就任直後訪米時のワンショット。
李大統領の対決主義的対北朝鮮観
2008年 11月 19日 (水) tongil@tongilnews.com/訳 namsang
李明博大統領は去る 16日(現地時間) ワシントン(DC)である特派員懇談会で “任期内対北政策目標が何か?”という質問に “韓国の国益は北朝鮮核問題を解決することで, 窮極的に核なしに統一すること”と言いながら “北朝鮮問題の場合、自由民主主義体制で統一するのが最終目標”と強弁した.
南北間統一問題は ‘食べて食われる問題’ではない. すなわち, 南北統一は吸収統一も赤化統一でもない。南北の両体制を認めることで成り立つ. ところが ‘自由民主主義体制への統一’とは吸収統一を意味する. これはその間、南北が合意を成して来た統一問題の根幹を搖るがす問題だ.
これは 6.15共同宣言と 10.4宣言は眼中にもないのみならず、冷戦時代に回帰しようという対決主義的対北朝鮮観の所産に違いない.
オバマ米大統領当選以後、北米会談が近付いた. 李大統領は “北朝鮮核を放棄させるのに役に立つならアメリカ大統領が金正日総書記と会うことは良いこと”と言った. が、その理由だ. “韓米関係が完璧なら何の問題になるのか”と言う. 韓米同盟を最優先の価値に置いている. まるで ‘韓米同盟妄信だ. これは正しくない. 韓米同盟が韓半島問題で最優先の価値になることができないのみならず, たとえそうだとしても、どうにでも変わることができるからだ. 一つの価値にのみかけることはリーダーの選ぶ道ではない. どの国でもそのようにアメリカもまた、国益のために動く. アメリカの国益に北朝鮮が利得なら南韓を捨てて北朝鮮を選ぶこともできるという国際社会の冷酷さを忘れてはいけない.
‘通美封南、もそうだ. 李大統領は今後の北米関係の密着を予想でもするように “アメリカが直接金正日総書記に会えば、韓国が疏外されると言うが...”と懸念しながらも閉鎖的な考えは捨てようと”と強調した. ところで,通美封南の主体は、北朝鮮だ. ところが、北朝鮮は 6.15宣言以後ただ一度も通美封南を使った事がない. これは南北関係を断絶させたキム・ヨンサム政府の時の一日だけだ. 6.15 以後北朝鮮はむしろ ‘我が民族どうし’の理念によって民族融和と南北共助を主張して来た.
北朝鮮は南韓との対話を要求して来たのであり、対決と封鎖を望んだのではない. むしろ南韓が北朝鮮の対話要求にどっちつかずな態度を取りながら回避して来たのだ. 北朝鮮は去る 12日軍部の電通文を通じて南韓の ‘反共和国(反北朝鮮) 対決騷動’を指摘しながら ‘12月 1日から軍事分界線を通じる陸路通行の制限, 遮断’ 方針を知らせた. しかし、南韓から話し合おうとする姿勢は見られない。このままでは、李大統領の対決主義的対北朝鮮観と韓米同崇拝論におぼれ, 本当に通美封南が現実化されることもありうる。
李大統領の対決主義的対北朝鮮観
2008年 11月 19日 (水) tongil@tongilnews.com/訳 namsang
李明博大統領は去る 16日(現地時間) ワシントン(DC)である特派員懇談会で “任期内対北政策目標が何か?”という質問に “韓国の国益は北朝鮮核問題を解決することで, 窮極的に核なしに統一すること”と言いながら “北朝鮮問題の場合、自由民主主義体制で統一するのが最終目標”と強弁した.
南北間統一問題は ‘食べて食われる問題’ではない. すなわち, 南北統一は吸収統一も赤化統一でもない。南北の両体制を認めることで成り立つ. ところが ‘自由民主主義体制への統一’とは吸収統一を意味する. これはその間、南北が合意を成して来た統一問題の根幹を搖るがす問題だ.
これは 6.15共同宣言と 10.4宣言は眼中にもないのみならず、冷戦時代に回帰しようという対決主義的対北朝鮮観の所産に違いない.
オバマ米大統領当選以後、北米会談が近付いた. 李大統領は “北朝鮮核を放棄させるのに役に立つならアメリカ大統領が金正日総書記と会うことは良いこと”と言った. が、その理由だ. “韓米関係が完璧なら何の問題になるのか”と言う. 韓米同盟を最優先の価値に置いている. まるで ‘韓米同盟妄信だ. これは正しくない. 韓米同盟が韓半島問題で最優先の価値になることができないのみならず, たとえそうだとしても、どうにでも変わることができるからだ. 一つの価値にのみかけることはリーダーの選ぶ道ではない. どの国でもそのようにアメリカもまた、国益のために動く. アメリカの国益に北朝鮮が利得なら南韓を捨てて北朝鮮を選ぶこともできるという国際社会の冷酷さを忘れてはいけない.
‘通美封南、もそうだ. 李大統領は今後の北米関係の密着を予想でもするように “アメリカが直接金正日総書記に会えば、韓国が疏外されると言うが...”と懸念しながらも閉鎖的な考えは捨てようと”と強調した. ところで,通美封南の主体は、北朝鮮だ. ところが、北朝鮮は 6.15宣言以後ただ一度も通美封南を使った事がない. これは南北関係を断絶させたキム・ヨンサム政府の時の一日だけだ. 6.15 以後北朝鮮はむしろ ‘我が民族どうし’の理念によって民族融和と南北共助を主張して来た.
北朝鮮は南韓との対話を要求して来たのであり、対決と封鎖を望んだのではない. むしろ南韓が北朝鮮の対話要求にどっちつかずな態度を取りながら回避して来たのだ. 北朝鮮は去る 12日軍部の電通文を通じて南韓の ‘反共和国(反北朝鮮) 対決騷動’を指摘しながら ‘12月 1日から軍事分界線を通じる陸路通行の制限, 遮断’ 方針を知らせた. しかし、南韓から話し合おうとする姿勢は見られない。このままでは、李大統領の対決主義的対北朝鮮観と韓米同崇拝論におぼれ, 本当に通美封南が現実化されることもありうる。