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北にもカトリックの聖堂が…

2008年11月11日 | 東北アジアの平和


北側で唯一の聖堂, 奨忠聖堂

2008年 11月 11日 (火) 11:36:37 金ヤンヒ記者 tongil@tongilnews.com



本社金記者が ‘平和3000’の主催した北側支援事業場訪問団の一員として、 9月 27日から 30日まで 3泊4日間平壌を訪問した.これは記者の日記形式の報告。

女性信徒が 70%にのぼる


奨忠聖堂は 1988年 6月 30日、初めて立てられ今年で20年になる.

大きさは南の地方聖堂水準だ. 北側全体のカトリック信者は 3,000人余り位で、平壌にだけ 800人余りがいる。 週一度集まり、平日も時折集まると言う.

“奨忠聖堂は聖母マリア聖堂だから 女性信徒が 70%にのぼる.

しかし北側には神父がいなくて、正式のミサをあげることができない。自主的に集まって祈祷をすると言う. 北側全体をひっくるめて聖堂は奨忠聖堂一つだけなので、る人々が集まって祈りをささげるのは主に家庭礼拜所で行う。 現在北側全体に家庭礼拜所は、 500余個位に至ると言う.




こんな記事を見つけた。唯物論の国で、…少々稀有な感じ!…
チュチェの国だが1991年、統一教会の文宣明と金日成がに会談している。その後、唯一の国産自動車工場「平和自動車工場」をはじめ、経済支援は半端じゃない。ピョンヤン市ポトン江のほとりに立った平和センター(離散家族の映像面会場所)も教団の寄贈。センター内にはもちろん礼拝堂もあるそうだ。
山にはお寺も、坊さんもいる。まんざら無宗教の国でもなさそう。


一方韓国は、喫茶店の数ほど教会がある。そして、世界各地に宣教師を送っている宗教大国だ(アフガンでの人質事件も)。キリストを信じながら信徒が互いに争い、仏教の寺院を抹殺してくれと祈祷する宗教もある。まさに百花繚乱!
ニューライトの記事を検索していたら、こんな書込みをみた。「ウリナラの人たちは可笑しい。小西行長が神の御旗を掲げて来たのに、追い出そうとした」と。話にならない。もうごっちゃだ。

もちろん北の教会はチュチェ思想を認めた上での存在、…それが宗教と言えるかとの見方もある。が、思想、信条、信仰の自由をうたうゼスチャーだとしても、ガチガチなお国柄から漏れてきたこんな情報には、ホッとする。

正直僕にはよくわからない世界だ。
そこで自分なりに判断の基準を立てた。それは、「平和、統一」にプラスになるか、マイナスか、だ。過去の経緯や先入観、噂、評判などにとらわれず、現在をこの基準に照らし判断したい。

                       namsang