佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

『汲む』

2019-10-10 16:57:14 | 日記
大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女がいました。

立居振舞いの美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました

そのひとは少女の背のびを
見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき

堕落が始まる 落ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった
人を何人も見ました

少女はどきんとし
そして深く悟りました
大人になってもどきどきしたって
いいんだな

ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ

子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それを鍛える必要は少しもなかった
のだな

年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されて
いる きっと・・・・

少女はかつてのあの人と同じくらい
の年になりました

たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです

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『傷心と空虚、どっちをとるか』

2019-10-10 16:47:54 | 日記
結婚を別にして、人間は、男と女の
関係が始まったらあとは別れがある
だけだ。これは体験的要素。

問題は、別れがはやい時期におとず
れるか、あるいは少しでも先にひき
のばせるかだけ。

恋の初期があれだけ甘美でめくるめ
くような興奮で満たされるのは、つ
ねにどこかに、いつかこの恋で終わ
ることを恐れる気持ちがかならずか
くされているからである。

あなたは、『空虚』と『傷心』と、ど
ちらをとる?」

「『傷心』を」

なんにもない人生なんていやだとい
うわけだ。たとえ傷ついても、なに
かあったほうがいい。

「私は『空虚』をとる。傷つくのは
いやだ」

そのころの私は思ったものだ。『空虚』
なんて死と同じだと。傷ついたって
いいじゃないか。

あのときこうしておけばよかったのに、
と、取り返しもつかないようなあとに
なって後悔するほどむなしいことは
ない。

やりたいたいことをやって後悔する
なら後悔のしがいもあるが、やらな
かったことを後悔するのは、なんとも
つらいだろう、と。

そんなわけで、私が歩んできたのは、
ずっと例外なく『傷心』の人生だった。

で、あらためて、いま、私は自分に
問うてみるのだ。『傷心』か『空虚』
かと。

驚いたことに、私は、「なにがなんでも
『傷心』に決まっている」と飛びつけ
ないのだ。

若いときの傷のなおりははやい。傷口
はすぐにふさがり、傷あとさえ残らない。
肉体的にもそうだ。ヤケドなどしても、
二~三日で消えてしまう。

ところが年をかさねるにつれて、傷は
なおりにくくなり、傷あともなかなか
消えない。へたをすると、傷口は永久
に残ってしまうこともある。

しかし冷静になって考えると、男と女
の関係、いいではないか。別れもまた
いいではないか。大事なのはどのよう
な別れをするか、その別れの質なのだ
から。

せめて、いい別れ方のできる恋愛であ
るよう、と心をくだくべきであって、
ティーンエイジャーのように尻込みす
るときではない。

いまは秋である。庭を吹く風に透明度
がくわわり、ひんやりと冷たい。
それにしても妙にさびしいものだ。

人間の出会いの最初の段階で、もう
別れ方のあれこれを考えているなんて。

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「草紅葉」  ーくさもみじー

2019-10-10 15:46:45 | 日記
別れ際にきみが見せた表情は
ぼくの知る どんな顔とも違って
いた
淡々とした哀しみが 金色の光を
放つ
それは 去ってゆくものだけが
持てる輝き

『野に広がる紅葉』
秋も深まると、山の木々の紅葉が
野や里に下りてきます。
同じころ、田の土手や畦などの
草もいっせいに色づいて、

靴で踏むのが惜しいほど美しく
なります。それが「草紅葉」。
「草の錦」ともいわれます。

でも、その美しさもほんのひと
ときで、霜が降りるととたんに
枯れてみすぼらしくなってしまう
のが草紅葉のはかなさでしょう。

紅葉する草の中でもほうき草は
変わっていて、夏は緑色の細い
茎が秋になると濃いピンクにな
ります。

名前のとおり、茎は乾かして
ホウキにし、実は「とんぶり」
といって、畑のキャビアといわれ
るほどおいしいものです。



金 K18   ¥3890
プラチナPT950 ¥2790
【買取値】

※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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言の葉の庭

2019-10-10 12:16:54 | 日記
恋はいつも、

さよならよりせつない


YouTube
【歌詞付き】Rain 【言の葉の庭主題歌】

https://www.youtube.com/watch?v=zF_GrtdTBww



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『忘れ種』―わすれぐさー

2019-10-10 12:06:18 | 日記
失恋した親友を慰めるため、
女二人で贅沢三昧の旅に出た。

旅館のいちばんいい部屋を
とって、おいしいものを
食べて・・・
でも、ふとした拍子に彼女
の瞳が曇る。

夜、二人で露天風呂に行ったら、
きれいな月が出ていた。

大きな満月を見ていたら、自分
たちがちっぽけな存在に思えて
きて・・・・。

彼女は少しだけ元気になった。

『忘れ種』ワスレグサ
心配や心の憂さを吹き払うもの。



金 K18   ¥3890
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※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
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思いやりという芳香 をまとう

2019-10-10 11:46:25 | 日記
「もしかして、私のために
おしゃれをしてきてくれた
のかな」

と、相手に思ってもらうの
は、とても大切なこと。

とくに男性が女性のために
おしゃれを頑張っているの
は、女性の心を動かすもの。

ヒトは、年齢よりもおしゃれ
をしなくなることで老けます。

いつまでもおしゃれに興味
をもち、努力をしつづけて
いる人は、その生き方が

自然に洋服にもにじみでて、
その人の魅力がを保てるも
の。



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※店オープン中
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あなたの心

2019-10-10 11:34:46 | 日記
人の評価って、誰だって
怖いもの。

昨日まで人気者だったの
に、突然いじめられたり、

たったひと言上司に反抗
しただけで、会社にいづら
くなったり・・・・。

いつのまにか、他人の顔
色をうかがってしまう。

そして、そんな自分を嫌
になってしまう。

でも、そう思うのは、あなた
が心のきれいな人間だから。

他人の評価に惑わされず
に生きていきたいと強く願う
からこそ、

今の自分を否定したくなる
のです。

私たちが心で望む自分で
あること・・・・・
そのことを忘れなければ、

いつか本当に「自分の大好
きな自分」になれるはず。


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※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
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