"蝋燭市民鎭圧拒否します"
良心による対価で 10ヶ月間収監中
懲役 2年...李ギルチュンを記憶しなければならない理由は?
*デモ鎮圧を拒否、部隊に復帰せず籠城を続けていた李が、昨年の7月27日ソウル新月洞教会で良心宣言、その足で自ら出頭し裁判が始まった。
裁判でのやり取りの一部
判事ー集会デモ法がどんなに変わらなければならないと思うか?
囚衣を着た若者は落ち着いて答えた.
"平和デモ, 行進など社会的弱者の表現権として、最大限尊重されなければなりません. 公権力は原則を守らなければならないし, 最大限節制される範囲内で行使されなければならないと思います."
判事ー社会に不満がある人々が皆, 道路を占拠し 青瓦台に行進したらこの社会が極度に混乱しないか?
"市民を暴徒や幼い子供のように強制するのではなく市民たちの自律的な判断と決定をもうちょっと信じてやるべきです。 そうしてこそこの地のデモクラシーとデモ文化が成熟されて行くでしょう."
ー裁判記録から抜粋
蝋燭 1年, そして良心を守っている若者ー李キルチュン
蝋燭 1年だ. 現行法は破ったといえども人の道は破らなかったと新月洞聖堂に籠城、その後自ら出頭した李ギルチュン、監獄に閉じこめられ 10ヶ月が過ぎた. 去年 5月、光化門で戦闘服を着て送った彼は、今年 5月は青色既決囚服を着てソウル拘置所にいる.
機動警察に服務した彼は 去年 5月 31日と 6月 1日の夜明け, 安国駅で蝋燭市民たちの前にいた. そしてその日, 水砲を発射しながら市民たちを押し出したが自らの良心が焼き焦げるのを感じた.
その後も蝋燭集会を阻むための出動は続いた. 蝋燭を持った市民たちが、道を阻む機動警察に飛ばす講義と揶揄する言葉を聞いて、ヘルメットの中で涙を流したと言った. そして彼はこれ以上、権力の鎭圧道具にはならないと決心した.
良心宣言を準備して, ご両親をやっと説得して記者会見、その後の座り込み籠城、出頭までは、 25歳の若者が一人では担いきれない今の時代の痛みであった. しかし裁判過程はもっと残酷だった.…
…
10ヶ月が経ったが母は、今も接見場で話もできず、 10分間終始泣いてばかりだ. 蝋燭 '1年'という '記憶のコード'、その中にこのような痛みが続いている。果して蝋燭は終わっただろうか?
彼を, 彼の勇気と良心を記憶しよう。
namsang
今日、チョンゲチョン界隈で蝋燭1周年記念集会がある。ネチズンの呼びかけだ。
また警察が鎮圧に出動するでしょう。それでもゲリラ式に、何らかの意思表示や行動はするでしょう。注目したい。