読売新聞に「東北応援」をするために「東北産を買おう」と
いう記事が出ていました。
ゴールデンウィークに青森から岩手に旅行に行くはずでした。
けれど3月末にすべてキャンセルしました。
新幹線すら目処が立っていなかったのです。
夏休みに東北祭りに行ってみようかな~
でも応援したい人でごった返しているかもしれませんね。
それも楽しそう!!
**********読売新聞より*****************
毎日の食卓に載るコメ、野菜、魚介類。全国に知られた銘酒、
銘菓、工芸品。東北や北関東の特産品は数多い。
こうした物品の購入は、消費を通じて地元産業を元気づける
復興支援と言えよう。「バイ(買う)東北」の輪を広げたい。
きっかけの一つとなったのは、岩手県の蔵元が「自粛せず、
東北の酒を飲んでほしい」と訴えたネット動画だった。
50万件以上の視聴があり、注目を集めた。
宮城県石巻市にある老舗の笹(ささ)かまぼこ店には、全国から
約1万通の励ましの手紙が届き、営業再開を後押しした。
地域に雇用と所得をもたらす地元企業の復活は、被災地に勇気と活力を与えるだろう。
「応援消費」の動きは、全国に広がっている。
百貨店やスーパーが農産物セールを開催し、ホテルや居酒屋は東北地酒フェアに取り組んでいる。
被災県のアンテナショップを訪れる人、社員食堂のメニューに東北産の
食材を取り入れる企業も目立つ。
一過性にせず、息の長い取り組みにすることが大事だ。
東北は、観光資源も豊富だ。旅行に出かけて応援する手もあろう。
仙台空港は13日、国内線の一部が運航を再開した。東北新幹線も
月内に全線開通の見通しだ。
仙台の七夕まつりなど、東北3大祭りは予定通り開催される。
旅行業界は多彩なツアーを企画し、需要を喚起してもらいたい。
応援消費が盛り上がる一方で、原発事故の風評被害などが尾を引き、
被災地の農産品は大きく値崩れしたままだ。
小売業者など売り手側が「消費者に受け入れられない」と、被災地の
青果物の仕入れを敬遠しているためとみられる。
物産フェアがにぎわうのはいいが、販売量はそう多くはない。
生産者が望むのは、通常取引で販売量や価格が正常化することだ。
消費者も、風評に惑わされず、自分の目で商品を見定め、
冷静に行動することが必要であろう。
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