"労動柔軟化が最大課題" 大統領妄言に経済誌は歓呼
硬直した労動市場ではなく、大統領の企業偏向発想だ
2009年 05月 08日 (金) 07:59:54 )
李明博大統領が妄言に近い発言をした. "労動柔軟性問題は今年末までの最優先すべき国政最大課題"と言った. 7日企画財政部庁舍で開かれた非常経済対策会議で….
李大統領は "過去外為危機の時この問題をまともに解決することができなかった点が惜しまれる"、 "今度の世界経済危機の中で労動柔軟性問題を改革することができなかったら国家競争力でおくれるしかない"と強調した.
労動柔軟性が国政最大課題? 最優先的に解決? 我が国の競争力が劣ることも労動柔軟化がならなくて? 常識以下の出たらめな発言だが、もっと驚くべきなことは言論の反応だ. 特に経済誌たちはこの大統領の発言を全面に出し、この機会に労動基準法などを改正しなければならないと拍手を送っている. 特に毎日経済と韓国経済は "硬直した労動市場", "正規職過保護"という表現も躊躇していない.
労動部によると我が国に不正規職労動者は去年 8月には 544万名, 比率では 33.8%にのぼる. 賃金は正規職の 60.9% 水準だ. しかし民主労総などはもう非正規職の割合が 50%を越したと主張している. 実際にILOによれば我が国の臨時職の割合は 2位, 年間労動市場と低賃金労動者の割合, 死亡者数などは圧倒的な 1位だ. それなのにもっと柔軟化しなければならないと言う。