“たとえば あの鶯みたいに
誰にも負けない声があったら
もっと勇気を出せるでしょう
か
「あなたが好き」と言えるで
しょうか“
王朝歌人たちも待ちわびた声
鳥や獣や虫が、その年のその
季節に初めて鳴く声を「初音」
といいます。
夏を告げる郭公(かっこう)の
初音や、秋を感じさせる鹿の初
音など、昔から歌人たちは、い
ろいろな初音を歌の題材にして
きました。
でも、日本人が最も愛してきた
初音は、やはり、春を呼ぶ鶯の
声でしょう。特に王朝の歌人た
ちは、それを聞いた誰かに教え
ずにはいられないというほどに、
鶯の初音に思いを寄せていたよう
です。
ふるさとへゆく人あらば言ひつ
てむ
今日のうぐひすの初音聞きつと
/ 源 兼澄
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