【コラム:すきやばし二
郎の履歴書】
腕のよい職人が出す品は、
どこで修行をしてきたか、
わかる場合があるという。
銀座の「すきやばし二郎」
の店主、小野二郎氏は、
1925年生まれ、
浜松で板前をしていたが
26歳で、銀座の名門
鮨店「与志乃」(よしの)に
弟子入り。
先代、吉野末吉(故人)に
天才肌を見抜かれ、三年
後、大阪店の花板(板長)
として腕を振るう。その後、
東京に戻り独立。
小野二郎氏の戒め
・タイは握らない。
・採算を度外視しても
シンコを握るのが鮨職人
の意地。
・高価希少な星ガレイは
白身の王者に非ず。
・鮨を食うのに、順番はなし。
・握ったら、すぐ口の中へ。
余談だが、
吉野末吉が亡くなると、
「与志乃」のから客が離れる。
名門は、一代限りが掟。
技とあの世にいくのが鮨職人
と落語家なのである。
郎の履歴書】
腕のよい職人が出す品は、
どこで修行をしてきたか、
わかる場合があるという。
銀座の「すきやばし二郎」
の店主、小野二郎氏は、
1925年生まれ、
浜松で板前をしていたが
26歳で、銀座の名門
鮨店「与志乃」(よしの)に
弟子入り。
先代、吉野末吉(故人)に
天才肌を見抜かれ、三年
後、大阪店の花板(板長)
として腕を振るう。その後、
東京に戻り独立。
小野二郎氏の戒め
・タイは握らない。
・採算を度外視しても
シンコを握るのが鮨職人
の意地。
・高価希少な星ガレイは
白身の王者に非ず。
・鮨を食うのに、順番はなし。
・握ったら、すぐ口の中へ。
余談だが、
吉野末吉が亡くなると、
「与志乃」のから客が離れる。
名門は、一代限りが掟。
技とあの世にいくのが鮨職人
と落語家なのである。