四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

帯をリメイク(^^)v

2020-09-04 | 着物まわり
9月に入りました
残暑は続いていますが、空を見上げると雲にも秋の気配が、そして台風のニュースを聞いても「ああ、9月なんだなあ」と思います

九月は長月
夜が長くなってきているからでしょうか^^

秋の夜長に向かいながら、皆さんはいかがお過ごしですか?
私は、CSチャンネルの韓国王朝歴史ドラマと中国王朝の特に後宮を舞台にした歴史ドラマにはまっていて、夜更かし気味です^^;

特に、中国王朝後宮の貴妃はもちろん女官たちも、衣裳や髪飾りが美しすぎて惚れ惚れします
刺繍もですが、色の組み合わせも日本とは少し違うのでに、私の中にもしっくりと刷り込まれていく感じ ...
まさしく美の極致です

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家にいる時間が長くなり、着物や帯の箪笥の中を使いやすく整理し直したりもしています

15年以上前にアンティークを扱う目黒の「池田」で購入した紫色の紬の八寸名古屋帯は350㌢
一重太鼓を結ぶには短めで結ぶのに少し苦労する長さでした
そういう帯は締めなくなります

もう1本、ほとんど締める機会がなかった紬の半巾帯がありました

長い夜に帯を触っていたら、何か作ってみたくなりました

リメイクすると決めたら、縮んでもかまいません
この2本、洗濯機でがらんがらんと洗いました(^^)/ 🌀
→ 干して乾かしますsun

どれくらい縮んだかというと
       ↓↓
 ・紫の八寸名古屋帯 : 350㌢(洗濯前)→ 346㌢ (洗濯&乾燥後)
 ・白鼠の半巾帯:400㌢(洗濯前)→ 392㌢(洗濯&乾燥後)

想像していたより縮みませんでした!
そして、巾はほとんど変化無し!!

食卓で使うランチョンマットとテーブルセンターを作ることにしたので、清潔第一☆
さっぱりと洗い上がり、汚れも落ちてふっくらとした手触りになって心地いいです

洗濯機に入れる時は全く躊躇しなかったのに対し、ハサミを入れる時は勇気が要りました

間違えて裁断してしまうと、使い物にならなくなってしまうので。。
和裁士の方が、反物を裁断する時の気持ちがわかるような気がしました
レベルは全く違いますが・・


八寸名古屋帯は、芯を入れずにかがるだけの仕立てになっていますが、お太鼓になる部分は二重に両端をかがって厚みをもたせてあります
「返し」といわれる部分ですね! ↓この帯は134㌢ありました


「返し」の部分は、二重のまま飾り棚の敷物に使えるように作りました

あとの一重の部分を使って、ランチョンマットを4枚作ります(^^)/
手持ちのランチョンマット(45㌢)ではいつも、ナイフ・フォークを置くのにもう少し巾が欲しいなあ~と感じていたので、出来上がり巾が50㌢になるように、両端は三つ折りにし、アイロンで押さえてまつり縫い(*^^*)


もう一本の半巾帯の方は、裁断だけで縫い要らず♪
元々、両端は房のようになったまま処理してある帯でした

半分に裁断して、横糸だけをほどいていくと縦糸が残って房になる構造です
こっちの方は、あっという間に2本のテーブルセンターができました



自分サイズのランチョンマットとテーブルセンターの出来上がり☆
どちらも洗濯後もアイロン不要のすぐれもの\(^o^)/
どんどん使います♪


八寸名古屋の「返し」の部分で作ったセンターは、玄関に置いている薬箪笥の上に敷いてみました↓ 家でももう20年以上使っているアンティークの薬箪笥です


ランチョンマットや敷物に使うためには、洗濯できないことには用をなしません
洗濯機で洗えることを新発見し、テーブル周りの物にリメイクした自分を褒めていま~す(*^^*)

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