フランスでは「手の動きに
よって、その家の躾(しつけ)
が分かる」というぐらい、
手の表情、手のしぐさを大切
にします。実際ディナーの時
など、手のしぐさが美し方に
は、思わず見とれてしまします。
昔から「目は口ほどに物を言
う」と言って、まなざしの表
情には比較的意識的な多い日
本ですが、美しい手のしぐさ
を雄弁に自分の想いを表現で
きる、最高のアクセサリー。
ぜひ、フランスの方の美しい
手の表情、身につけてみませ
んか。
まず絶対に避けたいのが、口
に手をあてたり、手を無駄に
顔のところに持ってくること。
因みに、天皇家では強風でも
髪を手でおさえるのはタブー
です。
「口元に手を持っていっては
いけない」「食事の時に髪の毛
を手で触れてはいけない」と
いうのは、厳然としてある常
識的マナーです。