四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

初夏の白い帽子とくっきり朱赤

2022-06-01 | 着物コーディネート

6月になりました。

ん十年も前になる学生時代の、制服の衣替えを思い出しています。
思い起こすと・・私は制服に恵まれて?いて、どれも気に入っていました。

小学校の夏服は、白いボタンがついたかわいい水色のジャンバースカート。
中学では市内のほとんどの学校の夏服が水色のセーラーだった中で、私が通う学校はひときわ目立つ木賊色(深い緑)のセーラー。
高校の夏服は、どこの県立高校も同じような紺・白のセーラーなのですが、母校のにはくっきりと1本白いラインが入っているのが冴えていました。

こんな風だったので6月は、脱皮するように冬服を脱ぎ、通る風にせいせいしながら、目の前が鮮やかに輝き出したのをよく覚えています。
女子はこの季節に、みんな一斉にきれいになっていました♪(^。^)

同性の私でもそう感じるのだから、
男子たちには眩しすぎて目のやり場に困っていたに違いない!

洋服の季節感はだいぶ薄れてきているようなこの頃、着物の決まりごともだいぶ緩くなりました。

私もGWから単衣を着る年が多くなっています。
本来なら、6月から単衣。

それでもやっぱり着物を着る楽しみは、季節や色と遊ぶ感覚。
素材や色・季節の植物や生物・自然の風景・・との調和を意識します。

今日は朝から、杢目文様が織り出された本塩沢を着てみました。
塩沢は藍色の方を着ることが多いので、これに袖を通すのは久しぶり。
帯留めはアンティークの虫喰い珊瑚です。

昨日撮った、下の公園のヤマボウシ(山法師)  

毎年、咲き出すのを楽しみにしている花です。
濃い葉色の中にくっきりと白い花が上を向いて咲きます。
なので、山法師と呼ぶより山帽子の方がぴったりかと。
学生時代の夏の白い制帽を思い出すのです。



この季節、もう一つ私の好きな花は柘榴(ざくろ)。
花言葉は「成熟した美しさ」だそう。いいなあ・・



今日はいつもなら朝からスポーツセンターに行っている日のはずなのですが
午前中に用事があって、朝から着物を着ています。

午後には着物を着替えて、スパッツ&Tシャツ (^^)/ → 運動してきま〜す

 


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