰囲気が合う夏紬にも夏の色無地や小紋にもコーディネートします

































加えて「菊」のモチーフを使った「帯留め」の私なりのTPOもご紹介致します<(_ _)>

(右上)
べっ甲に一部螺鈿も施されている上に、大きさも大きく存在感もあるので、専ら華やかな席で着用
(左・中)
二つとも薩摩焼なので、小紋や紬の時に着用しています
(中)は小さいので、よりカジュアルなシーンでさりげなく使うことが多いです
帯留めは、帯の柄との兼ね合いで必ずしもした方がいい場合だけではありません
洋服の時に、ただアクセサリーをたくさんつければいいわけではないのに似ていますね(*^-^*)
































菊科の花は本当にたくさんあります
今玄関に生けているのは ✽オレンジのダリア✽ ←これも菊科の花♪
































今日のお稽古は「着物講座」で、生徒さんのご希望に合わせて「和の文様」の内容で進めました
その中では私の私物をお見せしてご参考になさって頂くこともあるのですが、他の生徒さんからメールでご質問頂いていたこともありまして「菊」の文様についてだけ、簡単に記事にしておきたいと思います
「菊」は季節についてのご質問を頂くことが多い文様です
秋に限定される方もいらっしゃいますが、そうではなく通年使っていい文様です
菊には色々な品種があり、一年を通して活け花にも使われていますね
日本や中国では格式を表すことも多いですが、華やかで豪華な大輪の菊から楚々とした野菊まで、その風情の楽しみ方も様々です
帯の素材や色、織りか?染めか?、一緒に描かれている(織られている)文様、などで季節やTPOを選んでいくといいでしょう
私の帯の中から「菊」の文様が使われている3本をご紹介しながらご説明したいと思います(^-^
菊は葉の形も美しいので調和を楽しみたいですね
































【西陣織の袋帯】
金糸銀糸も用いられている織帯なので、格のある江戸小紋・色無地・付け下げ・訪問着に合わせて締めています
必ずしも・・というわけではないのですが、帯地が茶色なので秋~冬に合わせた方がしっくりくる気がして、この帯はそうしています

【縮緬の染め名古屋帯(一部刺繍)】
縮緬地なのでその素材感を暑苦しく感じる初夏の時期には締めていませんが、初夏・夏を除く時期には締めています
金駒刺繍が施されているので少しドレッシーな雰囲気もあり、色無地・小紋・お召しに締めることが多いです
たまに無地の結城紬にも締めることもあります

【絽塩瀬の染め名古屋帯】
絽塩瀬なので、初夏の単衣(ひとえ)の時期から夏中・・天候によって9月前半位まで締めています
万寿菊が丸く可愛らしいので、雰囲気が合う夏紬にも夏の色無地や小紋にもコーディネートします

































加えて「菊」のモチーフを使った「帯留め」の私なりのTPOもご紹介致します<(_ _)>

(右上)
べっ甲に一部螺鈿も施されている上に、大きさも大きく存在感もあるので、専ら華やかな席で着用
(左・中)
二つとも薩摩焼なので、小紋や紬の時に着用しています
(中)は小さいので、よりカジュアルなシーンでさりげなく使うことが多いです
帯留めは、帯の柄との兼ね合いで必ずしもした方がいい場合だけではありません
洋服の時に、ただアクセサリーをたくさんつければいいわけではないのに似ていますね(*^-^*)
































菊科の花は本当にたくさんあります
今玄関に生けているのは ✽オレンジのダリア✽ ←これも菊科の花♪































